2級建築施工管理技士 設備・契約等 一問一答・四肢択一(全14問)|電気設備

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2級建築施工管理技士 第一次検定「設備・契約等」のうち、電気設備の問題です(重要度A)。一問一答9問 → 四肢択一5問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

一問一答(○×)

重要度:A 難易度:★★☆

問1:電気設備に関する技術基準を定める省令によれば、直流の電圧で低圧に区分されるのは600V以下のものである。

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正解:×

直流で低圧に区分されるのは750V以下のものです。600V以下は交流の低圧の上限です(電気設備に関する技術基準を定める省令第2条)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問2:電気設備に関する技術基準を定める省令によれば、交流で7,000Vを超える電圧は高圧に区分される。

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正解:×

7,000Vを超える電圧は特別高圧に区分されます。高圧は、交流では600Vを超え7,000V以下のものです(電気設備に関する技術基準を定める省令第2条)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問3:単相3線式100/200Vの配線では、中性線と電圧線の間から100V、2本の電圧線の間から200Vを取り出すことができる。

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正解:○

単相3線式は中性線1本と電圧線2本の3線で構成され、中性線と電圧線の間で100V、電圧線どうしの間で200Vが得られるため、100V・200Vの両方の機器を使用できます(東京電力パワーグリッド「単相3線式と単相2線式の違い」、電気事業者の供給約款)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問4:工場や商店などでモーター等の動力を使用する低圧の需要には、一般に三相3線式200Vが用いられる。

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正解:○

動力を使用する低圧の需要(低圧電力)は、交流三相3線式・標準電圧200Vで供給されます(東京電力エナジーパートナーの供給約款「低圧電力」)。


重要度:A 難易度:★★☆

問5:電気設備の技術基準の解釈によれば、D種接地工事の接地抵抗値は、原則として10Ω以下としなければならない。

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正解:×

D種接地工事の接地抵抗値は、原則として100Ω以下です。10Ω以下とするのはA種接地工事と、C種接地工事(原則)です(電気設備の技術基準の解釈第17条)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問6:漏電遮断器は、回路に定格を超える過電流が流れたことを検出して電路を遮断する装置である。

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正解:×

漏電遮断器は、漏電(地絡)を検知して自動的に電路を遮断し、火災や感電を防ぐ装置です。過電流を検出して遮断するのは配線用遮断器の役割です(総務省消防庁 防災危機管理eカレッジ「電気安全」)。


重要度:A 難易度:★★☆

問7:建築基準法上、周囲の状況によって安全上支障がない場合を除き、高さ25mの建築物には有効に避雷設備を設けなければならない。

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正解:○

高さ20mを超える建築物には、周囲の状況によって安全上支障がない場合を除き、有効に避雷設備を設けなければなりません。高さ25mは20mを超えるため、設置が必要です(建築基準法第33条)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問8:LED照明は長寿命で、紫外線や赤外線の放射が少ないため、虫が寄りつきにくく、展示物を傷めにくい。

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正解:○

LED照明は発光効率が高く長寿命であり、紫外線・赤外線の放出が少ないため、虫が寄りつきにくく、展示品などを傷めにくいという特徴があります(中小企業基盤整備機構 J-Net21、岡山県のLED照明啓発資料)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問9:公共建築設備工事標準図(電気設備工事編)によれば、壁付コンセントの図記号に傍記する「E」は、防雨形であることを示す。

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正解:×

壁付コンセントの傍記「E」は接地極付を示します。防雨形を示す傍記は「WP」です(公共建築設備工事標準図(電気設備工事編)令和7年版 図示記号)。

四肢択一

重要度:A 難易度:★★☆

問10:電圧の区分と配電方式に関する記述として、最も不適当なものはどれか。ただし、電圧の区分は電気設備に関する技術基準を定める省令によるものとする。

  1. 電圧は、低圧、高圧及び特別高圧の3種に区分される。
  2. 直流の高圧は、750Vを超え7,000V以下のものである。
  3. 単相2線式の配線は電線2本で構成され、100Vと200Vの両方を取り出すことができる。
  4. 三相3線式200Vは、主に電動機などの動力用に用いられる。
【第10問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。単相2線式で取り出せるのは100Vのみです。100Vと200Vの両方を使えるのは単相3線式です(東京電力パワーグリッド「単相3線式と単相2線式の違い」)。

1:適当。電圧は低圧・高圧・特別高圧の3種に区分されます(電気設備に関する技術基準を定める省令第2条)。

2:適当。直流の高圧は750Vを超え7,000V以下です(電気設備に関する技術基準を定める省令第2条)。

3:不適当。単相2線式は100Vのみです。100V・200Vの両方を使えるのは、中性線と電圧線2本からなる単相3線式です(東京電力パワーグリッド、電気事業者の供給約款「従量電灯」)。

