【情報セキュリティマネジメント】ネットワーク・通信への攻撃|DDoS・中間者・MITB・DNS・セッションの違い

ネットワークや通信を狙う攻撃には、似た用語が多くあります。

  • DoS攻撃、DDoS攻撃
  • 中間者(Man-in-the-middle)攻撃
  • MITB(Man-in-the-browser)攻撃
  • 第三者中継(オープンリレー)
  • IPスプーフィング
  • DNSキャッシュポイズニング
  • セッションハイジャック
  • リプレイ攻撃

これらを見分けるポイントは、攻撃者が何を操作し、どこで不正を行うかです。

同じ「なりすまし」や「不正サイトへの誘導」という結果でも、通信の途中、ブラウザ内部、DNS、送信元IPアドレス、認証済みセッションなど、攻撃対象となる位置・情報は異なります。

この記事では、対応問題の中心となるDDoS攻撃、中間者攻撃、MITB攻撃、DNSキャッシュポイズニング、セッションハイジャックに加え、現行シラバスに含まれる第三者中継、IPスプーフィング、リプレイ攻撃まで一つの識別表で整理します。

先に結論:操作される位置・情報で見分ける

攻撃 攻撃者が狙う位置・情報 典型的な結果
DoS・DDoS攻撃 回線、サーバ、アプリケーションなどの資源・処理 サービス停止、遅延、可用性の低下
中間者攻撃 通信する二者の間 盗聴、改ざん、なりすまし
MITB攻撃 利用者端末内のブラウザ 入力・表示・取引内容の盗聴・改ざん
第三者中継 メールサーバ・メール送信機能 迷惑メールなどの不正送信
IPスプーフィング IPパケットの送信元アドレス 送信元偽装、反射型攻撃などへの悪用
DNSキャッシュポイズニング ドメイン名とIPアドレスの対応情報 正しいドメイン名から不正な接続先へ誘導
セッションハイジャック 認証済みセッションの識別情報 ログイン済み利用者へのなりすまし
リプレイ攻撃 過去に取得した正当な認証・アクセス制御情報など 不正な認証・処理の再現

問題文を読んだら、次を確認します。

  • サービスの利用を妨害しているか
  • 多数のホストから分散して妨害しているか
  • 通信する二者の間へ入っているか
  • 端末内のブラウザが操作されているか
  • メールの中継・送信機能が第三者に悪用されているか
  • 送信元IPアドレスが偽装されているか
  • 名前解決情報が偽装されているか
  • ログイン後のセッションが奪われているか
  • 過去の正当なメッセージを再送しているか

1.DoS攻撃とDDoS攻撃:正規利用者のサービス利用を妨害する

DoS攻撃は、正規利用者によるシステム資源の利用を妨げたり、処理を著しく遅延させたりする攻撃です。

大量の通信や処理要求によって回線・サーバなどの資源を消費させる方法は代表例ですが、DoS攻撃を大量通信だけに限定して理解しないことが重要です。

DDoS攻撃はDistributed Denial of Service attackの略で、多数のホストなどから分散してDoS攻撃を行う手法です。

DoSとDDoSの違い

DoS攻撃 DDoS攻撃
分散した多数のホストを使うことは定義上の必須条件ではない 多数のホストなどから分散して攻撃する
単一又は少数の送信元から行われる場合もある 送信元が分散するため、単純な送信元遮断では対応しにくい
正規利用者のサービス利用を妨げる 正規利用者のサービス利用を妨げる

DDoS攻撃では、マルウェアに感染したPC、ルータ、ネットワークカメラ、IoT機器などで構成されるボットネットが利用される場合があります。

ただし、全てのDDoS攻撃がボットネットによる同じ方式とは限りません。

  • 回線帯域を圧迫する
  • プロトコル処理へ負荷を掛ける
  • Webアプリケーションへ大量の要求を送る
  • DNSやNTPなどを利用した反射・増幅を行う

