基本情報技術者 技術要素 択一式(応用) 第61問〜第65問

重要度:B

問61:Webサイトのアクセシビリティを高める施策として、最も適切なものはどれか。

  • A:最新のブラウザだけで動作する装飾効果や動きのある演出を積極的に取り入れる
  • B:全ての情報を画像にして、どの閲覧環境でも同じ見た目で表示されるようにする
  • C:画像に代替テキストを付け、読み上げソフトでも内容が分かるようにする
  • D:会員登録を済ませた利用者だけが閲覧できるようにアクセスを制限する
【第61問:正解と解説】

正解:C

・A
特定の環境でしか使えない機能に依存すると、利用できる人を狭めることになり、アクセシビリティは下がる。

・B
情報を画像だけで提供すると、音声読み上げや文字サイズの変更といった手段で利用する人が内容を得られなくなる。

・C
正解。代替テキストを付けておけば、視覚に障害のある利用者が音声読み上げソフトを使う場合でも画像の内容を把握でき、幅広い人が利用しやすいサイトになる。

・D
アクセスの制限は利用できる人を狭めるものであり、アクセシビリティの向上とは逆の施策である。


重要度:C

問62:UXデザインの説明として、最も適切なものはどれか。

  • A:画面の配色やボタンの形状など、見た目の美しさだけを追求する設計
  • B:製品やサービスの利用を通じて利用者が得る体験全体を良くすることを目指す設計
  • C:開発者がプログラムを書きやすいように、システムの内部構造を整理する設計
  • D:障害の発生に備えて、システムを冗長化して信頼性を高めるための設計
【第62問:正解と解説】

正解:B

・A
見た目はUIを構成する一要素にすぎず、UXは見た目の美しさだけを対象とするものではない。

・B
正解。UX(ユーザエクスペリエンス)は、使いやすさや分かりやすさに加えて、利用の前後も含めて利用者が得る体験全体の質を高めることを目指す考え方である。

・C
内部構造の整理は保守性などを高めるソフトウェア設計の話であり、UXデザインの説明ではない。

・D
冗長化による信頼性の向上はシステム構成の設計であり、UXデザインの説明ではない。


重要度:B

問63:入力された注文数量が、あらかじめ定めた上限と下限の範囲内に収まっているかどうかを確かめる入力チェックはどれか。

  • A:シーケンスチェック
  • B:フォーマットチェック
  • C:論理チェック
  • D:リミットチェック
【第63問:正解と解説】

正解:D

・A
シーケンスチェックは、データが定められた順序どおりに並んでいるかを確かめるチェックである。

・B
フォーマットチェックは、データの桁数や文字種などの形式が正しいかを確かめるチェックである。

・C
論理チェックは、関連する項目の間に矛盾がないか(例:出荷日が受注日より前になっていないか)を確かめるチェックである。

・D
正解。リミットチェック(範囲チェック)は、入力値があらかじめ定めた上限・下限の範囲内に収まっているかを確かめるチェックである。


重要度:A

問64:商品コードの入力誤りを検出するために、コードの末尾に検査用の数字を付加しておき、入力時に一定の計算で検算する方式はどれか。

  • A:チェックディジット
  • B:パリティチェック
  • C:CRC
  • D:フォーマットチェック
【第64問:正解と解説】

正解:A

・A
正解。チェックディジットは、コードの各桁から所定の計算で求めた検査数字を付加し、入力時に再計算して照合することで入力誤りを検出する方式である。検出できる誤りの種類は採用する計算方式によって異なり、全ての桁誤りや桁の入替えを必ず検出できるとは限らない。

・B
パリティチェックは、ビット列に検査ビットを付加して伝送や記録の誤りを検出する方式であり、コードの入力誤りの検出を目的とするものではない。

・C
CRCは、通信などで送るデータのまとまりに検査用の値を付けて、伝送中の誤りを検出する方式である。

・D
フォーマットチェックは、桁数や文字種などの形式を確かめる入力チェックであり、検査数字による検算は行わない。


重要度:C

問65:レスポンシブWebデザインの説明として、適切なものはどれか。

  • A:PC用とスマートフォン用に別々のURLでページを用意して、機器ごとに切り替える
  • B:画面の幅に応じてレイアウトを調整し、1つのページを様々な機器で見やすく表示する
  • C:通信環境が悪い場合に、画像の表示を省略してテキストだけを表示する
  • D:利用者の閲覧履歴に応じて、表示するコンテンツの内容を自動的に変更する
【第65問:正解と解説】

正解:B

・A
機器ごとに別のページを用意する方法もあるが、レスポンシブWebデザインは1つのページで対応する手法を指す。

・B
正解。レスポンシブWebデザインは、画面の幅などに応じてスタイルを切り替えることで、同じページをPC・タブレット・スマートフォンのいずれでも見やすく表示する手法である。

・C
通信環境に応じて表示を簡略化することは、レスポンシブWebデザインの説明ではない。

・D
利用者に応じて表示内容を変えるのは、パーソナライズの説明である。


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