衛生管理者試験「労働衛生(有害業務)」のうち、化学物質による中毒(ガス等)の問題です(大分類:化学物質・重要度A・第一種のみ)。一問一答15問 → 五肢択一6問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:A 難易度:★☆☆
問1:一酸化炭素は無色・無臭の気体であるため、その存在に気づきにくい。
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正解:1(○)
正しい。一酸化炭素は炭素化合物の不完全燃焼で発生する無色・無臭の気体で、存在が感知しにくい。
重要度:A 難易度:★☆☆
問2:一酸化炭素は刺激臭のある気体で、空気よりかなり重いため、床付近にたまりやすい。
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正解:2(×)
誤り。一酸化炭素は無色・無臭の気体であり、空気とほぼ同じ重さ(比重0.967)である。
重要度:A 難易度:★☆☆
問3:一酸化炭素は、赤血球中のヘモグロビンと結合しやすく、血液の酸素運搬能力を低下させる。
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正解:1(○)
正しい。一酸化炭素は赤血球中のヘモグロビンと結合しやすく、吸入すると血液の酸素運搬能力が下がることにより一酸化炭素中毒が起きる。
重要度:A 難易度:★☆☆
問4:一酸化炭素がヘモグロビンと結合する力は、酸素の約2倍程度である。
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正解:2(×)
誤り。一酸化炭素は酸素に比べて200倍以上もヘモグロビンと結びつきやすい。
重要度:A 難易度:★★☆
問5:喫煙者の血液中の一酸化炭素ヘモグロビンの濃度は、一般に非喫煙者より低い。
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正解:2(×)
誤り。たばこの煙には一酸化炭素が含まれるため、喫煙者は非喫煙者より血液中の一酸化炭素ヘモグロビンの濃度が高く、頻繁に喫煙する人は慢性的な酸素欠乏状態となる。
重要度:A 難易度:★★☆
問6:一酸化炭素中毒は、軽い頭痛や吐き気などから始まり、その後昏倒に至るため、無意識のうちに被災するという特徴がある。
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正解:1(○)
正しい。一酸化炭素中毒は、軽度の頭痛、吐き気等から始まり、その後、昏倒、致命傷に至るため、無意識のうちに被災するという特徴がある。
重要度:A 難易度:★☆☆
問7:換気が不十分な場所でのエンジンや発電機の使用、冬場のコンクリート養生作業での練炭コンロの使用などは、一酸化炭素中毒が発生しやすい作業である。
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正解:1(○)
正しい。換気が不十分な場所での火気の使用、冬場のコンクリート養生作業(練炭コンロ等)、トンネル等でのガソリンエンジン・発電機の使用などで一酸化炭素中毒が発生しやすい。
重要度:A 難易度:★★☆
問8:シアン化水素は、細胞呼吸に影響を与え、痙攣や意識喪失を生じ、死に至ることがある。
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正解:1(○)
正しい。シアン化水素は細胞呼吸に影響を与えることがあり、痙攣や意識喪失を生じ、ばく露すると死を引き起こすことがある。
重要度:A 難易度:★☆☆
問9:硫化水素は、濃度が高くなるほど強い腐卵臭を感じるので、臭気によってその存在を確実に把握することができる。
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正解:2(×)
誤り。硫化水素は腐卵臭のある気体だが、高い濃度では嗅覚神経が麻痺するため、臭気は存在の警告として当てにならない。
重要度:A 難易度:★☆☆
問10:硫化水素の急性中毒では、意識消失や呼吸麻痺により死亡することがある。
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正解:1(○)
正しい。硫化水素の吸入により、吐き気、頭痛、嗅覚麻痺、意識消失、痙攣などが認められ、意識消失及び呼吸麻痺により死亡する。
重要度:A 難易度:★★☆
問11:弗化水素に長期間ばく露すると、歯のエナメル質の着色や、骨・関節の障害を生じることがある。
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正解:1(○)
正しい。フッ化物は歯、関節、骨に蓄積することがあり、歯のエナメル質の着色をきたし、関節及び骨の障害(フッ素沈着症)を生じることがある。
重要度:A 難易度:★☆☆
問12:塩化ビニルの長期ばく露による代表的な疾病は、中皮腫である。
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正解:2(×)
誤り。塩化ビニルの長期ばく露による代表的な疾病は肝血管肉腫である。中皮腫は石綿による疾病である。
重要度:A 難易度:★★☆
問13:二酸化窒素を吸入したことによる肺水腫は、吸入直後に必ず現れ、遅れて現れることはない。
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正解:2(×)
誤り。二酸化窒素は刺激性のない濃度でも肺水腫を起こすことがあり、肺水腫の症状は2〜3時間経過するまで現れない場合が多い。
重要度:A 難易度:★☆☆