など、攻撃の形は複数あります。

DDoS攻撃への対応が難しい理由

DDoS攻撃では、攻撃元や要求の形が分散するため、単純な一か所の遮断だけでは対応できない場合があります。

通信元が分散する

多数の機器や地域から通信が届くため、一つの送信元を拒否するだけでは止まりません。

正規通信と似る場合がある

通常のWebアクセスに見える要求が大量に送られると、正規利用者だけを残して攻撃通信を排除することが難しくなります。

自組織へ到達する前に回線が逼迫する場合がある

自組織の境界装置で遮断しても、そこへ到達するまでの回線が既に圧迫されていれば、サービスを維持できない場合があります。

対策では、平常時の通信量の把握、異常監視、レート制限、DDoS対策サービス、上流の通信事業者との連携などを組み合わせます。

DDoS攻撃は、「攻撃元IPアドレスを一つ遮断すれば必ず止まる」とは判断しません。

2.中間者攻撃:通信する二者の間へ入り、盗聴・改ざんする

中間者攻撃は、攻撃者が通信する二者の間に位置し、やり取りを傍受したり、内容を書き換えたりする攻撃です。

英語ではMan-in-the-middle attack、略してMitM又はMITMと表記されます。

典型例

利用者が攻撃者の用意した偽の無線LANアクセスポイントへ接続し、攻撃者が利用者と正規サイトとの通信を中継した。

攻撃者は条件によって、次のような行為を行います。

  • 入力情報を盗む
  • 送信内容を書き換える
  • 利用者側には正規サーバを装う
  • サーバ側には正規利用者を装う
  • 認証情報やセッショントークンを取得する

リプレイ攻撃との違い

中間者攻撃 リプレイ攻撃
通信する二者の間へ入り、通信を傍受・変更する 過去に取得した正当なメッセージを後から再送する
通信中のデータをリアルタイムに扱う場合がある 過去メッセージの再利用が中心

TLS・証明書検証との関係

適切なTLS通信と証明書検証は、通信経路上の中間者攻撃を防止・検知する重要な対策です。

一方、証明書警告の無視、不適切な証明書検証、端末への不正なルート証明書導入、端末自体の侵害などがあれば、別の対策も必要です。

「HTTPSで接続している」という事実だけで、端末・接続先・取引内容の安全性全体が保証されるわけではありません。

TLS・VPN(Virtual Private Network)など通信路の保護は「セキュアプロトコルと実装技術」で詳しく扱います。

3.MITB攻撃:端末内のブラウザで取引内容を操作する

MITBはMan-in-the-browserの略です。

中間者攻撃が通信する二者の間に位置するのに対し、MITB攻撃では、利用者端末内のトロイの木馬などがブラウザの処理へ介入し、入力・表示・取引内容を盗聴又は改ざんします。

典型例

  1. 利用者が正規のインターネットバンキングへログインする
  2. 正しい送金先と金額を入力する
  3. 端末内のマルウェアが、送信前に送金先を攻撃者の口座へ変更する
  4. サーバは改ざん後の取引を正規要求として処理する
  5. マルウェアが利用者へ表示する結果を元の内容に見せかける

TLSだけでは防げない理由

TLSは、ブラウザとサーバの間を流れる通信を暗号化し、通信途中の盗聴・改ざんを防ぐための仕組みです。

しかしMITB攻撃では、端末内で、暗号化される前の入力・送信内容や、復号された後の表示内容などが操作されます。

そのため、正規サイトへHTTPSで接続していても、端末内のブラウザが侵害されていれば、TLSだけでは取引内容の改ざんを防げません。

中間者攻撃との違い

中間者攻撃 MITB攻撃
通信する二者の間へ入る 利用者端末内のブラウザ処理へ介入する
通信経路上の盗聴・改ざんが中心 暗号化前・復号後の入力・表示・取引内容を操作する
適切なTLS・証明書検証が重要 TLSだけでは不十分

MITB対策では、端末を侵害させないことと、利用者が承認する取引内容を安全に確認することが重要です。エンドポイント対策の詳細は「マルウェア対策」で扱います。

4.第三者中継:メール送信機能を権限のない者に悪用される

第三者中継は、権限のない第三者が、メールサーバやWebアプリケーションのメール送信機能を利用し、外部へメールを不正送信できる状態です。

SMTPサーバの中継制御不備によるオープンリレーが代表例です。

また、Webサイトの問い合わせフォームなどで、外部入力によって宛先やメールヘッダを不適切に操作できる場合も、メールの第三者中継へ悪用されることがあります。

発生箇所 中心となる問題
SMTPサーバ 外部から外部への中継を認可なく許している
Webアプリケーション 宛先・メールヘッダなどを外部入力から不適切に操作できる

