1級土木施工管理技士 共通工学 一問一答・四肢択一(全14問)|設計図・配筋図・寸法の読取り

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1級土木施工管理技士 第一次検定のうち、設計図・配筋図・寸法の読取りの問題です(分野:共通工学・重要度A)。一問一答8問 → 四肢択一6問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

本問題集は2026年10月10日時点の内容で作成しています。技術基準・仕様書等は各問題に示した版・対象によります。試験実施機関が示す法令等の基準日とは異なる場合があります。

一問一答(○×)

難易度:★☆☆

問1:縮尺1:50の原図を画面上で2倍に拡大しても、図に記載された実寸値は2倍にはならない。

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正解:○

正解は○です。画面の表示倍率と図面に記載した実寸は別です。尺度から測る場合は表示倍率を含めて換算します。

根拠:A独自の図面・算術モデル モデルD08-1〜3(独自凡例と尺度・配置の算術)。


難易度:★☆☆

問2:令和8年の国交省共通仕様書を採用する工事で、鉄筋のかぶりは、コンクリート表面から主鉄筋の中心までの距離である。

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正解:×

正解は×です。かぶりは表面から鉄筋までの最短距離です。中心までの距離とは異なります。

根拠:土木工事共通仕様書(案) 1-3-7-4第3項(PDF147頁)。


難易度:★☆☆

問3:実寸をmmで記すと定義した模式図では、寸法線に600と記してあれば実寸600mmを表し、画面上の表示長から読み替えない。

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正解:○

正解は○です。寸法線の数値は問題の凡例に従う実寸です。模式図の表示長を実寸としません。

根拠:A独自の図面・算術モデル モデルD08-1〜3(独自凡例と尺度・配置の算術)。


難易度:★☆☆

問4:図は部材の断面を示す模式図で、丸印は鉄筋断面である。QはPと同じ上段に配置されている。

部材断面の模式図(鉄筋P・Qの配置と寸法)
図をタップすると拡大します
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正解:×

正解は×です。Pは上段、Qは下段です。断面内の位置を図で確認します。

根拠:中国地方整備局 土木工事設計マニュアル 第1編共通 第1章第1節1-5 6)(冊子1-1-6・PDF9頁)。


難易度:★☆☆

問5:1.6mは160mmに等しい。

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正解:×

正解は×です。1m=1000mmなので、1.6m=1600mmです。

根拠:A独自の図面・算術モデル モデルD08-1〜3(独自凡例と尺度・配置の算術)。


難易度:★☆☆

問6:この問題の凡例で「D13=異形鉄筋の公称番号13、@250=中心間隔250mm」と定めると、「D13@250」の250は鉄筋の本数を示す。

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正解:×

正解は×です。凡例の@250は中心間隔250mmを表します。本数を表す数字ではありません。

根拠:A独自の図面・算術モデル モデルD08-1〜3(独自凡例と尺度・配置の算術)。


難易度:★☆☆

問7:中国地方整備局の令和7年版設計マニュアルの作図要領では、破線は見えない部分の形を示す用途に用いる。

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正解:○

正解は○です。指定した作図要領の破線の用途です。全ての製図体系の線種と一般化しません。

根拠:中国地方整備局 土木工事設計マニュアル 第1編共通 第1章第1節1-4(PDF4頁)。


難易度:★★☆

問8:北陸地方整備局の道路設計要領・令和2年4月版、第5章(7)の下側ハンチを設けない現場打ち剛性ボックスカルバートの扱いによる。下側ハンチを省略する場合、その隅角部の用心鉄筋も省略する。

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正解:×

正解は×です。指定箇所は下側ハンチを設けない場合にも隅角部の用心鉄筋を求めています。ハンチの省略と、隅角部の補強の省略は同じではありません。下側ハンチの省略条件と、隅角部の用心鉄筋の要否を区別します。

根拠:北陸地方整備局 設計要領道路編 第5章 道路構造物 令和2年4月(第5章(7)ハンチ、PDF26(冊子5-26))。

四肢択一

難易度:★☆☆

問9:配筋配置図で鉄筋番号R2を確認した。鉄筋表には「番号R2/種類:異形鉄筋/本数6/公称番号D16/1本の長さ1800mm」とある。正しい読取りはどれか。

  1. R2に対応する鉄筋は6本で、1本の長さは1800mmである。
  2. R2の本数は16本である。
  3. R2に対応する鉄筋は、鉄筋表の別番号R1の欄から長さを読む。
  4. 1800mmは6本を合計した長さである。
【第9問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。正しい。番号R2の本数と1本の長さの欄を対応させます。

根拠:中国地方整備局 土木工事設計マニュアル 第1編共通 第1章第1節1-5 6)(冊子1-1-6・PDF9頁)。

1:正しい。番号R2の本数と1本の長さの欄を対応させます。

2:誤り。本数6と公称番号D16は別の量です。

3:誤り。配置図で示されたR2と同じ番号の欄を確認します。

4:誤り。問題で1800mmは1本の長さとしています。


難易度:★★☆

問10:令和8年の国交省共通仕様書を採用する工事で、図の鉄筋Pの上面側のかぶりは何mmか。図の値を用い、端数処理は不要とする。

部材断面の模式図(鉄筋P・Qの配置と寸法)
図をタップすると拡大します
  1. 100mm
  2. 70mm
  3. 80mm
  4. 90mm
【第10問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。80−10=70mmです。図の鉄筋半径は独自モデルの仮定で、D13等の実際の公称直径ではありません。

