中小企業診断士 企業経営理論 一問一答 第119問〜第123問|技術経営・イノベーション・製品開発

重要度:A 論点:漸進的イノベーションと急進的イノベーション

問119:イノベーションを変化の大きさで分けると、既存を少しずつ改善するものと、技術体系や市場構造を大きく変えるものを、それぞれ何というか。

解答を見る

前者が漸進的イノベーション(インクリメンタル)、後者が急進的イノベーション(ラディカル)である。


重要度:A 論点:プロダクト・イノベーションとプロセス・イノベーション

問120:対象で分けると、製品そのものの機能・性能を新しくするものと、生産方法・業務プロセスを新しくするものを、それぞれ何というか。

解答を見る

前者がプロダクト・イノベーション、後者がプロセス・イノベーションである。プロダクトは顧客価値・機能の変化、プロセスはコスト削減・品質向上・生産性向上に関わる。


重要度:A 論点:アーキテクチュラル・イノベーションとモジュラー・イノベーション

問121:既存の部品・要素技術は変えずに部品間の結び付き方(構造)を変えるものと、全体構造は変えず特定部品・要素技術を大きく変えるものを、それぞれ何というか。

解答を見る

前者がアーキテクチュラル・イノベーション、後者がモジュラー・イノベーションである。アーキテクチュラル・イノベーションでは既存企業が持つ構造理解の知識が通用しにくくなる(ヘンダーソン&クラークの分類)。


重要度:A 論点:持続的イノベーションと破壊的イノベーション

問122:既存顧客が重視する性能を高めるイノベーションと、当初は主流市場で低く評価されるが後に既存市場を置き換えうるイノベーションを、それぞれ何というか。提唱者は誰か。

解答を見る

前者が持続的イノベーション、後者が破壊的イノベーションである。提唱者はクリステンセン。破壊的イノベーションは当初は性能が低く主流顧客に評価されないが、やがて主流市場を侵食する。


重要度:A 論点:イノベーションのジレンマ

問123:優良企業が既存顧客の声を重視し合理的に経営した結果、かえって破壊的技術への対応に失敗する現象を何というか。

解答を見る

イノベーションのジレンマ。クリステンセンが指摘した現象で、既存顧客を大切にする「正しい経営」が破壊的技術の軽視につながるという逆説である。持続的イノベーションで先行する優良企業ほど陥りやすい。



コメント

タイトルとURLをコピーしました