1級土木施工管理技士 工学基礎知識 一問一答・四肢択一(全20問)|土の三相構成と物理量

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1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、土の三相構成と物理量の問題です(分野:工学基礎知識・重要度A)。一問一答14問 → 四肢択一6問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。

一問一答(○×)

難易度:★☆☆

問1:含水比を百分率で表すと、水の質量を土粒子の質量で割り、100を掛ける。

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正解:○

正解は○です。分母は土粒子の質量です。水を含む全質量ではありません。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);東洋大学審査学位論文 土粒の粉砕メカニズムに関する研究 第1章式1.1・1.2・1.4〜1.12(冊子5〜6・PDF6〜7頁)。


難易度:★☆☆

問2:気相質量を無視する土の湿潤密度は、土粒子と水の質量の和を全体積で割った量である。

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正解:○

正解は○です。質量と全体積の比です。単位体積重量γ=ρgとは区別します。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);新潟大学 土の単位体積重量に関するTips 単位体積重量の考え方・含水比の考え方・式1〜7及び密度への読替え。


難易度:★☆☆

問3:土の乾燥密度は、土粒子の質量を土粒子だけの体積で割った量である。

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正解:×

正解は×です。分母は全体積です。土粒子だけの体積で割る量は土粒子密度です。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);東洋大学審査学位論文 土粒の粉砕メカニズムに関する研究 第1章式1.1・1.2・1.4〜1.12(冊子5〜6・PDF6〜7頁)。


難易度:★☆☆

問4:間隙比の分母は土粒子の体積で、分子は間隙の体積である。

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正解:○

正解は○です。e=Vv/Vsです。全体積を分母とする間隙率と区別します。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);東洋大学審査学位論文 土粒の粉砕メカニズムに関する研究 第1章式1.1・1.2・1.4〜1.12(冊子5〜6・PDF6〜7頁)。


難易度:★☆☆

問5:間隙率を小数で表すと、間隙体積を全体積で割った値である。

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正解:○

正解は○です。n=Vv/Vです。百分率にするときは100を掛けます。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);東洋大学審査学位論文 土粒の粉砕メカニズムに関する研究 第1章式1.1・1.2・1.4〜1.12(冊子5〜6・PDF6〜7頁)。


難易度:★☆☆

問6:飽和度を百分率で表すと、水の体積を土の全体積で割り、100を掛ける。

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正解:×

正解は×です。分母は間隙体積です。水体積/全体積とは違います。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);東洋大学審査学位論文 土粒の粉砕メカニズムに関する研究 第1章式1.1・1.2・1.4〜1.12(冊子5〜6・PDF6〜7頁)。


難易度:★★☆

問7:湿潤密度ρと含水比20%から乾燥密度を求めるとき、ρ/(1+20)と計算する。

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正解:×

正解は×です。関係式のwは小数なので、20%は0.20です。ρ/(1+0.20)とします。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);新潟大学 土の単位体積重量に関するTips 単位体積重量の考え方・含水比の考え方・式1〜7及び密度への読替え。


難易度:★☆☆

問8:通常の土の三相モデルは土粒子・水・空気を考えるが、ある相の量がゼロとなる状態もある。

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正解:○

正解は○です。完全乾燥では水の相、完全飽和では空気の相がゼロとなるモデルです。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);東洋大学審査学位論文 土粒の粉砕メカニズムに関する研究 第1章式1.1・1.2・1.4〜1.12(冊子5〜6・PDF6〜7頁)。


難易度:★☆☆

問9:土の三相モデルでは、間隙体積は水と空気の体積の和である。

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正解:○

正解は○です。Vv=Vw+Vaです。土粒子体積は間隙に含めません。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);東洋大学審査学位論文 土粒の粉砕メカニズムに関する研究 第1章式1.1・1.2・1.4〜1.12(冊子5〜6・PDF6〜7頁)。


難易度:★☆☆

問10:間隙が水で満たされ空気体積がゼロの土では、飽和度は100%である。

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正解:○

正解は○です。Vw=VvなのでSr=1です。含水比が100%と決まる意味ではありません。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);新潟大学 土の単位体積重量に関するTips 単位体積重量の考え方・含水比の考え方・式1〜7及び密度への読替え。


