情報セキュリティマネジメント インシデント対応・事業継続 一問一答 第11問〜第15問

重要度:A 論点:デジタルフォレンジックス

問11:デジタルフォレンジックスとは、インシデントの原因究明や法的手続に備えて、電磁的記録を証拠として保全し、改変されていないことを示せる形で収集・分析する一連の技術と手続である。

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○:ログ・ディスク・メモリの内容などを対象とし、証拠としての完全性を保ちながら扱う点が特徴である。単なるログの保管やデータの解析とは、証拠性の確保という目的で区別される。


重要度:A 論点:BIA

問12:BIA(事業影響度分析)では、業務が停止した場合の影響を時間の経過に沿って評価し、優先して復旧すべき重要業務と許容できる停止時間を明らかにする。

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○:売上・顧客・法令・社会的信用・他業務への影響などを評価し、重要業務と必要な資源、復旧の順序を明確にする分析である。RTOなどの復旧目標は、この結果に基づいて設定される。


重要度:B 論点:電源断の判断

問13:不審な通信をしている端末を発見した場合は、証拠保全の必要性を確認せず、必ず直ちに電源を切るのが適切である。

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×:電源を切るとメモリ上の揮発性情報が失われる場合がある一方、通信を続ければ被害が広がるおそれもある。一律に断定せず、組織の手順と専門部署の指示に従って、隔離・証拠保全・停止の方法を判断する。


重要度:B 論点:保管・受渡しの記録

問14:デジタル証拠を収集する際は、誰がいつ取得・移送・保管したかを記録し、改変や紛失を防ぐことが重要である。

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○:証拠の同一性と完全性を後から説明できるよう、取得の手順、保管場所、取扱者、受渡しの経緯を記録する。原本は不用意に変更せず、複製に対して調査を行い、ハッシュ値で同一性を確認する。


重要度:B 論点:RTO・RPOの区別

問15:RPOは、障害の発生後にシステムを復旧させるまでに許容できる時間を表す。

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×:この内容はRTO(目標復旧時間)の説明である。RPO(目標復旧時点)は、復旧させるデータを障害発生前のどの時点まで戻すかという目標であり、許容できるデータ損失の範囲を時間で表す。バックアップの取得間隔を決める根拠になる。


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