重要度:A 論点:プロジェクトマネジメント
問11:ある作業の所要期間について、楽観値を4日、最可能値を7日、悲観値を16日と見積もった。PERTの三点見積りによる期待所要期間は何日か。
- A:6
- B:8
- C:9
- D:12
【第11問:正解と解説】
正解:B
・A
6日は、楽観値と最可能値だけを用いるなど、悲観値又は重み付けを正しく反映していない値である。
・B
正解。PERTの三点見積りによる期待所要期間は、(楽観値+4×最可能値+悲観値)÷6で求める。(4+4×7+16)÷6=48÷6=8日である。
・C
9日は、三つの見積値を単純平均するなど、最可能値を4倍する重み付けを正しく適用していない値である。
・D
12日は、悲観値の影響を過大に見積もるなど、PERTの期待値の式を正しく適用していない値である。
重要度:A 論点:プロジェクトマネジメント
問12:プロジェクトチームのメンバが8人であり、全てのメンバが相互に1対1で直接連絡できるとき、コミュニケーションチャネルは何本あるか。
- A:8
- B:16
- C:28
- D:56
【第12問:正解と解説】
正解:C
・A
8本は、メンバ数をそのままチャネル数とした値であり、メンバ間の組合せを数えていない。
・B
16本は、メンバ数を2倍した値であり、1対1で連絡するメンバの組合せ数ではない。
・C
正解。n人が相互に1対1で連絡できるとき、コミュニケーションチャネル数はn×(n−1)÷2で求める。8×7÷2=28本である。
・D
56本は、8×7まで計算した後、同じ2人の組を双方向に重複して数えた値である。
重要度:B 論点:プロジェクトマネジメント
問13:1人が1か月に500ステップのプログラムを作成できる。30,000ステップの開発を5か月で完了させるために必要な要員は何人か。ここで、各要員の生産性は同じで一定であり、要員の追加による生産性の低下はないものとする。
- A:6
- B:10
- C:12
- D:60
【第13問:正解と解説】
正解:C
・A
6人は、開発規模を15,000ステップとして計算した場合の値である。
・B
10人は、開発期間を6か月として計算した場合の値である。
・C
正解。必要な工数は30,000÷500=60人月であり、5か月で完了させるには60÷5=12人が必要である。
・D
60人は、必要な工数(人月)の値をそのまま人数としてしまった誤りである。
重要度:B 論点:プロジェクトマネジメント
問14:EVMによる管理で、ある時点のPV(計画価値)が800万円、EV(出来高)が600万円、AC(実コスト)が700万円であった。この時点のスケジュール差異(SV)とコスト差異(CV)の組合せとして適切なものはどれか。
- A:SVは+200万円、CVは+100万円
- B:SVは+200万円、CVは−100万円
- C:SVは−200万円、CVは+100万円
- D:SVは−200万円、CVは−100万円
【第14問:正解と解説】
正解:D
・A
SVもCVも正の値であれば、進捗もコストも計画より良好であることを意味する。
・B
SVが正の値であれば進捗は計画より先行していることになり、この数値とは一致しない。
・C
CVが正の値であればコストは予算内であることになり、この数値とは一致しない。
・D
正解。SV=EV−PV=600−800=−200万円で進捗は遅れ、CV=EV−AC=600−700=−100万円でコストは超過している。どちらも負であり、状況は悪い。
重要度:B 論点:プロジェクトマネジメント
問15:作業の総量が100人日のタスクを、当初は5人で20日かけて実施する計画であった。開始から10日が経過した時点で、完了しているのは30人日分であった。遅れの原因は10日目までに解消しており、11日目以降は各要員が1日当たり1人日分の作業を処理でき、要員追加による生産性低下はないものとする。残りを予定どおり20日目までに完了させるには、11日目以降に何人の要員が必要か。
- A:5
- B:6
- C:7
- D:10
【第15問:正解と解説】
正解:C
・A
5人のままでは残り10日で50人日分しか処理できず、残作業70人日分に足りない。
・B
6人では残り10日で60人日分となり、なお不足する。
・C
正解。残作業は100−30=70人日である。11日目から20日目までの10日間は、1人が1日当たり1人日分を処理できるので、70÷10=7人が必要である。
・D
10人では残り10日で100人日分となり、必要以上の要員となる。

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