難易度:★★☆

問11:土粒子密度ρsと間隙比eを用いると、乾燥密度はρs/(1+e)で求められる。

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正解:○

正解は○です。Ms=ρsVs、V=Vs(1+e)をρd=Ms/Vへ代入します。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);新潟大学 土の単位体積重量に関するTips 単位体積重量の考え方・含水比の考え方・式1〜7及び密度への読替え。


難易度:★★☆

問12:土粒子密度と乾燥密度は、どちらも分母が土の全体積なので、同じ土では等しい。

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正解:×

正解は×です。土粒子密度はMs/Vs、乾燥密度はMs/Vです。間隙があると分母が異なります。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);東洋大学審査学位論文 土粒の粉砕メカニズムに関する研究 第1章式1.1・1.2・1.4〜1.12(冊子5〜6・PDF6〜7頁)。


難易度:★☆☆

問13:乾燥で水分だけが失われ、土粒子の正味質量が変わらないと仮定する。このとき容器込みの乾燥前後の質量差は、双方の容器が同じなら水の質量に等しい。

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正解:○

正解は○です。容器質量は差を取ると相殺されます。実際のJIS試験の乾燥方法・終点を規定する問題ではありません。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);東洋大学審査学位論文 土粒の粉砕メカニズムに関する研究 第1章式1.1・1.2・1.4〜1.12(冊子5〜6・PDF6〜7頁)。


難易度:★★☆

問14:気相質量を無視する完全飽和の土で、間隙比をe、土粒子比重をGs、水の単位体積重量をγwとする。飽和単位体積重量はGsγw/(1+e)で求められる。

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正解:×

正解は×です。飽和では水の質量も含むため、γsat=(Gs+e)γw/(1+e)です。示された式は乾燥単位体積重量の式です。ρs=Gsρw、V=Vs(1+e)、飽和時Vw=eVsから質量密度の式を導き、gを掛けます。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)の体積・質量・Gsの定義(冊子13・PDF14頁);東洋大学審査学位論文 土粒の粉砕メカニズムに関する研究 第1章式1.7〜1.12の体積・質量定義(冊子6・PDF7頁);新潟大学 土の単位体積重量に関するTips 式3(飽和単位体積重量)、γ=ρgによる密度読替え;A独自の図面・算術モデル モデルP08-5、定義からの導出及び数値検算。

四肢択一

難易度:★★☆

問15:間隙率nを小数で表す。間隙比eからnを求める関係式として正しいものはどれか。

  1. n=1/e
  2. n=e/(1+e)
  3. n=e/(1−e)
  4. n=1+e
【第15問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。正しい。V=Vs+Vv、e=Vv/Vsよりn=e/(1+e)です。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);東洋大学審査学位論文 土粒の粉砕メカニズムに関する研究 第1章式1.1・1.2・1.4〜1.12(冊子5〜6・PDF6〜7頁)。

1:誤り。Vs/Vvであり、間隙率ではありません。

2:正しい。V=Vs+Vv、e=Vv/Vsよりn=e/(1+e)です。

3:誤り。全体積はVs−Vvではありません。

4:誤り。1+eは全体積をVsで割った値です。


難易度:★★☆

問16:wとSrを小数、eを間隙比、Gsを土粒子比重とするとき、正しい関係はどれか。

  1. Sr/e=w Gs
  2. Sr e=Gs/w
  3. Sr e=w Gs
  4. Sr e=w/Gs
【第16問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。Mw=ρw Vw、Ms=ρs Vs、Gs=ρs/ρwよりwGs=Vw/Vs=Sr eです。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);新潟大学 土の単位体積重量に関するTips 単位体積重量の考え方・含水比の考え方・式1〜7及び密度への読替え。