4:適当。動力を使用する低圧の需要は、交流三相3線式・標準電圧200Vで供給されます(電気事業者の供給約款「低圧電力」)。


重要度:A 難易度:★★☆

問11:接地工事に関する記述として、最も適当なものはどれか。ただし、接地工事の種類は電気設備の技術基準の解釈によるものとする。

  1. A種接地工事は、使用電圧が300V以下の低圧用の機械器具の金属製外箱に施す。
  2. B種接地工事は、高圧電路と低圧電路を結合する変圧器の低圧側に施し、高低圧の混触時に低圧側の電位が上昇することを防ぐ。
  3. C種接地工事の接地抵抗値は、原則として100Ω以下とする。
  4. D種接地工事は、高圧用の機械器具の金属製外箱に施す。
【第11問:正解と解説】

正解:2

正解は2です。B種接地工事は、高圧と低圧を結合する変圧器の低圧側(中性点又は1端子)に施し、高圧と低圧が混触したときに低圧側の電位が上昇することを防ぐためのものです(電気設備の技術基準の解釈第17条)。

1:不適当。A種接地工事は高圧用の機械器具の金属製外箱や避雷器などに施します。300V以下の低圧用はD種接地工事です(解釈第17条・第29条)。

2:適当。B種接地工事の施設箇所と目的です(解釈第17条)。

3:不適当。C種接地工事の接地抵抗値は原則として10Ω以下です。100Ω以下はD種接地工事の原則値です(解釈第17条)。

4:不適当。高圧用の機械器具の金属製外箱にはA種接地工事を施します。D種接地工事は、原則として使用電圧300V以下の低圧用のものに施します(解釈第17条・第29条)。


重要度:A 難易度:★★☆

問12:屋内の電路を保護する装置等に関する次の記述のうち、適当なものはいくつあるか。
a.漏電遮断器は、漏電(地絡)を検知すると自動的に電路を遮断し、火災や感電事故を防ぐ。
b.配線用遮断器は、回路の容量を超える電流が流れたときに電路を遮断する。
c.洗濯機などの水を使う機器に取り付けるアース(接地)は、漏れた電気を大地に逃がし、感電を防ぐ。
d.配線用遮断器は、地絡電流を検知して作動する装置であり、過電流では作動しない。

  1. 1つ
  2. 2つ
  3. 3つ
  4. 4つ
【第12問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。適当なものはa・b・cの3つです。dは、配線用遮断器の検出対象(過電流)を漏電遮断器の検出対象(地絡)と取り違えています(総務省消防庁 防災危機管理eカレッジ「電気安全」「停電に備える」、東京電力パワーグリッド「分電盤」)。

1:誤り。適当なものはa・b・cの3つです。

2:誤り。適当なものはa・b・cの3つです。

3:正しい。a(漏電遮断器は地絡を検知して遮断)、b(配線用遮断器は過電流で遮断)、c(アースは漏れた電気を大地に逃がす)が適当で、d(配線用遮断器が地絡を検知する)は不適当です。

4:誤り。dは不適当です。配線用遮断器は過電流を検出して遮断する装置で、地絡を検知するのは漏電遮断器です。


重要度:A 難易度:★★☆

問13:避雷設備に関する次の文章の(A)(B)に当てはまる語句の組合せとして、建築基準法及び同法施行令上、正しいものはどれか。
高さ(A)を超える建築物には、周囲の状況によって安全上支障がない場合を除き、有効に避雷設備を設けなければならない。この避雷設備は、(B)を雷撃から保護するように設けなければならない。

  1. (A)20m (B)建築物の高さ20mを超える部分
  2. (A)20m (B)建築物の全体
  3. (A)31m (B)建築物の高さ20mを超える部分
  4. (A)31m (B)建築物の全体
【第13問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。建築基準法第33条により、高さ20mを超える建築物には、周囲の状況によって安全上支障がない場合を除き、有効に避雷設備を設けます。設ける範囲は、建築物の高さ20mを超える部分を雷撃から保護するようにするものとされています(建築基準法施行令第129条の14)。

1:正しい。(A)は建築基準法第33条、(B)は同法施行令第129条の14のとおりです。

2:誤り。(B)は「建築物の全体」ではなく「建築物の高さ20mを超える部分」です(施行令第129条の14)。

3:誤り。(A)は31mではなく20mです(建築基準法第33条)。

4:誤り。(A)は20m、(B)は建築物の高さ20mを超える部分です。


重要度:A 難易度:★★☆

問14:公共建築設備工事標準図(電気設備工事編)による図記号の傍記について、次の(A)〜(C)が示す意味の組合せとして、正しいものはどれか。
(A)壁付コンセントに傍記する「WP」
(B)壁付コンセントに傍記する「LK」
(C)スイッチに傍記する「H」

  1. A:防爆形 B:抜止形 C:確認表示灯付
  2. A:防雨形 B:引掛形 C:位置表示灯付
  3. A:防雨形 B:抜止形 C:位置表示灯付
  4. A:防爆形 B:引掛形 C:確認表示灯付
【第14問:正解と解説】

正解:3

正解は3です。壁付コンセントの「WP」は防雨形、「LK」は抜止形、スイッチの「H」は位置表示灯付を示します(公共建築設備工事標準図(電気設備工事編)令和7年版 図示記号)。

1:誤り。防爆形は「EX」、確認表示灯付は「L」です。

2:誤り。引掛形は「T」です。

3:正しい。

4:誤り。防爆形は「EX」、引掛形は「T」、確認表示灯付は「L」です。

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