衛生管理者試験「労働衛生(有害業務以外)」のうち、食中毒の問題です(大分類:疾病・重要度A・共通)。一問一答15問 → 五肢択一6問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:A 難易度:★☆☆
問1:細菌性食中毒のうち、サルモネラ属菌、腸炎ビブリオ、カンピロバクターによるものは感染型に分類される。
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正解:1(○)
正しい。これらは感染型食中毒の代表的な原因菌である。
重要度:A 難易度:★☆☆
問2:黄色ブドウ球菌による食中毒は、感染型に分類される。
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正解:2(×)
誤り。黄色ブドウ球菌は、食品中で毒素(エンテロトキシン)が作られる毒素型(食物内毒素型)である。
重要度:A 難易度:★★☆
問3:黄色ブドウ球菌が産生するエンテロトキシンは熱に強く、通常の加熱調理(煮沸程度)では無毒化されない。
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正解:1(○)
正しい。エンテロトキシンは耐熱性で、一度作られると通常の加熱では無毒化されない。
重要度:A 難易度:★★☆
問4:黄色ブドウ球菌による食中毒の潜伏期間は、3〜8日と長い。
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正解:2(×)
誤り。黄色ブドウ球菌食中毒の潜伏期間は1〜5時間(平均3時間)と短い。
重要度:A 難易度:★★☆
問5:ボツリヌス菌は熱に強い芽胞を作り、酸素の少ない食品中で増殖する。
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正解:1(○)
正しい。ボツリヌス菌は耐熱性の芽胞を作り、瓶詰・缶詰など酸素の少ない食品中で増殖する。
重要度:A 難易度:★★☆
問6:ボツリヌス食中毒では、視力低下や複視などの神経麻痺症状がみられる。
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正解:1(○)
正しい。ボツリヌス毒素は神経毒で、神経麻痺症状が特徴である。
重要度:A 難易度:★☆☆
問7:腸炎ビブリオは好塩性の細菌で、原因食品のほとんどは魚介類とその加工品である。
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正解:1(○)
正しい。腸炎ビブリオは3%程度の食塩濃度でよく発育し、主に魚介類が原因となる。
重要度:A 難易度:★★☆
問8:腸炎ビブリオは真水に強く、10℃以下の低温でもよく増殖する。
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正解:2(×)
誤り。腸炎ビブリオは真水や熱に弱く、10℃以下では発育しない。
重要度:A 難易度:★★☆
問9:カンピロバクター食中毒は主に生や加熱不足の鶏肉が原因で、潜伏期間は一般に1〜7日と、他の細菌性食中毒より長い。
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正解:1(○)
正しい。カンピロバクターの潜伏期間は1〜7日とやや長い。
重要度:A 難易度:★★☆
問10:ウエルシュ菌は通常の加熱で死滅するため、カレーやシチューを大量に調理して室温で放置しても食中毒の原因とはならない。
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正解:2(×)
誤り。ウエルシュ菌は熱に強い芽胞を作るため通常の加熱では死滅せず、大量調理後に室温で放置したカレーやシチューなどで食中毒が発生しやすい。
重要度:A 難易度:★☆☆
問11:腸管出血性大腸菌(O157等)はベロ毒素を産生し、溶血性尿毒症症候群(HUS)などの合併症を起こすことがある。
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正解:1(○)
正しい。腸管出血性大腸菌はベロ毒素を産生し、重症化するとHUS等を起こす。
重要度:A 難易度:★★☆
問12:腸管出血性大腸菌は熱に強く、75℃で1分間加熱しても死滅しない。
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正解:2(×)
誤り。腸管出血性大腸菌は熱に弱く、75℃で1分間の加熱で死滅する。ただし少ない菌数でも感染が成立する。
重要度:A 難易度:★☆☆
問13:ノロウイルスによる食中毒は冬季に多く、12月から翌年1月が発生のピークとなる傾向がある。
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正解:1(○)
正しい。ノロウイルス食中毒は11月頃から増え始め、12月〜翌年1月がピークとなる。
重要度:A 難易度:★★☆
問14:ノロウイルス対策としては、消毒用エタノールによる手指消毒を行えば、石けんと流水による手洗いは不要である。
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正解:2(×)
