電験三種(第三種電気主任技術者)「法規」のうち、地中電線路の問題です(大分類:電技(発変電所・電線路)・重要度A)。一問一答9問 → 五肢択一3問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:A 難易度:★☆☆
問1:地中電線路は、電線にケーブルを使用し、かつ、管路式、暗きょ式又は直接埋設式により施設する。
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正解:○
電技解釈第120条第1項のとおりです。
重要度:A 難易度:★☆☆
問2:地中電線路を直接埋設式により施設する場合、車両その他の重量物の圧力を受けるおそれがある場所では、原則として地中電線の埋設深さを0.6m以上とすればよい。
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正解:×
重量物の圧力を受けるおそれがある場所では1.2m以上です。0.6m以上はその他の場所の値です(電技解釈第120条第4項第一号)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問3:地中電線路を直接埋設式により施設する場合、車両その他の重量物の圧力を受けるおそれがない場所では、原則として地中電線の埋設深さを0.6m以上とする。
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正解:○
電技解釈第120条第4項第一号のとおりです。
重要度:A 難易度:★☆☆
問4:地中電線路を直接埋設式により施設する場合は、地中電線を堅ろうなトラフその他の防護物に収めるなどの方法により、衝撃から防護する。
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正解:○
電技解釈第120条第4項第二号のとおりです。
重要度:A 難易度:★★☆
問5:管路式により施設する高圧の地中電線路(需要場所に施設するものを除く。)には、原則として、物件の名称、管理者名及び電圧を、おおむね10mの間隔で表示する。
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正解:×
表示の間隔は、おおむね2mです(電技解釈第120条第2項第二号)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問6:地中電線の被覆に使用する金属体には、原則としてC種接地工事を施す。
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正解:×
地中電線を収める防護装置の金属製部分、金属製の電線接続箱、地中電線の被覆に使用する金属体には、D種接地工事を施します(電技解釈第123条第1項)。
重要度:A 難易度:★★☆
問7:低圧地中電線と高圧地中電線とが接近又は交差する場合(地中箱内を除く。)において、耐火性の隔壁を設ける等の他の方法によらないときは、相互の離隔距離を0.15m以上とする。
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正解:○
電技解釈第125条第1項第一号のとおりです。
重要度:A 難易度:★★☆
問8:高圧地中電線と地中弱電流電線等とが接近又は交差する場合において、耐火性の隔壁を設ける等の他の方法によらないときは、相互の離隔距離を0.6m以上としなければならない。
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正解:×
低圧又は高圧の地中電線と地中弱電流電線等との離隔距離は0.3m以上です。0.6m以上は特別高圧の場合です(電技解釈第125条第2項第一号・125-1表)。
重要度:A 難易度:★★☆
問9:電気設備に関する技術基準を定める省令では、地中電線は、他の電線、弱電流電線等又は管と接近し、又は交さする場合には、故障時のアーク放電によりこれらを損傷するおそれがないように施設しなければならないとされている。
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正解:○
電技省令第30条のとおりです。
五肢択一
重要度:A 難易度:★★☆
問10:電気設備の技術基準の解釈に基づく地中電線の離隔距離について、次の文章の(ア)〜(ウ)に当てはまる数値の組合せとして、正しいものはどれか。ただし、耐火性の隔壁を設ける等の他の方法は用いないものとし、地中箱内の場合は除く。
低圧又は高圧の地中電線と特別高圧地中電線との離隔距離は(ア)以上とする。地中電線と地中弱電流電線等との離隔距離は、地中電線が特別高圧の場合は(イ)以上、低圧又は高圧の場合は(ウ)以上とする。
- (ア)0.15m (イ)0.6m (ウ)0.3m
- (ア)0.3m (イ)0.3m (ウ)0.6m
- (ア)0.3m (イ)0.6m (ウ)0.15m
- (ア)0.6m (イ)0.6m (ウ)0.3m
- (ア)0.3m (イ)0.6m (ウ)0.3m
【第10問:正解と解説】
正解:5
正解は5です(電技解釈第125条第1項第二号・第2項第一号・125-1表)。
1:誤り。(ア)は0.3mです。0.15mは低圧と高圧の地中電線相互の値です。
2:誤り。(イ)は0.6m、(ウ)は0.3mです。
3:誤り。(ウ)は0.3mです。
4:誤り。(ア)は0.3mです。
5:正しい。
重要度:A 難易度:★★☆
問11:電気設備の技術基準の解釈に基づく地中電線路の施設について、次のうち誤っているものはどれか。
- 地中電線路を管路式により施設した部分における金属製の管路には、D種接地工事を省略することはできない。
- 地中電線路を暗きょ式により施設する場合は、地中電線に耐燃措置を施すか、又は暗きょ内に自動消火設備を施設する。
- 地中箱は、車両その他の重量物の圧力に耐える構造とする。
- 爆発性又は燃焼性のガスが侵入し、爆発又は燃焼するおそれがある場所に設ける地中箱で、その大きさが1m³以上のものには、通風装置その他ガスを放散させるための適当な装置を設ける。
- 需要場所に施設する高圧地中電線路であって、その長さが15m以下のものは、表示を省略することができる。
【第11問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。管路式により施設した部分における金属製の管路は、D種接地工事を省略できます(電技解釈第123条第2項第三号)。
1:誤り。省略できます。
2:正しい。同解釈第120条第3項第二号。
3:正しい。同解釈第121条第一号。
4:正しい。同条第二号。
5:正しい。同解釈第120条第2項第二号ただし書。
重要度:A 難易度:★★★
問12:地中電線路の施設について、次のA〜Eのうち、電気設備に関する技術基準を定める省令及び電気設備の技術基準の解釈に照らして正しいものはいくつあるか。
A 地中電線路の電線には、絶縁電線を使用することができる。
B 地中電線路は、車両その他の重量物による圧力に耐え、かつ、当該地中電線路を埋設している旨の表示等により掘削工事からの影響を受けないように施設しなければならない。
C 直接埋設式において、低圧又は高圧の地中電線を車両その他の重量物の圧力を受けるおそれがない場所に施設する場合は、地中電線の上部を堅ろうな板又はといで覆うことにより、衝撃から防護することができる。
D 地中電線路のうちその内部で作業が可能なものには、防火措置を講じなければならない。
E 低圧又は高圧の地中電線と特別高圧地中電線との離隔距離は、耐火性の隔壁を設ける等の他の方法によらない場合、0.15m以上とすればよい(地中箱内を除く。)。
- 1つ
- 2つ
- 3つ
- 4つ
- 5つ
【第12問:正解と解説】
正解:3
正解は3(B・C・Dの3つが正しい)です。
A:誤り。電線にはケーブルを使用します(電技解釈第120条第1項)。
B:正しい。電技省令第47条第1項。
C:正しい。電技解釈第120条第4項第二号ロ。
D:正しい。電技省令第47条第2項。
E:誤り。0.3m以上です(電技解釈第125条第1項第二号)。
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