重要度:A 論点:セキュリティ
問101:20人の利用者が共通鍵暗号方式を用いて、どの2人の間でも他の人に内容を知られずに暗号通信を行いたい。必要となる共通鍵の総数は幾つか。
- A:20
- B:40
- C:190
- D:380
【第101問:正解と解説】
正解:C
・A
20は利用者1人に1個ずつ鍵を割り当てた場合の数であり、2人の組ごとに鍵が必要になることが考慮されていない。
・B
40は公開鍵暗号方式を用いた場合の鍵の総数(20人×2個)である。
・C
正解。2人の組ごとに1個の共通鍵が必要であり、20人から2人を選ぶ組合せの数は20×19÷2=190個である。
・D
380は20×19で計算した値であり、同じ2人の組を2回数えてしまっている。
重要度:B 論点:セキュリティ
問102:n人の利用者が公開鍵暗号方式を用いて相互に暗号通信を行うとき、システム全体で必要となる鍵の総数を表す式はどれか。
- A:n
- B:2n
- C:n×(n−1)÷2
- D:2のn乗
【第102問:正解と解説】
正解:B
・A
nは、利用者1人につき鍵を1個とした場合の数であり、公開鍵と秘密鍵の対が考慮されていない。
・B
正解。公開鍵暗号方式では、利用者それぞれが公開鍵と秘密鍵の対を1組ずつ持てばよいので、鍵の総数は2n個である。利用者が増えても鍵の増え方は緩やかである。
・C
n×(n−1)÷2は、共通鍵暗号方式で必要となる鍵の総数を表す式である。
・D
2のn乗は、鍵の総数の式ではない。
重要度:A 論点:セキュリティ
問103:英大文字26種類と数字10種類の計36種類の文字を用いて、4文字のパスワードを作成する。各桁では同じ文字を繰り返し使用できるものとすると、設定できるパスワードは全部で何とおりか。
- A:144
- B:1296
- C:46656
- D:1679616
【第103問:正解と解説】
正解:D
・A
144は36×4で計算した誤りである。
・B
1296は36の2乗であり、2文字の場合のとおり数である。
・C
46656は36の3乗であり、3文字の場合のとおり数である。
・D
正解。各文字について36とおりの選び方があり、それが4文字分あるので36の4乗=1,679,616とおりである。
重要度:B 論点:セキュリティ
問104:使用できる文字が36種類のパスワードについて、各桁では同じ文字を繰り返し使用できるものとする。文字数を4文字から6文字へ増やしたとき、設定できるパスワードの総数は何倍になるか。
- A:1.5
- B:36
- C:1296
- D:2916
【第104問:正解と解説】
正解:C
・A
1.5倍は、文字数の比(6÷4)をそのまま倍率としてしまった誤りである。
・B
36倍は、文字数を1文字だけ増やした場合の倍率である。
・C
正解。1文字増やすごとに総数は36倍になるため、2文字増やすと36の2乗=1,296倍になる。文字数を増やすことが強度の向上に大きく寄与する。
・D
2916倍は、倍率の計算に誤った値を用いた場合の数値である。
重要度:B 論点:セキュリティ
問105:1秒間に100万とおりのパスワードを試行できる装置がある。総数が36億とおりのパスワードを全て試すには、およそ何時間かかるか。
- A:1
- B:3.6
- C:10
- D:36
【第105問:正解と解説】
正解:A
・A
正解。36億÷100万=3,600秒であり、3,600秒=1時間である。
・B
3.6時間は、秒から時間への換算を行わずに3,600を1,000で割った場合の誤りである。
・C
10時間は、試行速度を10万とおり毎秒として計算した場合の値である。
・D
36時間は、単位の換算を大きく誤った値である。

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