賃貸不動産経営管理士 修繕・原状回復・敷金管理 一問一答 第31問〜第35問

難易度(暫定):基礎 論点:有益費と増価の現存

共通条件
法令基準日は2026年4月1日。2020年4月1日以後に締結した居住用建物の賃貸借を扱い、貸主と借主は直接の契約当事者である。民法の規定によって判断し、記載のない特約、債権譲渡、相殺、権利濫用等の特別な事情はない。修繕の必要性、帰責事由、急迫の事情、相当期間の経過、必要費・有益費への該当性等は、設問で明示した事実を前提とする。工事の技術的妥当性や具体的な賃料減額率の鑑定は問わない。各問は独立した事例である。

問31:借主が有益費を支出していても、賃貸借の終了時にその価格の増加が現存しない場合には、民法第608条第2項・第196条第2項に基づく有益費の償還は認められない。

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正解:○

第196条第2項は、価格の増加が現存する場合に限って有益費の償還を認める。支出したという事実だけでは足りない。

根拠

  • 民法 第608条第2項・第196条第2項

難易度(暫定):基礎 論点:一部使用不能と賃料減額

共通条件
法令基準日は2026年4月1日。2020年4月1日以後に締結した居住用建物の賃貸借を扱い、貸主と借主は直接の契約当事者である。民法の規定によって判断し、記載のない特約、債権譲渡、相殺、権利濫用等の特別な事情はない。修繕の必要性、帰責事由、急迫の事情、相当期間の経過、必要費・有益費への該当性等は、設問で明示した事実を前提とする。工事の技術的妥当性や具体的な賃料減額率の鑑定は問わない。各問は独立した事例である。

問32:借主に責任のない事故で建物の一部が使用収益できなくなったが、残存部分で居住目的は達成できる。民法第611条第1項により、賃料は使用収益できなくなった部分の割合に応じて減額される。

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正解:○

第611条第1項の要件を満たすと、使用収益できない部分の割合に応じて賃料が減額される。損傷の発生だけでなく、使用収益不能と借主の帰責事由がないことを確認する。

根拠


難易度(暫定):基礎 論点:賃料減額と請求の要否

共通条件
法令基準日は2026年4月1日。2020年4月1日以後に締結した居住用建物の賃貸借を扱い、貸主と借主は直接の契約当事者である。民法の規定によって判断し、記載のない特約、債権譲渡、相殺、権利濫用等の特別な事情はない。修繕の必要性、帰責事由、急迫の事情、相当期間の経過、必要費・有益費への該当性等は、設問で明示した事実を前提とする。工事の技術的妥当性や具体的な賃料減額率の鑑定は問わない。各問は独立した事例である。

問33:借主に責任のない事由によって建物の一部が使用収益できなくなっても、民法第611条第1項による賃料減額は、借主が減額を請求するまでは生じない。

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正解:×

同項は、要件を満たせば賃料が減額されると定め、借主の減額請求を効力発生の条件としていない。

根拠


難易度(暫定):基礎 論点:費用償還請求の期間

共通条件
法令基準日は2026年4月1日。2020年4月1日以後に締結した居住用建物の賃貸借を扱い、貸主と借主は直接の契約当事者である。民法の規定によって判断し、記載のない特約、債権譲渡、相殺、権利濫用等の特別な事情はない。修繕の必要性、帰責事由、急迫の事情、相当期間の経過、必要費・有益費への該当性等は、設問で明示した事実を前提とする。工事の技術的妥当性や具体的な賃料減額率の鑑定は問わない。各問は独立した事例である。

問34:民法第622条が準用する第600条第1項は、借主が支出した費用の償還を請求すべき期間を、貸主が建物の返還を受けた時から2年以内と定めている。

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正解:×

同項の期間は、貸主が返還を受けた時から1年以内であり、2年ではない。賃貸借への準用は第622条による。

根拠

  • 民法 第622条・第600条第1項

難易度(暫定):基礎 論点:一部使用不能時の解除

共通条件
法令基準日は2026年4月1日。2020年4月1日以後に締結した居住用建物の賃貸借を扱い、貸主と借主は直接の契約当事者である。民法の規定によって判断し、記載のない特約、債権譲渡、相殺、権利濫用等の特別な事情はない。修繕の必要性、帰責事由、急迫の事情、相当期間の経過、必要費・有益費への該当性等は、設問で明示した事実を前提とする。工事の技術的妥当性や具体的な賃料減額率の鑑定は問わない。各問は独立した事例である。

問35:建物の一部が使用収益できなくなり、残存部分だけでは借主が賃借の目的を達成できなくなった。借主は、民法第611条第2項に基づいて契約を解除することができる。

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正解:○

第611条第2項は、残存部分のみでは賃借目的を達成できないとき、借主による解除を認める。減額だけしかできないという規定ではない。

根拠

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