測量士補|現地測量・TS点・細部測量

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「現地測量・TS点・細部測量」の問題集です。一問一答13問、五肢択一4問。各問題の「正解・解説を見る」を開いて答えを確認してください。

このページの略称:準則=作業規程の準則(国土交通省告示)/TS=トータルステーション/GNSS=衛星測位システム

一問一答(○×)

重要度:A 難易度:★1

問1 ○×

現地測量は、現地でTS等又はGNSS測量機により地形・地物を測り、数値地形図データを作成する作業です。

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正解:○

正しいです。第108条の現地測量の定義です。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第108条(PDF p.49) https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:A 難易度:★1

問2 ○×

現地測量ではTS等とGNSS測量機を併用できます。

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正解:○

正しいです。準則は併用も認めています。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第108条 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:A 難易度:★1

問3 ○×

現地測量の標準地図情報レベルは250・500・2500です。

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正解:×

誤りです。原則1000以下で、250・500・1000が標準です。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第110条 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:A 難易度:★1

問4 ○×

基準点に器械を置いて細部測量を行うのが困難なとき、TS点を設置できます。

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正解:○

正しいです。準拠基準点に結び付けた観測のための点です。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第109・116条 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:A 難易度:★1

問5 ○×

TS細部測定で放射法と同等精度を確保できる方法も、準則の「放射法等」に含まれます。

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正解:○

正しいです。放射法だけへの限定ではありません。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第121条第1項・第117条 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:A 難易度:★1

問6 ○×

GNSS観測で上空を遮る建物等があると、反射・回折信号の影響で測位精度が劣化する場合があります。

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正解:○

正しいです。上空視界や障害物を確認してマルチパスを考慮します。
根拠:国土地理院 高精度衛星測位の適用範囲拡大のための技術(マルチパスの影響を軽減する手法)の適用指針・検証、及び開発プログラム ページ冒頭のマルチパス・上空視界の説明 https://www.gsi.go.jp/eiseisokuchi/eiseisokuchi41033.html

重要度:A 難易度:★2

問7 ○×

ネットワーク型RTK法は、移動局が補正データ等と衛星信号を受け即時解析して位置を求める方式です。

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正解:○

正しいです。準則は観測後の補正データ等を用いる後処理解析も認めます。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第37条第2項第二号ヲ(PDF p.21)・第119・123条 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:A 難易度:★1

問8 ○×

TS等による地形測定では地性線と標高値を測り、等高線を描画します。

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正解:○

正しいです。地形の骨格や変化を取得します。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第121条第3項第一号 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
計算で検証:折れ曲がる地形を一定勾配で近似した場合の欠落

重要度:A 難易度:★2

問9 ○×

細部測定では水平位置と標高の精度を同じ一つの式で定めています。

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正解:×

誤りです。水平はレベル×0.3 mm、標高は主曲線間隔の1/4以内です。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第120条第2項・第116条第2項・第105条第1項 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:A 難易度:★1

問10 ○×

レベル250・500・1000のTS点は、水平位置標準偏差0.1 m以内を標準とします。

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正解:○

正しいです。標高標準偏差も0.1 m以内を標準とします。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第116条第2項(PDF p.50) https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:A 難易度:★2

問11 ○×

後処理キネマティックとRTKは、観測後の解析か移動局での即時解析かという点でも区別します。

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正解:○

正しいです。解析の時期と方式が異なります。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第37条第2項第二号ヌ・ル・ヲ(PDF p.20~21) https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:A 難易度:★1

問12 ○×

細部測量の「オンライン方式」は、インターネット接続の有無だけで定義されます。

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正解:×

誤りです。現地で図形表示しながら計測・編集する方式です。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第115条第3項(PDF p.50) https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

重要度:A 難易度:★2

問13 ○×

レベル1000の細部水平測定精度は0.3 mm×1000=0.300 mです。

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正解:○

正しいです。完成データの水平位置標準偏差0.70 mとは別です。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第120条第2項(PDF p.52) https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
計算で検証:mm→mの換算
作業規程の準則 第105条第1項(PDF p.47) https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

五肢択一

重要度:A 難易度:★2

問14 誤っているもの

TS点設置とGNSS細部観測について、誤っている説明を選んでください。許容較差は各成分で比較します。

  1. TS点はTS等なら4級基準点観測の規定を準用して放射法等、キネマティック又はRTKなら基準点にGNSS測量機を置き放射法で設置します。
  2. キネマティック又はRTKのTS点観測は2セットで、1セット目を採用し、再初期化後の2セット目を点検値とします。
  3. ネットワーク型RTKのTS点は間接又は単点観測法で設置し、2セット規定を準用します。単点では周辺3点以上の既知点を標準に整合確認します。
  4. 一般のキネマティック又はRTK細部観測は1セットですが、初期化点で2セット点検する場合は再初期化前の1セット目を採用して継続します。
  5. GNSS細部の初期化点等の点検は既知点1セット点検に代えられ、セット間許容較差はΔN・ΔE各20 mm、ΔU30 mmです。
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正解:4

正解は4です。細部の初期化点の2セット点検は再初期化後の2セット目を採用します。TS点設置の初回採用と区別します。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第117~119条(PDF p.50~52) https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第118条第2・3項・第122条第3~6項・第123条第3項(PDF p.51・53) https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

