危険物取扱者 乙4「法令」のうち、危険物保安監督者の問題です(大分類:保安体制・重要度A)。一問一答8問 → 五肢択一4問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:A 難易度:★☆☆
問1:危険物保安監督者は、甲種又は乙種危険物取扱者で、製造所等において6月以上危険物取扱いの実務経験を有する者のうちから定めなければならない。
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正解:○
保安監督者の要件は、甲種又は乙種危険物取扱者で、製造所等における6月以上の実務経験を有することです(法13条1項、規則48条の2)。
重要度:A 難易度:★★☆
問2:丙種危険物取扱者であっても、製造所等において6月以上危険物取扱いの実務経験を有していれば、危険物保安監督者に選任することができる。
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正解:×
丙種危険物取扱者は保安監督者になれません。要件は甲種又は乙種危険物取扱者で、6月以上の実務経験を有する者です(法13条1項)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問3:危険物保安監督者に選任するには、甲種又は乙種危険物取扱者で、1年以上危険物取扱いの実務経験を有する者でなければならない。
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正解:×
必要な実務経験は1年以上ではなく6月以上です(法13条1項)。
重要度:A 難易度:★★☆
問4:移動タンク貯蔵所では、危険物保安監督者を定める必要はない。
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正解:○
移動タンク貯蔵所は、保安監督者の選任が必要な製造所等から除かれています(政令31条の2第3号)。
重要度:A 難易度:★★☆
問5:危険物保安監督者を定めたときは、遅滞なく市町村長等の許可を受けなければならない。
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正解:×
保安監督者を選任・解任したときは、許可ではなく、遅滞なく市町村長等に「届け出」なければなりません(法13条2項)。
重要度:A 難易度:★★☆
問6:給油取扱所では、指定数量の倍数にかかわらず、危険物保安監督者を定めなければならない。
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正解:○
給油取扱所は政令31条の2の除外に掲げられていないため、保安監督者の選任が必要とされます(政令31条の2)。
重要度:A 難易度:★★☆
問7:指定数量の倍数が30を超える屋外貯蔵所では、危険物保安監督者を定める必要はない。
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正解:×
保安監督者が不要とされる屋外貯蔵所は、指定数量の倍数が30以下のものです(政令31条の2第4号)。30を超えるものは選任が必要です。
重要度:A 難易度:★☆☆
問8:危険物保安監督者は、火災等の災害が発生した場合は、作業者を指揮して応急の措置を講ずるとともに、直ちに消防機関その他関係者に連絡しなければならない。
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正解:○
災害発生時の応急措置と消防機関等への連絡は、保安監督者の業務です(規則48条2号)。
五肢択一
重要度:A 難易度:★★☆
問9:法令上、危険物保安監督者について、次のうち正しいものはどれか。
- 丙種危険物取扱者で、製造所等において6月以上の実務経験を有する者は、危険物保安監督者になることができる。
- 危険物保安監督者を定めたときは、市町村長等の許可を受けなければならない。
- 乙種危険物取扱者である危険物保安監督者は、その者が取り扱うことができる危険物の取扱作業に関して保安の監督をする。
- 危険物保安監督者の要件である実務経験は、製造所等以外の場所における危険物取扱いの経験でもよい。
- 危険物保安監督者を定めなければならない製造所等で、これを定めなくても、使用停止命令の事由とはならない。
【第9問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。保安監督者は、その者が取り扱うことができる危険物の取扱作業に関して保安の監督をします。乙種の場合は免状に指定された類に限られます(法13条1項)。
1:誤り。丙種危険物取扱者は保安監督者になれません。甲種又は乙種が必要です(法13条1項)。
2:誤り。「許可」ではなく、市町村長等への「届出」です(法13条2項)。
3:正しい。
4:誤り。実務経験は製造所等における経験に限られます(規則48条の2)。
5:誤り。保安監督者を定めないときは、使用停止命令の事由となります(法12条の2第2項3号)。
重要度:A 難易度:★★☆
問10:法令上、危険物保安監督者の業務として、次のうち誤っているものはどれか。
- 危険物の取扱作業が技術上の基準及び予防規程等に適合するよう、作業者(立ち会う危険物取扱者を含む)に対し必要な指示を与えること。
- 火災等の災害が発生した場合は、作業者を指揮して応急の措置を講ずるとともに、直ちに消防機関その他関係者に連絡すること。
- 火災等の災害の防止に関し、隣接する製造所等その他関連する施設の関係者との間に連絡を保つこと。
- 危険物施設保安員を置く製造所等にあっては、危険物施設保安員から必要な指示を受けること。
- その他危険物の取扱作業の保安に関し必要な監督業務を行うこと。
【第10問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。危険物施設保安員を置く製造所等では、保安監督者が保安員に必要な指示を「行う」のであって、保安員から指示を受けるのではありません(規則48条3号)。
1:正しい。規則48条1号。
2:正しい。規則48条2号。
3:正しい。規則48条4号。
4:誤り。保安員「から指示を受ける」のではなく、保安員「に指示を行う」です。
5:正しい。規則48条5号。
重要度:A 難易度:★★★
問11:法令上、次のA〜Eの製造所等のうち、危険物保安監督者を定めなければならないものはいくつあるか。
A 製造所
B 移動タンク貯蔵所
C 給油取扱所
D 引火点40℃以上の第4類の危険物のみを貯蔵する屋内タンク貯蔵所
E 指定数量の倍数が30以下の屋外貯蔵所
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
- 5つ
【第11問:正解と解説】
正解:2
正解は2(A・Cの2つ)です。保安監督者は、政令31条の2各号に掲げるもの以外の製造所等で定める必要があります。
A:必要。製造所は除外に掲げられていません(政令31条の2)。
B:不要。移動タンク貯蔵所は常に不要です(同条3号)。
C:必要。給油取扱所は除外に掲げられていません(政令31条の2)。
D:不要。引火点40℃以上の第4類のみの屋内タンク貯蔵所は、倍数にかかわらず不要です(同条2号)。
E:不要。倍数30以下の屋外貯蔵所は、危険物の種類にかかわらず不要です(同条4号)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問12:法令上、次の文の(A)(B)に当てはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
「危険物保安監督者は、甲種又は(A)危険物取扱者で、製造所等において(B)以上危険物取扱いの実務経験を有する者でなければならない。」
- A:乙種 B:1年
- A:丙種 B:6月
- A:乙種 B:3月
- A:丙種 B:1年
- A:乙種 B:6月
【第12問:正解と解説】
正解:5
正解は5です。保安監督者は、甲種又は乙種危険物取扱者で、製造所等において6月以上の実務経験を有する者です(法13条1項、規則48条の2)。
1:誤り。Bは6月です。
2:誤り。Aは乙種です。丙種は保安監督者になれません。
3:誤り。Bは6月です。
4:誤り。Aは乙種、Bは6月です。
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