電験三種(第三種電気主任技術者)「法規」のうち、保護協調と保護継電器の試験の問題です(大分類:高圧受電設備の実務・重要度A)。一問一答3問 → 五肢択一3問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:A 難易度:★☆☆
問1:反限時特性をもつ過電流継電器は、継電器に流れる電流が大きいほど動作時間が短くなる。
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正解:○
反限時特性は、電流が大きいほど動作時間が短くなる特性です。
重要度:A 難易度:★★☆
問2:過電流継電器の瞬時要素は、過負荷のような比較的小さな過電流に対して、時限をもたずに動作させるためのものである。
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正解:×
瞬時要素は、短絡電流のような大きな電流に対して時限をもたずに動作させるためのものです。過負荷のような比較的小さな過電流には、限時要素(反限時特性)で動作させます。
重要度:A 難易度:★☆☆
問3:需要家の保護継電器と配電用変電所の保護継電器との動作協調がとれていないと、需要家構内の事故によって配電線全体が停電する波及事故となるおそれがある。
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正解:○
保護協調の目的の一つは波及事故の防止です。波及事故は電気関係報告規則に基づく事故報告の対象です(同規則第3条第1項表第十二号)。
五肢択一
重要度:A 難易度:★☆☆
問4:変流比75/5Aの変流器の2次側に接続された過電流継電器の電流タップが4Aに整定されている。この継電器の動作電流を変流器の1次側に換算した値[A]として、正しいものはどれか。
- 4
- 15
- 20
- 60
- 300
【第4問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。
1次側換算の動作電流=タップ値×変流比=4×(75/5)=60A
1:誤り。2次側の値のままです。
2:誤り。変流比だけで、タップ値を掛けていません。
3:誤り。変流比ではなく2次定格電流(5A)を掛けています。
4:正しい。
5:誤り。1次定格電流(75A)を掛けています。
重要度:A 難易度:★☆☆
問5:変流比100/5Aの変流器の2次側に接続された過電流継電器(電流タップ5Aに整定)の特性試験を行う。試験では、電流タップ値の300%の電流を継電器に流して動作時間を測定する。
(a) 継電器に流す試験電流[A]の値として、正しいものはどれか。
- 1.5
- 5.0
- 8.0
- 15.0
- 300.0
【第5問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。
試験電流=5A×300%=15A
1:誤り。300%を30%として計算しています。
2:誤り。タップ値のままです。
3:誤り。5A+3Aとしています。
4:正しい。
5:誤り。1次側に換算した値です。
重要度:A 難易度:★★☆
問6:変流比100/5Aの変流器の2次側に接続された過電流継電器(電流タップ5Aに整定)の特性試験を行う。試験では、電流タップ値の300%の電流を継電器に流して動作時間を測定する。
(b) (a)の試験電流を変流器の1次側に換算した値[A]として、正しいものはどれか。
- 1,500
- 300
- 100
- 75
- 15
【第6問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。
1次側換算=15A×(100/5)=300A
1:誤り。1次定格電流100Aを掛けています。
2:正しい。
3:誤り。変流器の1次定格電流です。
4:誤り。変流比20ではなく5を掛けています。
5:誤り。2次側の値のままです。
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