問6
【2027年度専用】 次の資料にもとづき、(1)当期の費用として計上する支払リース料と(2)決算で計上する未払費用の金額を計算しなさい。あわせて(3)決算整理仕訳を示しなさい。
資料
- 会計期間:2027年4月1日から2028年3月31日まで
- 短期リースに該当し、賃貸借処理する契約である
- 2028年1月1日に契約を開始し、月額 ¥30,000 のリース料を支払う契約である
- 2028年3月31日までに支払いは行われていない
- 当期に対応する月数は3か月である
- 科目の指定はない
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解答・解説
正答
- 当期の費用として計上する支払リース料 = ¥90,000
- 未払費用 = ¥90,000
- 決算整理仕訳
| 借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 支払リース料 | 90,000 | 未払費用 | 90,000 |
判断根拠
支払いは行われていないが、当期に対応する分は当期の費用とします。
| 手順 | 内容 | 金額 |
|---|---|---|
| ① | 当期に対応する月数 | 3か月 |
| ② | 当期の費用(30,000 × 3か月) | 90,000 |
| ③ | 未払いであるため同額を未払費用へ | 90,000 |
計算過程
①当期分(2028年1月〜3月=3か月) ②当期の費用 = ¥30,000 × 3か月 = ¥90,000 ③支払いが行われていないため、同額を未払費用として計上する
検算
- 借方 90,000 = 貸方 90,000 ✓
- 月額 ¥30,000 × 3か月 = ¥90,000 ✓
想定される誤り
第1に、支払いがないため何も計上しないという誤りです。当期に対応する分は、支払いの有無にかかわらず当期の費用とします。
第2に、科目の指定がないのに未払リース料を用いてしまう誤りです。指定がなければ未払費用を用います。
第3に、使用権資産・リース負債を計上してしまう誤りです。短期リースに該当し賃貸借処理する旨が問題文に示されているため、資産も負債も計上しません。
前払の場合とは借方・貸方が逆になります。 前払は「前払費用/支払リース料」、未払は「支払リース料/未払費用」です。