基本情報技術者 技術要素 択一式(応用) 第106問〜第110問|セキュリティ

重要度:B 論点:セキュリティ

問106:ある企業のシステムには200人の利用者がいる。全員が相互に共通鍵暗号方式で通信する場合と、公開鍵暗号方式で通信する場合とで、必要な鍵の総数の差は幾つか。

  • A:400
  • B:19500
  • C:19900
  • D:20300
【第106問:正解と解説】

正解:B

・A
400は公開鍵暗号方式で必要となる鍵の総数(200×2)そのものであり、差ではない。

・B
正解。共通鍵方式では19,900個、公開鍵方式では400個が必要であり、差は19,900−400=19,500個である。利用者が多いほど共通鍵方式の鍵管理の負担が大きくなる。

・C
19900は共通鍵暗号方式で必要となる鍵の総数(200×199÷2)そのものであり、差ではない。

・D
20300は、2つの鍵の総数を合計した値である。


重要度:C 論点:セキュリティ

問107:ハッシュ値の長さが8ビットであるハッシュ関数がある。このハッシュ関数が出力し得るハッシュ値は何とおりか。

  • A:8
  • B:16
  • C:64
  • D:256
【第107問:正解と解説】

正解:D

・A
8はビット数そのものであり、出力し得る値の数ではない。

・B
16は4ビットの場合のとおり数である。

・C
64は6ビットの場合のとおり数である。

・D
正解。8ビットで表現できる値は2の8乗=256とおりである。ハッシュ値が短いほど異なるデータが同じ値になる衝突が起こりやすくなる。


重要度:B 論点:セキュリティ

問108:1日当たり平均0.5件のインシデントが発生するシステムがある。30日間に発生するインシデントの件数の期待値は何件か。

  • A:15
  • B:30
  • C:45
  • D:60
【第108問:正解と解説】

正解:A

・A
正解。期待値は1日当たりの平均件数×日数で求められ、0.5×30=15件である。

・B
30件は日数の値そのものである。

・C
45件は、1日当たりの件数を1.5件として計算した場合の値である。

・D
60件は、1日当たりの件数を2件として計算した場合の値である。


重要度:C 論点:セキュリティ

問109:ある攻撃が1年間に発生する確率が0.2、発生した場合の損失額が5,000万円と見積もられた。この脅威による年間の予想損失額は何万円か。

  • A:200
  • B:1000
  • C:2500
  • D:5000
【第109問:正解と解説】

正解:B

・A
200万円は、損失額を1,000万円として計算した場合の値である。

・B
正解。年間予想損失額=発生確率×1回当たりの損失額=0.2×5,000=1,000万円である。リスク対策に掛けられる費用の目安を判断する材料になる。

・C
2500万円は、発生確率を0.5として計算した場合の値である。

・D
5000万円は損失額そのものであり、発生確率が考慮されていない。


重要度:C 論点:セキュリティ

問110:バックアップとして、フルバックアップを日曜日に取得し、月曜日から土曜日までは毎日の業務終了後に、直前のバックアップ取得後からの変更分だけを増分バックアップとして取得している。水曜日の増分バックアップを取得した後に障害が発生した場合、復旧に必要なバックアップの数は幾つか。

  • A:1
  • B:2
  • C:3
  • D:4
【第110問:正解と解説】

正解:D

・A
1つでは、日曜日のフルバックアップだけとなり、月曜日以降の変更が反映されない。

・B
2つでは、火曜日までの変更しか反映されず、水曜日の直前の状態には戻せない。

・C
3つでは、月曜日と火曜日の増分までしか適用できない。

・D
正解。日曜日のフルバックアップに、月曜日・火曜日・水曜日の増分バックアップを順に適用する必要があるため、合計4つが必要である。


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