FP技能士3級 金融資産運用 金融資産運用の最新動向

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この単元で身につけること

金融資産運用の分野では、金利や株価などの市場の数字と、NISAなどの制度が変化します。この単元では、変化のニュースを「試験の対象になる現行の制度」か「市場の動き・将来の予定」かに分けて整理できるようにします。


全体像

FP技能検定は、試験ごとの法令基準日の時点で施行されている法令・制度にもとづいて出題されます。2026年6月〜2027年5月のFP3級の試験は、2026年4月1日時点が基準です。

NISAなどの制度は、法令基準日の時点のルールで覚えます。法令基準日より後に施行される見直しは、その期間の試験では現行の制度として扱われません。

金利・為替・株価などは毎日変わる市場の数字です。試験では、ある時点の水準を覚えるよりも、金利と債券価格の関係のような「しくみ」が問われます。


用語の説明

  • 法令基準日:試験問題がどの時点の法令にもとづくかを示す日。
  • 現行制度:法令基準日の時点で施行され、適用されている制度・ルール。
  • 将来施行の事項:公布・決定はされていても、法令基準日の時点ではまだ施行されていない事項。
  • 市場環境:金利、為替、株価など、継続的に変わる投資の環境。

基本ルール

  • NISAの年間投資枠や非課税保有限度額などは、「NISA」の単元で学んだ法令基準日の時点のルールを使います。
  • 法令基準日より後に公表・施行される変更を、法令基準日の時点の制度として書き換えません。
  • 金利・為替・株価の水準は、決まった数字として暗記するものではありません。

具体例

法令基準日が2026年4月1日の試験で、その後に「翌年から制度を変更する予定」と公表されたとします。この変更は、その期間の試験では現行の制度として出題されません。

一方、2026年4月1日の時点ですでに施行されているNISAの制度は、現行の制度として出題されます。


確認のしかた

制度改正、金融政策、NISAの見直し、新しい金融商品、オンライン取引などの情報に出会ったら、次の順で確認します。

  1. 制度の変更か、市場の数字の変化か
  2. 施行日・適用日はいつか
  3. 受検する試験の法令基準日の時点で施行されているか

よくある間違い

  • 「最新のニュースだから現行の制度」と考える(公表済みでも施行前なら現行ではない)。
  • 法令基準日より後の情報を、法令基準日の時点の制度にさかのぼって当てはめる。
  • 金利や為替の一時点の水準を、決まった数字のように覚える。

まとめ

  • 試験は法令基準日の時点で施行されている制度で出題される(2026年6月〜2027年5月の試験は2026年4月1日)。
  • 将来施行・検討中の事項は、現行の制度と分けて整理する。
  • 金利・為替・株価は、水準よりしくみを理解する。

FP2級へのつながり

FP2級では、制度改正や税制、金融商品の具体的な条件まで確認する範囲が広がります。FP3級のうちに、施行済みの制度と将来の予定を分けて確認する習慣を身につけておくと、上位級の学習がスムーズになります。


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