被害には、迷惑メール・フィッシングメールの不正送信、IPアドレスやドメインの信用低下、正規メールの到達性低下などがあります。

正規のメール転送機能そのものが問題なのではなく、認可されていない第三者に悪用できる状態が問題です。

メール送信機能の実装上の脆弱性は「Webアプリケーションへの攻撃」、メールセキュリティの詳細は「セキュアプロトコルと実装技術」で扱います。

5.IPスプーフィング:パケットの送信元IPアドレスを偽装する

IPスプーフィングは、IPパケットの送信元IPアドレスを、実際とは異なるアドレスへ偽装する手法です。

悪用例

  • 別の機器から送信されたように見せる
  • 反射・増幅型DDoS攻撃で、応答を被害者へ送らせる
  • 送信元IPアドレスだけを信頼する不適切なアクセス制御を欺く
  • 攻撃元の追跡を難しくする

偽装しただけで双方向通信が成立するとは限らない

送信元IPアドレスを別のアドレスへ偽装すると、応答パケットは通常、その偽装先へ返されます。

そのため、送信元を偽装しただけで、攻撃者が自動的に全ての応答を受け取れるわけではありません。

一方、応答を攻撃者自身が受け取る必要がない一方向の攻撃や、応答を被害者へ集中させる反射型攻撃では、送信元偽装が悪用されます。

主な対策は、ネットワーク境界で不正な送信元アドレスを検査・遮断する入口・出口フィルタリングです。また、IPアドレスだけを本人確認の根拠にしません。

6.DNSキャッシュポイズニング:名前解決情報を偽装して誘導する

DNSは、ドメイン名とIPアドレスなどを対応付ける仕組みです。

DNSキャッシュポイズニングは、DNSリゾルバなどが保持するキャッシュへ偽の名前解決情報を混入させ、利用者を攻撃者が意図する接続先へ誘導する攻撃です。

典型例

利用者が正しいドメイン名を入力したが、DNSリゾルバが偽のIPアドレスを返したため、攻撃者のサイトへ接続した。

利用者はドメイン名を入力し間違えたわけではありません。

ドメイン名に対応する接続先を回答する仕組みが、偽の情報を保持している点が特徴です。

SEOポイズニングとの違い

DNSキャッシュポイズニング SEOポイズニング
DNSの名前解決情報を偽装する 検索順位などを不正に操作し、不正サイトを検索結果の目立つ位置へ表示させる
正しいドメイン名から誤ったIPアドレスへ誘導する 利用者に不正な検索結果を選ばせる
DNSリゾルバ・応答の信頼性が問題 検索結果の順位・表示が悪用される

主な対策

  • DNSサーバ・リゾルバを最新状態にする
  • 問い合わせIDや送信元ポートなどを予測されにくくする
  • 受信した応答が送信した問い合わせと対応していることを適切に検証する
  • DNSSEC検証を利用する
  • 端末・ルータのDNS設定が不正に変更されていないか確認する
  • HTTPS証明書の警告を無視しない

DNSSECは、DNSデータの真正性・完全性を検証する仕組みです。適切に検証されれば、署名されたDNS情報の偽装を検知する助けになります。

ただし、DNSSECだけで端末のマルウェア感染や偽サイトそのものなど、全ての誘導・なりすましを防げるわけではありません。

DNSの名前解決の詳細は「主要プロトコルの役割」で扱います。

7.セッションハイジャック:ログイン後のセッションを乗っ取る

Webサービスでは、ログイン後の利用者を識別するため、セッションIDやセッショントークンをCookieなどで管理する場合があります。

セッションハイジャックは、セッションIDなどの識別情報を推測・盗用するなどして、正規利用者の認証済みセッションを不正利用する攻撃です。

典型例

攻撃者が利用者の有効なセッションIDを取得し、パスワードを再入力せず、その利用者としてWebサービスを操作した。

この場合、攻撃者がパスワード認証を直接破ったとは限りません。

既に認証が成立した後の状態を示す情報が悪用されています。

セッションIDが奪われる例

  • 暗号化されていない通信の盗聴
  • クロスサイトスクリプティング
  • 端末内のマルウェア
  • 推測しやすいセッションID
  • URLへセッションIDを含める不適切な実装
  • ログアウト・失効処理の不備

