変動対価(売上割戻・返金負債) 一問一答 第6問〜第8問

問6

見積返金負債40,000円に対し、実際の売上割戻額が50,000円となった。差額10,000円の処理として正しいものを選びなさい。

A. 売上を10,000円減額する
B. 売上を10,000円増額する
C. 返金負債を10,000円追加して残す
D. 何も処理しない

解答を見る

解答・解説

正答: A

正答理由:実際額が見積額を10,000円上回ったため、不足する10,000円は売上を追加で減額して精算します。

誤答理由

  • Bは差額の方向が逆です。
  • Cは確定時の精算後にも返金負債を残すことになり、返金負債残高が0になるという検算に合いません。
  • Dでは実際額と見積額の差が未処理になります。

問7

見積返金負債40,000円に対し、実際の売上割戻額が30,000円となった。差額10,000円の処理として正しいものを選びなさい。

A. 売上を10,000円増額する
B. 売上を10,000円減額する
C. 返金負債を10,000円残す
D. 売掛金を10,000円増やして返金負債も残す

解答を見る

解答・解説

正答: A

正答理由:実際額が見積額を10,000円下回ったため、余っていた見積額10,000円を売上へ戻します。

誤答理由

  • Bは実際額が見積額より少ないのに売上を追加で減らしており逆です。
  • Cは確定後も返金負債を残すため、精算が完了していません。
  • Dも返金負債残高を残し、売掛金を不必要に増額しています。

問8

売上割戻と仕入割戻の関係について最も適切な記述を選びなさい。

A. 売上割戻の見積りは返金負債を用いて売上を純額化し、仕入割戻は記帳方法に応じて仕入または商品を減額する
B. どちらも返金負債を計上する
C. どちらも売上を増額する
D. 売上割戻は仕入勘定を減らし、仕入割戻は売上勘定を減らす

解答を見る

解答・解説

正答: A

正答理由:売上側の割戻は売上を純額化して返金負債を計上します。一方、仕入側の割戻は既習の記帳方法に応じて、三分法では仕入、売上原価対立法では商品を減額します。売上側と仕入側では減額する勘定の方向が異なります。

誤答理由

  • Bは仕入割戻でも返金負債を使うとしており誤りです。仕入側では、記帳方法に応じて仕入または商品を減額します。
  • Cはどちらも売上を増額するとしており、両論点を混同しています。
  • Dは売上側と仕入側の勘定を逆にしています。

タイトルとURLをコピーしました