問1
連結修正仕訳の記帳先として正しいものを選びなさい。
A. 親会社の帳簿に記帳する
B. 子会社の帳簿に記帳する
C. 親会社・子会社のどちらの帳簿にも記帳せず、連結財務諸表を作成するための修正として扱う
D. 親会社と子会社の両方の帳簿に同じ仕訳を記帳する
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解答・解説
正答: C
正答理由:親会社と子会社はそれぞれ自分の帳簿を通常どおりつけています。連結財務諸表は、両社の金額を合算したうえで別に調整して作るもので、連結修正仕訳はその調整のための仕訳です。どちらの個別帳簿にも記帳しません。
誤答理由
- A:親会社の帳簿に記帳するのは、子会社株式を取得したときの仕訳などです。連結修正仕訳は記帳しません。
- B:子会社の帳簿にも記帳しません。子会社は自社の取引を通常どおり記帳するだけです。
- D:両方に記帳することもありません。連結修正は個別帳簿の外で行います。
問2
非支配株主持分が表すものとして正しいものを選びなさい。
A. 子会社の資本のうち、親会社以外の株主に帰属する部分
B. 親会社が子会社株式を取得するために支払った金額
C. 子会社の資本のうち、親会社に帰属する部分
D. 親会社の資本のうち、子会社に帰属する部分
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解答・解説
正答: A
正答理由:親会社が子会社株式を100%持っていない場合、残りは他の株主のものです。子会社の資本のうち親会社以外の株主に帰属する部分を、非支配株主持分として連結貸借対照表の純資産に表示します。
誤答理由
- B:それは子会社株式の取得原価です。非支配株主持分とは別のものです。
- C:親会社に帰属する部分は親会社持分であり、投資と相殺消去される側です。非支配株主持分はその残りです。
- D:親会社の資本を分けるのではありません。分けるのは子会社の資本です。
問3
支配獲得日における非支配株主持分を求める式として正しいものを選びなさい。
A. 子会社株式の取得原価 × 非支配比率
B. 子会社資本 × 持分比率
C. 子会社株式の取得原価 - 子会社資本
D. 子会社資本 × 非支配比率
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解答・解説
正答: D
正答理由:非支配株主持分は、子会社の資本のうち親会社以外の株主に帰属する部分です。子会社資本に非支配比率を掛けて求めます。
誤答理由
- A:取得原価は親会社が子会社株式を取得するために支払った金額です。非支配株主持分は取得原価ではなく、支配獲得日時点の子会社資本に非支配比率を掛けて求めます。
- B:子会社資本に持分比率を掛けると親会社持分になります。非支配株主持分はその残りです。
- C:取得原価から子会社資本を引く形は、のれんの算式に似ていますが誤りです。のれんは取得原価から親会社持分を引きます。
問4
支配獲得日におけるのれんを求める式として正しいものを選びなさい。
A. 子会社株式の取得原価 - 子会社資本の合計
B. 子会社株式の取得原価 - 親会社持分
C. 親会社持分 - 子会社株式の取得原価
D. 子会社株式の取得原価 - 非支配株主持分
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解答・解説
正答: B
正答理由:のれんは、親会社が支払った取得原価と、相殺消去される親会社持分との差額です。取得原価のほうが大きければ、その差額をのれんとして資産に計上します。
誤答理由
- A:子会社資本の合計には非支配株主に帰属する部分も含まれます。引く相手は親会社持分です。
- C:引く向きが逆です。取得原価から親会社持分を引きます。
- D:非支配株主持分は親会社が取得した部分ではありません。引く相手は親会社持分です。
問5
2027年4月1日、P社はS社の発行済株式の80%を4,500,000円で一括して取得し、支配を獲得した。同日のS社の資本は、資本金3,000,000円、繰越利益剰余金2,000,000円である。S社の資産・負債は帳簿価額と時価が一致しており、評価差額は生じていない。段階的な取得ではない。のれんの償却期間は10年である。支配獲得日の直後であり、取得後の当期純利益や配当はまだ発生していない。
親会社持分と非支配株主持分の組合せとして正しいものを選びなさい。
A. 親会社持分4,000,000円/非支配株主持分1,000,000円
B. 親会社持分1,000,000円/非支配株主持分4,000,000円
C. 親会社持分5,000,000円/非支配株主持分1,000,000円
D. 親会社持分4,000,000円/非支配株主持分5,000,000円
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解答・解説
正答: A
正答理由:子会社資本は3,000,000+2,000,000=5,000,000円です。親会社持分は5,000,000×80%=4,000,000円、非支配株主持分は5,000,000×20%=1,000,000円です。
誤答理由
- B:持分比率と非支配比率を取り違えています。80%が親会社、20%が非支配株主の割合です。
- C:親会社持分に子会社資本の合計5,000,000円を置いています。80%を掛けた4,000,000円が親会社持分です。
- D:非支配株主持分に子会社資本の合計5,000,000円を置いています。20%を掛けた1,000,000円です。