危険物取扱者 乙4 物理・化学 一問一答・五肢択一(全12問)|消火の原理と消火剤の作用

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危険物取扱者 乙4「物理・化学」のうち、消火の原理と消火剤の作用の問題です(大分類:消火・重要度A)。一問一答8問 → 五肢択一4問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

一問一答(○×)

重要度:A 難易度:★☆☆

問1:ガスこんろの元栓を閉じてガスの供給を止めて消火するのは、除去消火である。

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正解:○

可燃物(ガス)の供給を止めて燃焼の継続を止めるので、除去消火です。


重要度:A 難易度:★☆☆

問2:水は、主に窒息作用によって消火する。

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正解:×

水は主に冷却作用で消火します。蒸発するときに多くの熱を奪うので冷却効果が大きく、霧状にすると熱を奪う効果が高まります。


重要度:A 難易度:★☆☆

問3:ハロゲン化物消火剤は、燃焼反応を抑制する作用(抑制・負触媒作用)によって消火する。

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正解:○

ハロゲン化物消火剤は、燃焼反応を抑制する作用で消火します。


重要度:A 難易度:★☆☆

問4:二酸化炭素消火剤を室内で使用し、二酸化炭素の濃度が高くなっても、人体に悪影響を及ぼすおそれはない。

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正解:×

室内の二酸化炭素濃度が高くなると人体に悪影響を及ぼし、生命に危険が生じるおそれがあります。二酸化炭素消火設備の放出による死亡事故も起きています。


重要度:A 難易度:★☆☆

問5:二酸化炭素は電気絶縁性に優れるので、電気火災に適している。

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正解:○

二酸化炭素は電気絶縁性に優れ、電気火災に適しています。


重要度:A 難易度:★★☆

問6:強化液消火剤は炭酸カリウムの濃厚な水溶液で、凝固点が高いため、寒冷地では凍結しやすい。

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正解:×

強化液の凝固点は−20℃以下と低いので、寒冷地でも凍結しにくい消火剤です。


重要度:A 難易度:★☆☆

問7:不燃性ガスや泡などで燃焼物を覆い、酸素の供給を断って消火する方法を、窒息消火という。

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正解:○

窒息消火の説明です。酸素濃度を下げると燃焼が続かなくなることを利用します。


重要度:A 難易度:★★☆

問8:粉末消火剤は冷却効果が大きく浸透性にも優れるので、再出火のおそれはほとんどない。

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正解:×

粉末消火剤は抑制作用に優れますが、冷却効果や浸透性がないため、再出火に注意が必要です。

五肢択一

重要度:A 難易度:★★☆

問9:消火剤とその主な消火作用の組合せについて、次のうち正しいものはどれか。

  1. 水 ― 抑制作用
  2. 泡 ― 窒息作用と冷却作用
  3. 二酸化炭素 ― 抑制作用
  4. ハロゲン化物 ― 冷却作用
  5. 窒素 ― 抑制作用
【第9問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。泡消火剤は、燃焼物の表面を泡で覆う窒息作用と、泡に含まれる水による冷却作用で消火します。

1:誤り。水の主な消火作用は冷却作用です。

2:正しい。泡は窒息作用と冷却作用で消火し、再出火防止に優れます。

3:誤り。二酸化炭素の主な消火作用は、酸素濃度を下げる窒息作用です。

4:誤り。ハロゲン化物の消火作用は、燃焼反応を抑制する作用(抑制・負触媒作用)です。

5:誤り。窒素は不活性ガス消火剤で、火災室内の酸素濃度を低下させて消火します。


重要度:A 難易度:★★☆

問10:消火の原理について、次のうち誤っているものはどれか。

  1. 消火は、燃焼の3要素のうち1つ以上を取り除くことで行う。
  2. 燃えている物や燃焼していない可燃物を取り除いて、燃焼の継続・拡大を止める方法を除去消火という。
  3. 燃えている物から熱を奪い、温度を下げて燃焼の継続を止める方法を冷却消火という。
  4. 除去消火・窒息消火・冷却消火に抑制消火を加えたものを、消火の4要素という。
  5. ハロゲン化物や粉末などの化学的作用で燃焼の連鎖反応を抑えて消火する方法を、窒息消火という。
【第10問:正解と解説】

正解:5

正解は5です。燃焼の連鎖反応を抑えて消火する方法は、窒息消火ではなく抑制消火(負触媒消火)です。

1:正しい。消火の原理です。

2:正しい。除去消火の説明です。

3:正しい。冷却消火の説明です。

4:正しい。消火の4要素は、燃焼の4要素に対応します。

5:誤り。これは窒息消火ではなく抑制消火(負触媒消火)です。


重要度:A 難易度:★★☆

問11:消火剤について、次のA〜Eのうち、正しいものはいくつあるか。
A 強化液は、冷却作用に加えて抑制(負触媒)作用をもち、再燃防止効果がある。
B 化学泡は、炭酸水素ナトリウムと硫酸アルミニウムの反応で生じる泡である。
C 二酸化炭素などのガス系消火剤は、消火後の汚損が少ないため、電気室や美術館などに多く設置される。
D 淡紅色に着色されたABC粉末は、炭酸水素ナトリウムを主成分とする。
E 水は、蒸発するときに多くの熱を奪うので、冷却効果が大きい。

  1. 1つ
  2. 2つ
  3. 3つ
  4. 4つ
  5. 5つ
【第11問:正解と解説】

正解:4

正解は4(A・B・C・Eの4つが正しい)です。

A:正しい。強化液はアルカリ金属塩による抑制作用をもちます。

B:正しい。化学泡はA剤(炭酸水素ナトリウム)とB剤(硫酸アルミニウム)の反応で生じます。

C:正しい。ガス系消火剤は消火剤による汚損が少なく、早期に復旧できます。

D:誤り。ABC粉末の主成分はりん酸塩類等です。炭酸水素ナトリウム・炭酸水素カリウムを主成分とするのはBC粉末です。

E:正しい。水は蒸発するときに多くの熱を奪うので、冷却効果が大きい消火剤です。


重要度:A 難易度:★☆☆

問12:次の文の(A)〜(C)に当てはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
「水は主に(A)作用、二酸化炭素は主に(B)作用、ハロゲン化物は主に(C)作用によって消火する。」

  1. A:冷却 B:抑制 C:窒息
  2. A:窒息 B:冷却 C:抑制
  3. A:冷却 B:窒息 C:抑制
  4. A:抑制 B:窒息 C:冷却
  5. A:冷却 B:窒息 C:冷却
【第12問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。水は主に冷却作用、二酸化炭素は主に窒息作用、ハロゲン化物は抑制(負触媒)作用で消火します。

1:誤り。BとCが逆です。

2:誤り。Aは冷却、Bは窒息です。

3:正しい。Aは冷却、Bは窒息、Cは抑制です。

4:誤り。AとCが逆です。

5:誤り。Cは冷却ではなく抑制です。

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