選択肢1:正しい説明です。設置方法ごとの規定です。
選択肢2:正しい説明です。第118条の採用・点検順です。
選択肢3:正しい説明です。第119条の方法と整合確認です。
選択肢4:誤った説明です。再初期化した2セット目を採用します。
選択肢5:正しい説明です。第122条の代替と成分別許容値です。

重要度:A 難易度:★2

問15 正しいもの

細部測定、TS点及び完成した数値地形図データの精度について、正しいものを選んでください。準則第120条・第116条・第105条の対象を区別します。レベル250の図式はレベル500を準用します。

  1. レベル250の細部水平測定精度は0.750 mです。
  2. レベル250・500・1000の細部水平測定精度は0.075・0.150・0.300 mです。各レベルの主曲線間隔は1 mで、細部標高精度は0.25 m以内です。完成データの水平位置標準偏差の標準は、それぞれ0.12・0.25・0.70 m以内です。
  3. レベル500のTS点標高標準偏差は0.5 m以内が標準です。
  4. 主曲線1 mの細部標高精度は1 m以内です。
  5. 完成データの水平位置標準偏差の標準0.12・0.25・0.70 mを、レベル250・500・1000の細部水平測定精度としてそのまま使います。
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正解:2

正解は2です。細部水平=レベル×0.3 mmで0.075・0.150・0.300 m、主曲線1 mより細部標高=1/4=0.25 m以内です。TS点の水平位置・標高標準偏差は0.1 m以内が標準です。完成データの水平位置標準偏差は第105条第1項の0.12・0.25・0.70 m以内を標準とし、細部測定精度とは別です。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第120条第2項(PDF p.52) https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
計算で検証:mm→mの換算
作業規程の準則 第105条第1項(PDF p.47) https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第120条第2項・第107条第2項 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
同 付録7 公共測量標準図式(令和7年版) 等高線71-02(PDF p.116) https://www.gsi.go.jp/common/000258741.pdf
計算で検証:間隔の1/4
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第116条第2項(PDF p.50) https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第120条第2項・第116条第2項・第105条第1項 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

選択肢1:誤りです。250×0.3 mm=0.075 mです。
選択肢2:正しいです。細部水平は第120条第2項のレベル×0.3 mm、細部標高は主曲線間隔の1/4以内です。完成データは第105条第1項の水平位置標準偏差で、0.12・0.25・0.70 m以内が標準です。対象と精度の表現を区別します。
選択肢3:誤りです。0.1 m以内を標準とします。
選択肢4:誤りです。間隔そのものではなく1/4以内です。
選択肢5:誤りです。完成データの標準偏差は第105条の基準です。細部測定は第120条の0.3 mm×レベルで、0.075・0.150・0.300 mです。完成データの標準偏差をそのまま細部測定の基準へ置き換えません。

重要度:A 難易度:★2

問16 正しいもの

現地測量の工程を並べます。
作業計画→基準点設置→[ア]→[イ]→[ウ]→数値地形図データファイル作成→[エ]→成果等整理
準則の順となる組を選んでください。

  1. ア=数値編集、イ=細部測量、ウ=補備測量、エ=品質評価
  2. ア=細部測量、イ=補備測量、ウ=数値編集、エ=品質評価
  3. ア=品質評価、イ=数値編集、ウ=補備測量、エ=細部測量
  4. ア=細部測量、イ=数値編集、ウ=品質評価、エ=補備測量
  5. ア=細部測量、イ=数値編集、ウ=補備測量、エ=品質評価
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正解:5

正解は5です。細部測量→数値編集→補備測量の後にファイルを作り、品質評価を経て成果等整理へ進みます。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第111条(PDF p.49) https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

選択肢1:誤りです。細部測量が数値編集より先です。
選択肢2:誤りです。工程区分上は数値編集が補備測量より先です。
選択肢3:誤りです。細部測量と品質評価の位置が違います。
選択肢4:誤りです。補備測量と品質評価が逆です。
選択肢5:正しいです。全8工程の順序が一致します。

重要度:A 難易度:★2

問17 いくつあるか

正しい記述はいくつありますか。
ア:支距法の平面モデルは基線沿線距離と直角支距、放射法モデルは方向角と水平距離で点を定めます。
イ:オンラインは現地で図形表示して計測・編集、オフラインは現地取得後に編集装置で図形処理します。
ウ:準則はネットワーク型RTKの観測後の補正データ等による後処理解析も認めます。
エ:TS細部測定は、準則が支距法だけを標準として放射法等を認めていません。

  1. 0個
  2. 1個
  3. 2個
  4. 3個
  5. 4個
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正解:4

正解は4(3個)です。ア・イ・ウは正しく、エは誤りです。支距法は一般工学の座標モデルで、準則の標準を支距法限定としません。
根拠:作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第121条第1項 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
計算で検証:直交座標(s,t)と極座標(Dcosθ,Dsinθ)の定義
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第115条第3項(PDF p.50) https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf
作業規程の準則(令和7年3月31日改正・4月1日施行) 第37条第2項第二号ヲ(PDF p.21)・第119・123条 https://www.gsi.go.jp/common/000258734.pdf

選択肢1:誤りです。ア・イ・ウが正しいです。
選択肢2:誤りです。正しいのは3個です。
選択肢3:誤りです。ア・イ・ウの3個です。
選択肢4:正しいです。エを除く3記述です。
選択肢5:誤りです。エが準則の放射法等を否定しています。


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