重要度:A 論点:事象とインシデントの区別
問1:情報セキュリティ事象は、全て直ちに情報セキュリティインシデントとして扱わなければならない。
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×:情報セキュリティ事象は、システムやサービスに観測された出来事を広く含む言葉である。その中から、情報セキュリティ又は業務運営へ重大な悪影響を及ぼす、またはそのおそれが高いものを評価で見極めて、インシデントとして扱う。機密性・完全性・可用性への影響はその代表例である。全ての事象がインシデントになるわけではない。
重要度:A 論点:4段階の順序
問2:SGシラバスでは、インシデントハンドリングの基本的な構成として、検知/連絡受付、トリアージ、インシデントレスポンス、報告/情報公開が示されている。
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○:SGシラバスに示された基本的な構成である。異常の受付後に事象を評価し、対応の優先度を決め、必要な対応を行い、関係者への報告や情報公開につなげる。ただし、実務では途中経過の報告やエスカレーションが対応中にも行われ、各活動が常に一方向へ厳密に進むとは限らない。
重要度:B 論点:初動対応の原則
問3:従業員が業務用PCの不審な挙動に気づいた場合は、自分で調査や対処を進める前に、定められた報告先へ速やかに連絡し、指示を受けながら初動を進める。
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○:まずPCの使用を止め、速やかに定められた報告先へ連絡し、組織の規程と指示に従って初動を行う。規程で利用者自身によるネットワーク切断が定められている場合は、その手順に従う。独断で再起動、ファイル削除、初期化などを行うと、証拠の消失や被害の拡大を招くおそれがある。
重要度:B 論点:トリアージ
問4:トリアージでは、事象がインシデントに当たるかの判断に加え、資産の重要度、被害の拡大可能性、法令・契約上の影響なども考慮して対応の優先順位を決める。
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○:トリアージは、限られた要員を重要な案件へ適切に配分するための初期評価である。影響範囲や緊急度だけでなく、対象資産の重要度や法令・契約への影響も判断材料になる。
重要度:B 論点:エスカレーション
問5:受け付けた担当者だけでは判断や対処ができない事象は、あらかじめ定めた基準と連絡経路に従って、権限や専門知識をもつ上位者や専門組織へ引き上げる。
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○:これをエスカレーションという。引上げの基準と連絡経路を規程で定めておくことで、判断に迷う事象でも初動が遅れない。確認を優先しすぎて引上げをためらうと、対応の遅れが被害を広げる。

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