FP技能士3級 リスク管理 一問一答 第1問〜第5問

重要度:B 論点:個人リスク

問1:個人が日常生活において他人にけがを負わせるなどして、法律上の損害賠償責任を負うリスクは、一般に、個人を取り巻くリスクの分類のうち財産リスクに分類される。

【第1問:正解と解説】

正解:×

個人を取り巻くリスクは、一般に、死亡・病気・けがなどの人的リスク、住まいや家財の損害などの財産リスク、他人への法律上の損害賠償責任を負う賠償責任リスクに分類される。他人に対する損害賠償責任のリスクは財産リスクではなく、賠償責任リスクに分類される。

正しい記述
個人が日常生活において他人にけがを負わせるなどして、法律上の損害賠償責任を負うリスクは、一般に、個人を取り巻くリスクの分類のうち賠償責任リスクに分類される。

間違いやすい点
「自分の財産に生じる損害=財産リスク」と「他人に対して負う法律上の賠償責任=賠償責任リスク」の区別が判断の軸である。賠償により結果的に財産が減ることから財産リスクと混同しやすい。


重要度:B 論点:保険制度と契約者保護

問2:社会保険は公的制度であり、民間保険は私的なリスク移転手段として、公的保障を補完する役割を持つ。

【第2問:正解と解説】

正解:○

社会保険は公的制度、民間保険は私的なリスク移転手段として相互に補完する。

間違いやすい点
社会保険と民間保険を同じ運営主体・同じ目的の制度として扱わない。


重要度:C 論点:保険制度全般

問3:共済および少額短期保険は、国が運営する社会保険(公的保障)の一種である。

【第3問:正解と解説】

正解:×

共済や少額短期保険は、国が運営する社会保険ではなく、民間の保障手段として位置づけられる。

正しい記述
共済および少額短期保険は、民間の保障手段の一つである。

間違いやすい点
「共済」という名称から公的制度と誤解せず、民間の保障手段として整理する。


重要度:A 論点:生命保険料

問4:他の条件が同一であれば、保険料計算に用いる予定利率が高い生命保険契約ほど、一般に、保険料は低くなる。

【第4問:正解と解説】

正解:○

予定利率は資産運用による収益を見込んで保険料を割り引く際の基礎率であり、予定利率が高いほど運用収益を多く見込める分だけ割引が大きくなるため、他の条件が同一であれば一般に保険料は低くなる。記述のとおり正しい。

間違いやすい点
「利率が高い=保険料も高い」と直感で逆に判断しやすい。予定利率は保険料を割り引く率であり、高いほど保険料は低くなる、という向きを固定して覚える。


重要度:A 論点:生命保険

問5:払済保険は、以後の保険料払込みを中止し、解約返戻金等を用いて死亡保障を一定期間の定期保険として継続する方法である。

【第5問:正解と解説】

正解:×

記述は延長定期保険の説明。払済保険は、保険料払込みを中止し、解約返戻金等を一時払保険料に充当して保障額を小さくした保険へ変更する。

正しい記述
払済保険は、以後の保険料払込みを中止し、解約返戻金等を一時払保険料に充当して保障額を小さくした保険へ変更する方法である。

間違いやすい点
払済は保障額を小さくして変更、延長定期は一定期間の死亡保障を継続、と区別する。


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