重要度:A
問1:ITサービスの提供者と顧客の間で、サービスの品質に関する目標値や責任の範囲について合意した文書はどれか。
- A:NDA
- B:RFP
- C:SLA
- D:BCP
【第1問:正解と解説】
正解:C
・A
NDAは、業務で知り得た秘密の情報を漏らさないことを約束する秘密保持契約である。
・B
RFPは、調達に当たって候補の事業者へ提案を求める提案依頼書である。
・C
正解。SLA(サービスレベル合意書)は、稼働率や障害復旧時間などのサービスレベルの目標値と、責任の範囲についてサービス提供者と顧客が合意した文書である。
・D
BCPは、災害などの発生時にも重要な業務を継続するための事業継続計画である。
重要度:B
問2:受注システムが停止し、原因の特定には時間がかかる見込みである。既知の回避策を適用して利用者が業務を再開できる状態へ戻すことを最優先にする活動はどれか。
- A:問題管理
- B:インシデント管理
- C:変更管理
- D:構成管理
【第2問:正解と解説】
正解:B
・A
問題管理は、インシデントの根本原因の究明と再発防止を目的とする活動である。
・B
正解。インシデント管理は、サービスの中断や品質低下が起きたときに、回避策などの暫定対処も使ってサービスを早期に復旧させることを最優先とする活動である。
・C
変更管理は、変更要求の影響を評価して承認の可否を判断する活動である。
・D
構成管理は、構成品目の情報を正確に把握して維持する活動である。
重要度:B
問3:過去3か月に発生した同種のインシデントの記録と傾向を分析し、共通する根本原因を特定して、インシデントの発生又は再発を防ぐための処置を決定する活動はどれか。
- A:インシデント管理
- B:リリース管理
- C:キャパシティ管理
- D:問題管理
【第3問:正解と解説】
正解:D
・A
インシデント管理は、サービスの早期復旧を目的とする活動であり、根本原因の究明は主目的ではない。
・B
リリース管理は、承認された変更を本番環境へ確実に展開するための活動である。
・C
キャパシティ管理は、将来の需要も見据えて資源の能力を計画・管理する活動である。
・D
正解。問題管理は、インシデントのデータや傾向を分析して問題を特定し、根本原因を分析して、インシデントの発生又は再発を防止するための処置を決定する活動である。
重要度:B
問4:システムに対する変更要求について、その影響やリスクを評価し、承認の可否を判断した上で実施させる活動はどれか。
- A:変更管理
- B:サービスデスク
- C:資産管理
- D:可用性管理
【第4問:正解と解説】
正解:A
・A
正解。変更管理は、変更要求の内容をスケジュール・影響・リスクの観点から評価し、承認された変更だけを計画的に実施させることで、変更に起因する障害を防ぐ活動である。
・B
サービスデスクは、利用者からの問合せを受け付ける窓口の機能である。
・C
資産管理は、ハードウェアやソフトウェアなどのIT資産を把握・管理する活動である。
・D
可用性管理は、サービスを必要なときに利用できる状態に保つための活動である。
重要度:B
問5:利用者からの問合せや障害の連絡を一元的に受け付ける、単一の窓口として機能するものはどれか。
- A:CSIRT
- B:PMO
- C:サービスデスク
- D:SOC
【第5問:正解と解説】
正解:C
・A
CSIRTは、セキュリティインシデントへの対応を担う組織である。
・B
PMOは、プロジェクトマネジメントを組織横断で支援する部門である。
・C
正解。サービスデスクは、利用者との単一の窓口(SPOC)として問合せや障害連絡を一元的に受け付け、記録し、必要に応じて担当部署へ引き継ぐ機能である。
・D
SOCは、セキュリティの監視と検知を専門に行う組織である。

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