パスワード攻撃との違い

パスワード攻撃 セッションハイジャック
認証を突破しようとする 認証成立後のセッションを不正利用する
ID・パスワードなどを試す 有効なセッションID・トークンなどを悪用する
認証段階を狙う 認証後の状態を狙う

主な対策は、セッションIDを推測困難にすること、通信中の盗聴を防ぐこと、ログイン成功時に適切にセッションを更新すること、不要になったセッションを失効させること、クロスサイトスクリプティングなどによるトークン窃取を防ぐことです。

多要素認証はログインを強化しますが、認証後のセッション管理も別に保護する必要があります。実装の詳細は「Webアプリケーションへの攻撃」や「セキュアプロトコルと実装技術」で扱います。

8.リプレイ攻撃:過去の正当なメッセージを再送する

リプレイ攻撃は、攻撃者が過去に取得した正当な認証情報やアクセス制御情報などを再送し、不正な認証や処理を成立させようとする攻撃です。

典型例

攻撃者が、利用者と認証サーバの間で送信された正当な認証メッセージを記録し、後から同じメッセージを再送した。

攻撃者がパスワードの内容を理解していなくても、過去の正当なメッセージをそのまま再利用できれば攻撃が成立する場合があります。

セッションハイジャックとの違い

リプレイ攻撃 セッションハイジャック
過去に取得した正当なメッセージを再送する 認証成立後のセッション識別情報を不正利用する
メッセージの再利用が中心 継続中の利用者セッションの利用・支配が中心

暗号化だけでは十分でない場合がある

通信内容が暗号化されていても、受信側が同じ正当なメッセージの再利用を受け入れる設計であれば、リプレイ攻撃が成立する可能性があります。

そのため、nonceなどの一回限りの値、タイムスタンプ、シーケンス番号、チャレンジレスポンスなどを利用し、古いメッセージや重複したメッセージを受け入れない仕組みにします。

「暗号化されているか」と「同じメッセージを再利用できるか」は別の判断軸です。

リプレイ耐性をもつ認証方式の詳細は「認証方式の仕組み」で扱います。

9.攻撃ごとの「暗号化で防げるか」を整理する

攻撃 TLSなどの通信暗号化の効果 補足
中間者攻撃 適切な証明書検証を含めて重要な対策 警告無視、端末侵害などには別対策が必要
MITB攻撃 TLSだけでは防げない 暗号化前・復号後のブラウザ内部で改ざんされる
DNSキャッシュポイズニング TLS証明書検証で異常に気付ける場合がある DNSSECなど名前解決側の対策も必要
セッションハイジャック 通信盗聴によるセッションID窃取の防止に有効 クロスサイトスクリプティング、マルウェア、推測などには別対策が必要
リプレイ攻撃 暗号化だけでは不十分な場合がある 古い・重複したメッセージを拒否する仕組みが必要
DDoS攻撃 直接の防止策ではない サービス利用の妨害が中心
IPスプーフィング 直接の防止策ではない 送信元検証・入口出口フィルタリングを行う
第三者中継 直接の防止策ではない メール中継・送信機能の認可や実装を適切にする

「暗号化しているから安全」と一括りにせず、攻撃者が操作する位置・情報を確認します。

よくある取り違え

誤った理解 正しい整理
DoS攻撃は必ず大量通信を送る攻撃である 正規利用者による資源利用を妨げる攻撃であり、大量通信は代表的な手法の一つ
DDoSは一つの端末から大量通信を送る攻撃である 多数のホストなどから分散して行うDoS攻撃
DDoSは送信元IPを一つ遮断すれば必ず止まる 送信元・方式が分散し、上流連携が必要な場合がある
中間者攻撃は過去の通信を後から再送する それはリプレイ攻撃。中間者攻撃は通信する二者の間へ入る
HTTPSを使用すれば、どのような中間者攻撃も絶対に成立しない 適切な証明書検証は重要だが、端末侵害などには別対策が必要
MITBは通信経路上の盗聴である 端末内のブラウザ処理へ介入する
MITBはTLSで完全に防げる 暗号化前・復号後を操作するため、TLSだけでは不十分
第三者中継は正規のメール転送機能を全て指す 認可されていない第三者がメール送信機能を悪用できる状態が問題
IPスプーフィングを行えば、攻撃者は必ず応答を受信できる 応答は通常、偽装した送信元へ返る
DNSキャッシュポイズニングは検索順位を操作する それはSEOポイズニング。DNSキャッシュポイズニングは名前解決情報を偽装する
DNSキャッシュポイズニングは利用者の入力ミスで起こる 正しいドメイン名でも偽の名前解決情報へ誘導される
セッションハイジャックはパスワードを総当たりする攻撃である 認証後のセッション識別情報を不正利用する
多要素認証を設定すればセッション管理は不要になる 認証後のセッションも別に保護する必要がある
リプレイ攻撃は必ず平文通信だけで起こる 暗号化されたメッセージでも再利用を拒否しなければ成立し得る

