電験三種(第三種電気主任技術者)「法規」のうち、発電所・変電所等の施設(立入防止・保護装置)の問題です(大分類:電技(発変電所・電線路)・重要度B)。一問一答5問 → 五肢択一3問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:B 難易度:★☆☆
問1:使用電圧が35,000V以下の特別高圧の機械器具等を屋外に施設する変電所では、さく、へい等の高さと、さく、へい等から充電部分までの距離との和を5m以上とする。
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正解:○
電技解釈第38条第1項第二号・38-1表のとおりです。
重要度:B 難易度:★★☆
問2:使用電圧が66,000Vの特別高圧の機械器具等を屋外に施設する変電所では、さく、へい等の高さと、さく、へい等から充電部分までの距離との和を5m以上とすればよい。
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正解:×
35,000Vを超え160,000V以下の場合は6m以上です(電技解釈38-1表)。
重要度:B 難易度:★☆☆
問3:高圧又は特別高圧の機械器具等を屋外に施設する発電所等では、出入口に立入りを禁止する旨を表示するとともに、施錠装置を施設して施錠する等、取扱者以外の者の出入りを制限する措置を講じる。
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正解:○
電技解釈第38条第1項第三号・第四号のとおりです。
重要度:B 難易度:★☆☆
問4:発電機には、容量にかかわらず、発電機の内部に故障を生じた場合に発電機を自動的に電路から遮断する装置を施設しなければならない。
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正解:×
内部故障による自動遮断装置が必要なのは、容量10,000kVA以上の発電機です(電技解釈第42条第五号)。
重要度:B 難易度:★★☆
問5:バンク容量15,000kVAの特別高圧の変圧器には、変圧器内部故障の場合に動作する自動遮断装置を施設する。
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正解:○
バンク容量10,000kVA以上の特別高圧の変圧器には、内部故障に対して自動遮断装置を施設します(電技解釈第43条・43-1表)。
五肢択一
重要度:B 難易度:★★☆
問6:電気設備の技術基準の解釈に基づく発電機の保護装置について、次の文章の(ア)〜(ウ)に当てはまる数値の組合せとして、正しいものはどれか。
発電機には、容量が(ア)kV·A以上の発電機を駆動する水車の圧油装置の油圧が著しく低下した場合、容量が(イ)kV·A以上の水車発電機のスラスト軸受の温度が著しく上昇した場合、容量が(ウ)kV·A以上の発電機の内部に故障を生じた場合などに、発電機を自動的に電路から遮断する装置を施設すること。
- (ア)100 (イ)2,000 (ウ)10,000
- (ア)500 (イ)2,000 (ウ)10,000
- (ア)500 (イ)5,000 (ウ)10,000
- (ア)500 (イ)2,000 (ウ)5,000
- (ア)1,000 (イ)2,000 (ウ)20,000
【第6問:正解と解説】
正解:2
正解は2です(電技解釈第42条第二号・第四号・第五号)。
1:誤り。(ア)は500です。100kV·Aは風車の圧油装置等の規定の値です。
2:正しい。
3:誤り。(イ)は2,000です。
4:誤り。(ウ)は10,000です。
5:誤り。(ア)は500、(ウ)は10,000です。
重要度:B 難易度:★★☆
問7:電気設備の技術基準の解釈に基づく発電所・変電所等の施設について、次のうち誤っているものはどれか。
- バンク容量5,000kV·A以上10,000kV·A未満の特別高圧の変圧器には、変圧器内部故障の場合に動作する自動遮断装置又は警報装置を施設する。
- 他冷式の特別高圧用変圧器には、冷却装置が故障した場合又は変圧器の温度が著しく上昇した場合にこれを警報する装置を施設する。
- バンク容量10,000kV·A以上の特別高圧の変圧器の内部故障に対しては、警報装置を施設すれば足りる。
- 使用電圧が35,000Vを超え160,000V以下の特別高圧の機械器具等を屋外に施設する発電所等では、さく、へい等の高さと充電部分までの距離との和を6m以上とする。
- 定格出力が10,000kWを超える蒸気タービンのスラスト軸受が著しく摩耗した場合には、発電機を自動的に電路から遮断する装置を施設する。
【第7問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。バンク容量10,000kV·A以上の特別高圧の変圧器には、内部故障に対して自動遮断装置を施設します(電技解釈43-1表)。
1:正しい。電技解釈43-1表。
2:正しい。同解釈第43条第1項第二号。
3:誤り。自動遮断装置が必要です。
4:正しい。同解釈38-1表。
5:正しい。同解釈第42条第六号。
重要度:B 難易度:★★☆
問8:電気設備の技術基準の解釈に基づく発電所・変電所等の施設について、次のうち正しいものはどれか。
- 容量100kV·A以上の発電機を駆動する風車の圧油装置の油圧が著しく低下した場合には、発電機を自動的に電路から遮断する装置を施設する。
- 発電機の過電流に対する自動遮断装置は、容量10,000kV·A以上の発電機に限り施設すればよい。
- 屋外の発電所等では、土地の状況により人が立ち入るおそれがない箇所であっても、必ずさく、へい等を設けなければならない。
- 容量2,000kV·A以上の水車発電機のスラスト軸受の温度が著しく上昇した場合については、警報装置を施設すれば足りる。
- バンク容量3,000kV·Aの特別高圧の変圧器には、内部故障の場合に動作する自動遮断装置を施設しなければならない。
【第8問:正解と解説】
正解:1
正解は1です(電技解釈第42条第三号)。
1:正しい。
2:誤り。過電流に対しては容量にかかわらず施設します(同条第一号)。
3:誤り。土地の状況により人が立ち入るおそれがない箇所は除かれます(同解釈第38条第1項ただし書)。
4:誤り。自動的に電路から遮断する装置を施設します(同解釈第42条第四号)。
5:誤り。43-1表の対象は5,000kV·A以上です。
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