電験三種(第三種電気主任技術者) 法規 一問一答・五肢択一(全12問)|低高圧架空電線路(電線・高さ・離隔・併架)

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電験三種(第三種電気主任技術者)「法規」のうち、低高圧架空電線路(電線・高さ・離隔・併架)の問題です(大分類:電技(発変電所・電線路)・重要度A)。一問一答9問 → 五肢択一3問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

一問一答(○×)

重要度:A 難易度:★☆☆

問1:使用電圧が300V以下の低圧架空電線に絶縁電線を使用する場合、その電線は、直径2.6mm以上の硬銅線又は引張強さ2.3kN以上のものでなければならない。

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正解:○

電技解釈第65条第1項第二号・65-2表のとおりです。絶縁電線以外の場合は、直径3.2mm以上の硬銅線又は引張強さ3.44kN以上です。


重要度:A 難易度:★☆☆

問2:高圧架空電線を市街地に施設する場合、ケーブルである場合を除き、直径4mm以上の硬銅線又は引張強さ5.26kN以上のものを使用すればよい。

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正解:×

市街地では、直径5mm以上の硬銅線又は引張強さ8.01kN以上のものとします(電技解釈65-2表)。直径4mm(5.26kN)は市街地外の値です。


重要度:A 難易度:★★☆

問3:高圧架空電線に硬銅線を使用する場合は、引張強さに対する安全率が2.5以上となるような弛度により施設する。

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正解:×

硬銅線又は耐熱銅合金線の安全率は2.2以上、その他の電線は2.5以上です(電技解釈第66条・66-1表)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問4:低圧架空電線又は高圧架空電線が道路(車両の往来がまれであるもの及び歩行の用にのみ供される部分を除く。)を横断する場合、その高さは路面上6m以上とする。

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正解:○

電技解釈第68条・68-1表のとおりです。


重要度:A 難易度:★☆☆

問5:高圧架空電線を横断歩道橋の上に施設する場合、その高さは横断歩道橋の路面上3m以上とすればよい。

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正解:×

高圧架空電線は横断歩道橋の路面上3.5m以上です(電技解釈68-1表)。3mは低圧架空電線の値です。


重要度:A 難易度:★★☆

問6:低圧架空電線を道路以外の場所に施設する場合、その高さは地表上4m以上とすることができる。

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正解:○

電技解釈68-1表のとおりです。高圧架空電線の場合は、地表上5m以上です。


重要度:A 難易度:★★☆

問7:電気設備の技術基準の解釈において、第2次接近状態とは、架空電線が他の工作物と接近する場合において、当該架空電線が他の工作物の上方又は側方において水平距離で3m未満に施設される状態をいう。

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正解:○

電技解釈第49条第十号のとおりです。


重要度:A 難易度:★☆☆

問8:低圧架空電線と高圧架空電線とを同一支持物に施設する場合は、原則として、低圧架空電線を高圧架空電線の上に施設する。

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正解:×

低圧架空電線を高圧架空電線の下に施設し、別個の腕金類に施設します(電技解釈第80条第1項第一号)。


重要度:A 難易度:★☆☆

問9:電気設備に関する技術基準を定める省令では、支線は、交通に支障を及ぼすおそれがない高さに施設しなければならないとされている。

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正解:○

電技省令第25条第2項のとおりです。

五肢択一

重要度:A 難易度:★☆☆

問10:電気設備の技術基準の解釈に基づく高圧架空電線の高さについて、次の文章の(ア)〜(ウ)に当てはまる数値の組合せとして、正しいものはどれか。
高圧架空電線の高さは、道路(車両の往来がまれであるもの及び歩行の用にのみ供される部分を除く。)を横断する場合は路面上(ア)以上、鉄道又は軌道を横断する場合はレール面上(イ)以上、横断歩道橋の上に施設する場合は横断歩道橋の路面上(ウ)以上とする。

  1. (ア)6m (イ)5.5m (ウ)3.5m
  2. (ア)5m (イ)5.5m (ウ)3.5m
  3. (ア)6m (イ)6m (ウ)3.5m
  4. (ア)6m (イ)5.5m (ウ)3m
  5. (ア)5.5m (イ)5m (ウ)3.5m
【第10問:正解と解説】

正解:1

正解は1です(電技解釈68-1表)。

1:正しい。

2:誤り。(ア)は6mです。

3:誤り。(イ)は5.5mです。

4:誤り。(ウ)は3.5mです。3mは低圧架空電線の値です。

5:誤り。(ア)は6m、(イ)は5.5mです。


重要度:A 難易度:★★☆

問11:電気設備の技術基準の解釈に基づく低高圧架空電線の施設について、次のうち誤っているものはどれか。

  1. 高圧絶縁電線、特別高圧絶縁電線及びケーブル以外の電線を使用する低圧架空電線が建造物と接近する場合、上部造営材の上方における離隔距離は2m以上とする。
  2. ケーブルを使用する高圧架空電線が建造物と接近する場合、上部造営材の上方における離隔距離は1m以上とする。
  3. 低圧架空電線と高圧架空電線とを同一支持物に施設する場合において、高圧架空電線にケーブルを使用するときは、相互の離隔距離を0.3m以上とすることができる。
  4. ケーブル以外の電線を使用する高圧架空電線と架空弱電流電線等とが接近又は交差する場合、相互の離隔距離は0.6m以上とする。
  5. 第1次接近状態とは、架空電線が他の工作物の上方又は側方において水平距離で3m以上、かつ、架空電線路の支持物の地表上の高さに相当する距離以内に施設されることにより、電線の切断、支持物の倒壊等の際に、当該電線が他の工作物に接触するおそれがある状態をいう。
【第11問:正解と解説】

正解:4

正解は4です。ケーブル以外の高圧架空電線と架空弱電流電線等との離隔距離は0.8m以上です(電技解釈76-1表)。

1:正しい。電技解釈71-1表。

2:正しい。同表。

3:正しい。同解釈第80条第1項第二号。

4:誤り。0.8m以上です(ケーブルの場合は0.4m以上)。

5:正しい。同解釈第49条第九号。


重要度:A 難易度:★★★

問12:電気設備の技術基準の解釈に基づく高圧架空電線路の施設について、次のA〜Eのうち、正しいものはいくつあるか。
A 高圧保安工事において、支持物に木柱を使用する場合の径間は100m以下とする。
B 高圧保安工事において、木柱の風圧荷重に対する安全率は1.5以上とする。
C 架空ケーブルのちょう架用線には、引張強さ5.93kN以上のもの又は断面積22mm²以上の亜鉛めっき鉄より線を使用する。
D 高圧架空電線路に使用する架空地線には、引張強さ5.26kN以上のもの又は直径4mm以上の裸硬銅線を使用する。
E 高圧架空電線と架空弱電流電線等とを同一支持物に施設する場合は、原則として、架空弱電流電線等を高圧架空電線の上に施設する。

  1. 1つ
  2. 2つ
  3. 3つ
  4. 4つ
  5. 5つ
【第12問:正解と解説】

正解:3

正解は3(A・C・Dの3つが正しい)です。

A:正しい。電技解釈第70条第2項第三号・70-2表。

B:誤り。安全率は2.0以上です(同条第2項第二号)。

C:正しい。同解釈第67条第三号。

D:正しい。同解釈第69条。

E:誤り。架空電線を架空弱電流電線等の上とし、別個の腕金類に施設します(同解釈第81条第二号)。

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