リース〔2027年度版〕(借手:使用権資産・リース負債、短期・少額) 一問一答 第1問〜第5問

問1

【2027年度専用】 通常の借手リース(短期リース・少額リースの賃貸借処理には該当しない)を開始した。開始時の処理として正しいものを1つ選びなさい。

A. 使用権資産とリース負債を計上する
B. 支払リース料として費用処理する
C. 使用権資産のみを計上する
D. 開始時には何も計上しない

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解答・解説

正答:A

正答理由

通常の借手リースでは、借りて使う権利を使用権資産として計上し、支払う義務をリース負債として計上します。

使用権資産 ×××  /  リース負債 ×××

誤答理由

  • B:支払リース料として費用処理するのは、短期リース・少額リースで賃貸借処理する場合です。本問は通常の借手リースであると問題文に示されています。
  • C:使用権資産だけを計上すると、貸方が空白になり仕訳が成立しません。支払う義務をリース負債として計上します。
  • D:通常の借手リースでは開始時に資産と負債を計上します。何も計上しないのは誤りです。

通常の借手リースか短期・少額かは問題文に示されます。


問2

【2027年度専用】 短期リースに該当し、賃貸借処理する契約について、リース料を普通預金口座から支払った。このときの処理として正しいものを1つ選びなさい。

A. 支払リース料として費用処理し、使用権資産・リース負債は計上しない
B. 使用権資産とリース負債を計上する
C. リース負債を減額する
D. 使用権資産を減額する

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解答・解説

正答:A

正答理由

短期リース・少額リースで賃貸借処理する場合、使用権資産もリース負債も計上しません。

支払リース料 ×××  /  普通預金 ×××

誤答理由

  • B:通常の借手リースの開始時の処理です。本問は短期リースに該当し賃貸借処理すると問題文に示されています。
  • C:リース負債は通常の借手リースで計上した負債を返済する場合に用います。賃貸借処理では負債を計上していないため、減らすべき負債がありません。
  • D:使用権資産も計上していないため、減額する資産がありません。

短期リース・少額リースに該当するかどうかは問題文に示されます。 自分で判定する必要はありません。


問3

【2027年度専用】 店舗用の建物を賃借しており、問題文で賃貸借処理する旨が示されている。リース料を普通預金口座から支払った。借方に計上する費用科目として正しいものを1つ選びなさい。

A. 支払リース料
B. 使用権資産
C. リース負債
D. 前払費用

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解答・解説

正答:A

正答理由

賃貸借処理する旨が問題文で示されているため、費用科目は支払リース料です。

支払リース料は損益計算書では販売費及び一般管理費に表示します。

誤答理由

  • B:使用権資産は通常の借手リースで用いる資産科目であり、本問が問う賃貸借処理の費用科目ではありません。
  • C:リース負債は負債科目であり、本問が問う費用科目ではありません。
  • D:前払費用は期間配分のための経過勘定であり、本問が問う賃貸借処理の費用科目ではありません。

問4

【2027年度専用】 通常の借手リース(短期・少額の賃貸借処理には該当しない)を利子込み法により開始した。年額 ¥300,000 を4回支払う契約であり、リース料総額は ¥1,200,000 である。開始時に計上する使用権資産とリース負債の金額として正しいものを1つ選びなさい。

A. 使用権資産 ¥1,200,000/リース負債 ¥1,200,000
B. 使用権資産 ¥300,000/リース負債 ¥300,000
C. 使用権資産 ¥1,200,000/リース負債 ¥300,000
D. 使用権資産・リース負債ともに計上しない

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解答・解説

正答:A

正答理由

利子込み法では、リース料総額をそのまま計上します。

使用権資産 = リース料総額 = ¥1,200,000
リース負債 = 同額 = ¥1,200,000

検算:¥300,000 × 4回 = ¥1,200,000 = リース料総額 ✓

誤答理由

  • B(¥300,000):1回分の支払額です。計上するのはリース料総額です。
  • C:使用権資産とリース負債の金額が一致していません。開始時は同額で計上します。
  • D:通常の借手リースでは開始時に資産と負債を計上します。計上しないのは短期・少額の賃貸借処理の場合です。

利子込み法では利息相当額もまとめて計上するため、支払時に支払利息は生じません。


問5

【2027年度専用】 通常の借手リース(短期・少額の賃貸借処理には該当しない)を利子抜き法により開始した。年額 ¥360,000 を5回支払う契約であり、リース料総額は ¥1,800,000、利息相当額は ¥150,000 である。(1)使用権資産の計上額と(2)利息相当額の総額の組合せとして正しいものを1つ選びなさい。

A. (1) ¥1,650,000 /(2) ¥150,000
B. (1) ¥1,800,000 /(2) ¥150,000
C. (1) ¥1,650,000 /(2) ¥30,000
D. (1) ¥150,000 /(2) ¥1,650,000

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解答・解説

正答:A

正答理由

利子抜き法では、使用権資産・リース負債の計上額はリース料総額から利息相当額を差し引きます。

計上額 = ¥1,800,000 - ¥150,000 = ¥1,650,000
利息相当額の総額 = ¥150,000

検算:¥1,650,000 + ¥150,000 = ¥1,800,000。

誤答理由

  • B:¥1,800,000はリース料総額であり、利子抜き法の開始時計上額ではありません。
  • C:¥30,000は¥150,000÷5で求める各期の利息であり、利息相当額の総額ではありません。
  • D:計上額と利息相当額の総額を入れ替えています。

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