中小企業診断士 財務・会計 択一式(初級) 第348問〜第352問|証券投資・ポートフォリオ

重要度:A 論点:証券市場線

問348:CAPMに基づき、個別証券の期待収益率とベータ値の関係を示す直線を何というか。

  • A:効率的フロンティア
  • B:資本市場線
  • C:証券市場線
【第348問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:効率的フロンティアはリスク資産の効率的な集合を示す曲線である。
・B:資本市場線は安全資産と市場ポートフォリオの組合せを標準偏差で示す直線である。
・C:正解はCです。期待収益率とβの関係を示すのが証券市場線である。【試験対策】標準偏差を横軸にとる資本市場線と区別する。


重要度:B 論点:市場ポートフォリオのベータ値

問349:市場ポートフォリオのベータ値はいくらか。

  • A:0
  • B:1
  • C:市場リスクプレミアム
【第349問:正解と解説】

正解:B
【解説】
・A:0は無リスク資産のベータ値である。
・B:正解はBです。市場全体そのものなので、市場に対する感応度=βは1である。【試験対策】無リスク資産のβは0。
・C:市場リスクプレミアムは市場期待収益率と無リスク利子率の差で、βの値ではない。


重要度:A 論点:ベータ値の計算

問350:個別証券と市場の共分散0.018、市場ポートフォリオの分散0.012のとき、βはいくらか。

  • A:1.5
  • B:0.67
  • C:0.018
【第350問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正解はAです。β=共分散÷市場分散=0.018÷0.012=1.5。【試験対策】市場分散を分母に置く。
・B:0.67は分母・分子を取り違えた計算ミス。
・C:0.018は共分散そのもので、βではない。


重要度:A 論点:CAPMによる期待収益率の計算

問351:無リスク利子率2%、β1.2、市場リスクプレミアム5%のとき、CAPMによる期待収益率はいくらか。

  • A:7.2%
  • B:9.2%
  • C:8%
【第351問:正解と解説】

正解:C
【解説】
・A:7.2%は無リスク利子率を加えない計算ミス。
・B:9.2%はβを掛けずに加算するなどの誤り。
・C:正解はCです。期待収益率=2%+1.2×5%=8%。【試験対策】無リスク利子率にβ×市場リスクプレミアムを加える。


重要度:A 論点:マーケット・リスクプレミアムの計算

問352:市場ポートフォリオの期待収益率7%、無リスク利子率2%のとき、マーケット・リスクプレミアムはいくらか。

  • A:5%
  • B:3.5%
  • C:9%
【第352問:正解と解説】

正解:A
【解説】
・A:正解はAです。マーケット・リスクプレミアム=市場期待収益率-無リスク利子率=7%-2%=5%。【試験対策】市場の超過収益。
・B:3.5%は分母・分子を取り違えるなどの計算ミス。
・C:9%は両者を加算した誤り。



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