問14:塩素は、無色・無臭の気体である。
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正解:2(×)
誤り。塩素は刺激臭のある緑黄色の気体で、眼・皮膚・気道に腐食性があり、吸入すると肺水腫を起こすことがある。
重要度:A 難易度:★★☆
問15:硫酸や硝酸に長期間又は繰り返しばく露すると、歯の酸蝕を生じることがある。
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正解:1(○)
正しい。硫酸は反復又は長期のエアロゾルへのばく露により、硝酸は反復又は長期の吸入により、歯の酸蝕を生じることがある。
五肢択一
重要度:A 難易度:★☆☆
問16:一酸化炭素に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 無色・無臭の気体であり、存在に気づきにくい。
- 赤血球中のヘモグロビンと結合し、血液の酸素運搬能力を低下させる。
- 酸素に比べて200倍以上もヘモグロビンと結びつきやすい。
- 空気より著しく重いため、床付近にたまりやすい。
- 換気が不十分な場所での燃焼器具やエンジンの使用によって発生しやすい。
【第16問:正解と解説】
正解:4
正解は4。一酸化炭素の比重は0.967で、空気とほぼ同じ重さである。1、2、3、5はいずれも正しい。
重要度:A 難易度:★★☆
問17:化学物質と、その長期ばく露等による健康障害との組合せとして、正しいものはどれか。
- 塩化ビニル ― 中皮腫
- 弗化水素 ― 歯や骨の障害(フッ素沈着症)
- 硫化水素 ― 肝血管肉腫
- 二酸化窒素 ― 白血病
- シアン化水素 ― 歯の酸蝕
【第17問:正解と解説】
正解:2
正解は2。弗化水素などのフッ化物は歯、関節、骨に蓄積し、歯のエナメル質の着色や骨・関節の障害(フッ素沈着症)を生じることがある。1の塩化ビニルは肝血管肉腫(中皮腫は石綿)。3の肝血管肉腫は塩化ビニル。4の白血病はベンゼン。5の歯の酸蝕は硫酸や硝酸による障害である。
重要度:A 難易度:★☆☆
問18:硫化水素に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 無臭の気体であり、臭いでは存在に気づくことができない。
- 常温・常圧では液体であり、空気中には蒸気として存在する。
- 高い濃度では嗅覚神経が麻痺するため、臭気は存在の警告として当てにならない。
- 赤血球中のヘモグロビンと結合し、血液の酸素運搬能力を低下させることが中毒の主なしくみである。
- 長期間ばく露すると、肝血管肉腫を起こす。
【第18問:正解と解説】
正解:3
正解は3。硫化水素は高い濃度では嗅覚神経麻痺となるため、臭気による警告効果はない。1の硫化水素は腐卵臭のある気体である。2の硫化水素は常温で気体(沸点 -60℃)でありガスとして存在する。4は一酸化炭素の中毒のしくみである。5の肝血管肉腫は塩化ビニルによる疾病である。
重要度:A 難易度:★★☆
問19:刺激臭のある緑黄色の気体で、眼・皮膚・気道に腐食性があり、吸入すると肺水腫を起こすことがある物質は、次のうちどれか。
- 一酸化炭素
- アンモニア
- 硫化水素
- シアン化水素
- 塩素
【第19問:正解と解説】
正解:5
正解は5。塩素は刺激臭のある緑黄色の気体で、眼・皮膚・気道に腐食性があり、肺水腫を引き起こすことがある。1の一酸化炭素は無色・無臭の気体。2のアンモニアは刺激臭のある無色の気体。3の硫化水素は腐卵臭のある無色の気体。4のシアン化水素は特徴的な臭気のある無色の気体又は液体である。
重要度:A 難易度:★★☆
問20:化学物質による中毒等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 硫化水素は、濃度が高くなるほど臭気を強く感じるので、臭気によって危険の程度を判断することができる。
- 一酸化炭素は、赤血球中のヘモグロビンと結合し、血液の酸素運搬能力を低下させる。
- シアン化水素は、細胞呼吸に影響を与え、痙攣や意識喪失を生じることがある。
- 弗化水素は、低カルシウム血症を引き起こすことがある。
- 塩化ビニルの長期ばく露により、肝血管肉腫を生じることがある。
【第20問:正解と解説】
正解:1
正解は1。硫化水素は高い濃度では嗅覚神経が麻痺するため、臭気は存在の警告として当てにならない。2、3、4、5はいずれも正しい。
重要度:A 難易度:★☆☆
問21:化学物質に関する次のAからDの記述(A 一酸化炭素は、空気よりかなり重い気体である。B 硫化水素は、腐卵臭のある無色の気体である。C 塩素は、刺激臭のある緑黄色の気体である。D アンモニアは、無色・無臭の気体である。)のうち、正しいものの組合せはどれか。
- A,B
- A,C
- A,D
- B,C
- C,D
【第21問:正解と解説】
正解:4
正解は4(B,C)。Bの硫化水素は特徴的な腐卵臭のある無色の気体、Cの塩素は刺激臭のある緑黄色の気体である。Aの一酸化炭素は空気とほぼ同じ重さ(比重0.967)である。Dのアンモニアは刺激臭のある無色の気体である。
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【本問題についてのご注意】 オリジナル演習問題です(実際の試験問題ではありません)。 生成AIで作成し、複数のAIで相互検証していますが、誤りが含まれる可能性があります。 最新の法令・指針は、厚生労働省や試験実施機関(安全衛生技術試験協会)の公表情報でご確認ください。 公式テキスト等と併用してください。
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