科目Bでの判断手順

  1. サービス利用を妨害しているか確認する

可用性の低下が中心ならDoS・DDoS攻撃を疑います。

  1. 多数のホストから分散しているか確認する

多数の送信元から分散してDoS攻撃を行っていればDDoS攻撃です。

  1. 通信する二者の間へ入っているか確認する

通信を傍受・変更していれば中間者攻撃です。

  1. 端末内のブラウザが操作されているか確認する

正規サイトへのHTTPS接続中に取引内容が書き換わるならMITB攻撃です。

  1. メール送信機能が権限のない第三者に使われているか確認する

不正なメール送信へ悪用されていれば第三者中継です。

  1. 送信元IPアドレスが偽装されているか確認する

IPパケットの送信元偽装ならIPスプーフィングです。

  1. ドメイン名と接続先の対応が偽装されているか確認する

正しいドメイン名から不正なIPアドレスへ誘導されればDNSキャッシュポイズニングです。

  1. 認証済みセッションが不正利用されているか確認する

有効なセッションIDなどを使って利用者になりすましていればセッションハイジャックです。

  1. 過去の正当なメッセージが再送されているか確認する

同じ認証・要求を後から再利用していればリプレイ攻撃です。

  1. 通信暗号化だけで防げると判断していないか確認する

MITB、リプレイ、端末侵害、セッション管理不備などには別の対策が必要です。

まとめ

  • DoS攻撃は、正規利用者によるシステム資源の利用を妨げる攻撃
  • DDoS攻撃は、多数のホストなどから分散して行うDoS攻撃
  • 中間者攻撃は、通信する二者の間へ入り、通信を傍受・変更する
  • 適切なTLSと証明書検証は中間者攻撃への重要な対策だが、端末侵害などには別対策が必要
  • MITB攻撃は、端末内のブラウザで暗号化前・復号後の取引内容を操作する
  • 第三者中継は、権限のない第三者がメールの中継・送信機能を不正利用する
  • IPスプーフィングは、IPパケットの送信元アドレスを偽装する
  • DNSキャッシュポイズニングは、偽の名前解決情報によって正しいドメイン名から不正な接続先へ誘導する
  • SEOポイズニングは検索順位などの操作であり、DNSキャッシュポイズニングとは別の手口
  • セッションハイジャックは、認証済みセッションの識別情報を不正利用する
  • 多要素認証を導入しても、認証後のセッション管理は別に必要
  • リプレイ攻撃は、過去の正当な認証・アクセス制御情報などを再送する
  • 暗号化だけでなく、古い・重複したメッセージを拒否する仕組みが必要
  • 科目Bでは、「サービス妨害・分散・通信の間・ブラウザ内・メール送信・送信元・名前解決・セッション・再送」のどれかを確認する

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  • C9-T03:主要プロトコルの役割

参考資料・基準日

本記事は、2026年8月3日時点のSGシラバスVer.4.1を基準に作成しています。

  • IPA「情報セキュリティマネジメント試験(レベル2)シラバス Ver.4.1」
  • IPA「安全なウェブサイトの作り方」(2026年8月7日参照)
  • NIST「Computer Security Resource Center (CSRC) Glossary」(2026年8月7日参照)
  • OWASP「Man-in-the-browser attack」
  • RFC 2827/BCP 38「Network Ingress Filtering: Defeating Denial of Service Attacks which employ IP Source Address Spoofing」(2000年5月)
  • RFC 5452「Measures for Making DNS More Resilient against Forged Answers」

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