満期保有目的債券(償却原価法・定額法) 一問一答 第6問〜第6問

問6

次の資料にもとづき、2年目の決算日(2028年3月31日)における帳簿価額を1つ選びなさい。

資料

  • 額面総額 ¥1,000,000、取得価額 ¥970,000
  • 取得日 2026年4月1日、満期日 2029年3月31日
  • 決算日は毎年3月31日(会計期間は1年)
  • 償却原価法(定額法)による

A. ¥990,000
B. ¥980,000
C. ¥1,000,000
D. ¥970,000

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解答・解説

正答:A

正答理由

①取得差額 = ¥1,000,000 - ¥970,000 = ¥30,000
②総月数 = 36か月/毎期の償却額 = ¥30,000 ×(12 ÷ 36)= ¥10,000
時点 償却額 帳簿価額 残存月数
取得時(2026/4/1) — 970,000 36
1年目末(2027/3/31) 10,000 980,000 24
2年目末(2028/3/31) 10,000 990,000 12
3年目末=満期(2029/3/31) 10,000 1,000,000 0

検算

  • 月数:経過24か月 + 残存12か月 = 36か月 = 総月数 ✓
  • 累計償却額 ¥20,000 = ¥30,000 ×(24 ÷ 36)✓
  • 満期時の帳簿価額 ¥1,000,000 = 額面総額 ✓

誤答理由

  • B(¥980,000):1年目末の帳簿価額です。2年目の償却額 ¥10,000 を加算していません。
  • C(¥1,000,000):満期時(3年目末)の帳簿価額です。2年目末の時点ではまだ額面に達していません。残存12か月分の償却が残っています。
  • D(¥970,000):取得価額そのものです。2年分の償却額 ¥20,000 を加算していません。

各期の償却額を積み上げると、満期に帳簿価額が額面と一致します。 この確認により計算の誤りを発見できます。


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