中小企業診断士 企業経営理論 一問一答 第52問〜第56問|成長戦略・多角化・PPM

重要度:A 論点:資金循環の基本

問52:PPMの基本的な資金配分の考え方として、金のなる木で得た資金を、花形や有望な問題児に再配分するのが望ましいとされる。正しいか。

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はい。金のなる木は投資負担が軽く安定的にキャッシュを生むため、その資金を成長投資が必要な花形や有望な問題児に振り向けるのが基本的な資金循環である。


重要度:B 論点:経験曲線効果との関係

問53:PPMの横軸である相対的市場シェアが重視される背景として、生産・累積経験量の増加に伴い単位コストが逓減するとされる効果を何というか。

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経験曲線効果。市場シェアが高い企業ほど累積生産量が多くコスト優位に立ちやすいという前提が、PPMの理論的背景の一つになっている。


重要度:B 論点:PPMの限界

問54:次の記述の誤りを訂正せよ。「PPMは事業間シナジーを的確に反映でき、2軸で機械的に投資・撤退を決めれば十分である。」

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誤り。PPMは事業間のシナジーを十分に考慮しにくく、市場成長率と相対的市場シェアの2軸だけで事業魅力度を判断する単純化の限界がある。機械的な判断だけでは不十分である。


重要度:A 論点:分類を示した論者

問55:専門化率・垂直率・関連率の水準により、企業の多角化を単一事業・垂直的事業・関連事業・非関連事業などに分類した論者は誰か。

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ルメルト(Rumelt)。専門化率・垂直率・関連率という定量指標で多角化タイプを分類した。


重要度:A 論点:3つの指標

問56:ルメルトの多角化分類で用いる、(1)総売上高に占める最大事業の売上比率、(2)垂直的に関連する事業群の売上比率、(3)相互に関連する事業群の売上比率を、それぞれ何というか。

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(1)専門化率 (2)垂直率 (3)関連率。専門化率が高いほど多角化の程度は低いと判断される。



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