誤り。消毒用エタノールによる手指消毒は、石けんと流水による手洗いの代わりにはならない。ノロウイルスの消毒には次亜塩素酸ナトリウム等を用いる。
重要度:A 難易度:★★☆
問15:ヒスタミンは加熱により分解されるため、ヒスタミンによる食中毒は十分な加熱調理で防ぐことができる。
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正解:2(×)
誤り。ヒスタミンは熱に安定で、一度生成されると加熱調理では除去できない。
五肢択一
重要度:A 難易度:★★☆
問16:細菌性食中毒のうち、感染型に分類される原因菌はどれか。
- 黄色ブドウ球菌
- ボツリヌス菌
- ウエルシュ菌
- カンピロバクター
- 腸管出血性大腸菌
【第16問:正解と解説】
正解:4
正解は4。カンピロバクターは、サルモネラ属菌、腸炎ビブリオとともに感染型の代表である。1と2は食品中で毒素が作られる食物内毒素型、3と5は体内で毒素が作られる生体内毒素型である。
重要度:A 難易度:★★☆
問17:食中毒の原因菌について、誤っているものはどれか。
- ボツリヌス菌は、熱に強い芽胞を作る。
- 黄色ブドウ球菌が産生するエンテロトキシンは、通常の加熱調理で容易に無毒化される。
- 腸炎ビブリオによる食中毒は、7〜9月に多発する。
- セレウス菌による食中毒には、嘔吐型と下痢型がある。
- カンピロバクターは乾燥に弱く、通常の加熱調理で死滅する。
【第17問:正解と解説】
正解:2
正解は2(誤っているもの)。エンテロトキシンは熱に強く、通常の加熱調理(煮沸程度)では無毒化されない。1・3・4・5はいずれも正しい。
重要度:A 難易度:★★☆
問18:ノロウイルスについて、正しいものはどれか。
- ノロウイルスによる食中毒は、夏季に最も多い。
- 潜伏期間は、1〜2週間程度である。
- 38℃以上の高熱が続くことが特徴である。
- 消毒用エタノールで手指を消毒すれば、手洗いは不要である。
- 汚染のおそれのある食品は、中心部が85〜90℃で90秒以上加熱することが望ましい。
【第18問:正解と解説】
正解:5
正解は5。ノロウイルス汚染のおそれのある食品は、中心部85〜90℃で90秒以上の加熱が望ましい。1は冬季(12月〜翌年1月がピーク)に多い。2は潜伏期間は24〜48時間。3は発熱は軽度である。4はエタノールによる手指消毒は石けんと流水による手洗いの代用にならない。
重要度:A 難易度:★★☆
問19:腸管出血性大腸菌について、正しいものはどれか。
- 少ない菌数でも感染が成立するが、熱に弱く、75℃で1分間の加熱で死滅する。
- 潜伏期間は、数時間程度と短い。
- 産生する毒素は、エンテロトキシンである。
- 溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こすことはない。
- 熱に強く、十分に加熱しても死滅しない。
【第19問:正解と解説】
正解:1
正解は1。腸管出血性大腸菌は50個程度の少ない菌数でも食中毒を起こすことがあるが、75℃・1分間の加熱で死滅する。2は潜伏期間は約3〜8日。3は産生する毒素はベロ毒素。4は有症者の6〜7%がHUS等を発症する。5は熱に弱い。
重要度:A 難易度:★★☆
問20:食中毒の病因物質とその特徴の組合せとして、正しいものはどれか。
- ウエルシュ菌 ― 好塩性で、原因食品のほとんどが魚介類である。
- 腸炎ビブリオ ― 酸素のない環境を好み、大量調理したカレーで発生しやすい。
- ヒスタミン ― マグロやサバなどの赤身魚が主な原因で、加熱しても分解されない。
- カンピロバクター ― 潜伏期間は1〜5時間と短い。
- 黄色ブドウ球菌 ― 視力低下や複視などの神経麻痺症状が特徴である。
【第20問:正解と解説】
正解:3
正解は3。ヒスタミン食中毒は赤身魚が主な原因で、ヒスタミンは熱に安定なため加熱で除去できない。1は腸炎ビブリオの特徴。2はウエルシュ菌の特徴。4はカンピロバクターの潜伏期間は1〜7日で、1〜5時間は黄色ブドウ球菌。5はボツリヌス菌の特徴である。
重要度:A 難易度:★★★
問21:食中毒の原因とその潜伏期間の組合せとして、正しいものはどれか。
- 黄色ブドウ球菌 ― 約3〜8日
- ノロウイルス ― 24〜48時間
- 腸管出血性大腸菌 ― 1〜5時間
- カンピロバクター ― 30分〜6時間
- ウエルシュ菌 ― 約3〜8日
【第21問:正解と解説】
正解:2
正解は2。ノロウイルスの潜伏期間は24〜48時間である。1の黄色ブドウ球菌は1〜5時間、3の腸管出血性大腸菌は約3〜8日、4のカンピロバクターは1〜7日、5のウエルシュ菌は6〜18時間である。
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【本問題についてのご注意】 オリジナル演習問題です(実際の試験問題ではありません)。 生成AIで作成し、複数のAIで相互検証していますが、誤りが含まれる可能性があります。 最新の法令・指針は、厚生労働省や試験実施機関(安全衛生技術試験協会)の公表情報でご確認ください。 公式テキスト等と併用してください。
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