中小企業診断士 経済学・経済政策 一問一答 第123問〜第127問|消費・投資・乗数・45度線

重要度:A 論点:租税乗数

問123:限界消費性向をcとするとき、租税乗数(dY/dT)はどう表されるか。政府支出乗数との違いは何か。

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租税乗数dY/dT=−c/(1−c)で符号は負(増税は所得を減らす)。減税のときは税の変化ΔTが負となり所得は増える(効果は正)。いずれも絶対値は政府支出乗数1/(1−c)より小さい。減税は消費を通じて間接的に効くためである。


重要度:A 論点:均衡予算乗数

問124:政府支出と増税を同額だけ同時に行ったときの国民所得への効果(均衡予算乗数)はいくらか。

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1。政府支出乗数1/(1−c)と租税乗数−c/(1−c)の和が1になるため、同額の支出と課税でも所得は同額だけ増える。


重要度:B 論点:乗数と限界貯蓄性向

問125:次は正しいか:限界貯蓄性向が大きい(貯蓄意欲が高い)ほど、政府支出乗数は小さくなる。

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正しい。限界貯蓄性向が大きい=限界消費性向が小さいため、消費の波及が弱まり乗数は小さくなる。


重要度:B 論点:減税乗数を大きくする要因

問126:減税の乗数効果を大きくする要因は何か。

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限界消費性向が大きい(限界貯蓄性向が小さい)こと。減税による可処分所得増が消費に多く回るほど効果が大きい。


重要度:A 論点:政府支出乗数の計算

問127:限界消費性向が0.8のとき、政府支出乗数はいくらか。

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5。乗数=1/(1−0.8)=1/0.2=5。政府支出を1兆円増やすと国民所得は5兆円増える。



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