根拠:土木工事共通仕様書(案) 1-3-7-4第3項(PDF147頁)。

1:誤り。中心までの距離から直径を加える量ではありません。

2:正しい。上面から中心80mmより半径10mmを引きます。

3:誤り。80mmは中心までの距離です。

4:誤り。半径を加えると鉄筋の反対側までの距離になります。


難易度:★★☆

問11:鉄筋の中心を一直線に250mm間隔で置く。両端の鉄筋中心間は2000mmで、両端にも1本ずつ置く。必要本数は何本か。端部の追加等はなく、端数処理は不要とする。

  1. 10本
  2. 7本
  3. 9本
  4. 8本
【第11問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。2000/250=8区間、8+1=9本です。

根拠:A独自の図面・算術モデル モデルD08-1〜3(独自凡例と尺度・配置の算術)。

1:誤り。両端を置く連続配置では間隔数+1です。

2:誤り。端部の鉄筋を不足させています。

3:正しい。間隔数2000/250=8に1を加えます。

4:誤り。8は間隔数で、本数には1を加えます。


難易度:★☆☆

問12:縮尺1:50の原図上で長さを32mmと測定した。原図の拡大・縮小はなく、実長をmで求めるとどれか。小数第1位まで示す。

  1. 0.64m
  2. 16.0m
  3. 0.16m
  4. 1.6m
【第12問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。32×50=1600mm、1600/1000=1.6mです。

根拠:A独自の図面・算術モデル モデルD08-1〜3(独自凡例と尺度・配置の算術)。

1:誤り。尺度を逆に適用しています。

2:誤り。mmからmへの換算が10倍ずれています。

3:誤り。mmからmへの換算が10分の1になっています。

4:正しい。32×50=1600mm=1.6mです。


難易度:★★★

問13:逆T型擁壁を線形の片持ち部材で扱う独自モデルで、軸力を無視する。土は右側にあり、たて壁は左向き土圧を受ける。かかと版は右へ張り出し正味下向き荷重、つま先版は左へ張り出し正味上向き荷重を受ける。固定端付近で曲げ引張を負担する主鉄筋の配置側は、たて壁/かかと版/つま先版の順でどれか。

  1. 左側/上側/下側。
  2. 右の土側/下側/上側。
  3. 右の土側/上側/下側。
  4. 左側/下側/上側。
【第13問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。荷重による曲げから、たて壁は右の土側、かかと版は上側、つま先版は下側が引張側になります。これは指定した正味荷重と片持ちモデルの結果であり、荷重反転時の配筋判定へ無条件に使いません。

根拠:A独自の条件を明示した工学・数量モデル 片持ち部材の切断面の力・モーメント釣合いと曲げの引張側。正味荷重方向を反転した場合は結論も変わる。。

1:誤り。たて壁の引張側を逆にしています。

2:誤り。かかと版とつま先版の引張側を逆にしています。

3:正しい。3部材の荷重と曲げの対応です。

4:誤り。3部材とも引張側を逆にしています。


難易度:★★☆

問14:地中ボックスカルバート隅角部の配筋を検討している。長崎大学の2022年12月の学位論文が扱うように、常時と地震時等で内・外の異なる方向の曲げ作用を受ける場合、適当なものはどれか。

  1. 常時と地震時の曲げの絶対値を比べ、大きい方の曲げ方向の面を照査すれば、反対面の照査も済んだと扱う。
  2. 下側ハンチを省略できるかの判定を、内側主鉄筋の応力及び定着の照査の代わりにする。
  3. 常時の外側主鉄筋の照査結果を、曲げ方向が異なる地震時の内側主鉄筋の照査へそのまま適用する。
  4. 各状態の内外の曲げ作用を確認し、両向きの作用に対応する主鉄筋の応力及び定着等を検討する。
【第14問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。想定する作用方向に対応して各面の主鉄筋を検討する原理です。指定論文の試験体寸法を全国共通仕様とするものではありません。

根拠:松本康資 圧着式接合工法を用いた分割式大型カルバートの接合部性能に関する研究 長崎大学博士論文2022年12月:松本康資「圧着式接合工法を用いた分割式大型カルバートの接合部性能に関する研究」2022年12月、第2章(4)(5)、冊子23–24/PDF29–30

https://nagasaki-u.repo.nii.ac.jp/record/28193/files/KOK127_Matsumoto.pdf

1:誤り。異なる向きの作用を受ける場合、絶対値だけで一方の面の照査へ集約できません。

2:誤り。ハンチの省略条件と、両向きの作用に対する主鉄筋の照査は別です。

3:誤り。外側の作用に対する結果だけで、反対側の作用に対する応力・定着の照査を代替できません。

4:正しい。想定する作用方向に対応して各面の主鉄筋を検討する原理です。指定論文の試験体寸法を全国共通仕様とするものではありません。

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