1:誤り。左辺はSrとeの積です。

2:誤り。右辺はwとGsの積です。

3:正しい。水と土粒子の質量・体積の定義から導く関係です。

4:誤り。Gsはwに掛けます。


難易度:★★☆

問17:気相質量を無視し、土粒子240g、水60g、全体積200cm³の土を考える。乾燥密度は何g/cm³か。小数第1位まで示す。

  1. 1.5g/cm³
  2. 0.3g/cm³
  3. 0.8g/cm³
  4. 1.2g/cm³
【第17問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。ρd=Ms/V=240/200=1.2g/cm³です。湿潤密度は(240+60)/200=1.5g/cm³です。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);新潟大学 土の単位体積重量に関するTips 単位体積重量の考え方・含水比の考え方・式1〜7及び密度への読替え;東洋大学審査学位論文 土粒の粉砕メカニズムに関する研究 第1章式1.1・1.2・1.4〜1.12(冊子5〜6・PDF6〜7頁)。

1:誤り。土粒子と水を足した湿潤密度です。

2:誤り。水だけの質量を全体積で割った値です。

3:誤り。体積を土粒子質量で割った量です。

4:正しい。240/200=1.2です。


難易度:★★☆

問18:全体積100cm³、土粒子60cm³、水30cm³、空気10cm³の土を考える。飽和度は何%か。端数処理は不要とする。

  1. 75%
  2. 30%
  3. 50%
  4. 40%
【第18問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。Vv=30+10=40cm³、Sr=30/40×100=75%です。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);東洋大学審査学位論文 土粒の粉砕メカニズムに関する研究 第1章式1.1・1.2・1.4〜1.12(冊子5〜6・PDF6〜7頁)。

1:正しい。間隙40cm³に対して水30cm³です。

2:誤り。全体積を分母とする体積含水率です。

3:誤り。土粒子体積を分母として計算しています。

4:誤り。間隙率の百分率です。


難易度:★★☆

問19:間隙比e=0.8、土粒子比重Gs=2.7、飽和度Sr=67.5%とする。含水比は何%か。w・Srを小数とした関係Sr e=w Gsを用い、端数処理は不要とする。

  1. 25%
  2. 20%
  3. 2%
  4. 200%
【第19問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。Sr=0.675、w=0.675×0.8/2.7=0.20、含水比20%です。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)(冊子13・PDF14頁);新潟大学 土の単位体積重量に関するTips 単位体積重量の考え方・含水比の考え方・式1〜7及び密度への読替え。

1:誤り。指定された関係式の数値に一致しません。

2:正しい。0.675×0.8/2.7=0.20です。

3:誤り。百分率への換算が10分の1です。

4:誤り。百分率への換算が10倍です。


難易度:★☆☆

問20:気相質量を無視する完全飽和の土で、間隙比e=0.8、土粒子比重Gs=2.7、水の密度ρw=1.00g/cm³とする。飽和密度ρsat=(Gs+e)ρw/(1+e)は何g/cm³か。小数第2位を四捨五入し、小数第1位で示す。

  1. 1.5g/cm³
  2. 2.7g/cm³
  3. 1.9g/cm³
  4. 1.0g/cm³
【第20問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。ρsat=(2.7+0.8)×1.00/(1+0.8)=3.5/1.8=1.9444…g/cm³なので、指定した表示では1.9g/cm³です。

根拠:三重大学 環境土壌学実験テキスト 第2章(2)の体積・質量・Gsの定義(冊子13・PDF14頁);東洋大学審査学位論文 土粒の粉砕メカニズムに関する研究 第1章式1.7〜1.12の体積・質量定義(冊子6・PDF7頁);新潟大学 土の単位体積重量に関するTips 式3(飽和単位体積重量)、γ=ρgによる密度読替え;A独自の図面・算術モデル モデルP08-5、定義からの導出及び数値検算。

1:誤り。水の質量を含めない乾燥密度2.7/1.8=1.5です。

2:誤り。土粒子密度Gsρwの値であり、間隙の体積と水の質量が反映されていません。

3:正しい。完全飽和の水の質量を加えた3.5/1.8を、指定どおり四捨五入します。

4:誤り。水の密度を答えており、土粒子を含む全体の密度ではありません。

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