会社の合併(のれん・負ののれん発生益)

学習のポイント

① まず比べる2つの金額

受入純資産 = 受入資産合計 - 受入負債合計

交付株式の対価 = 交付株式数 × 1株当たり時価

② のれん

対価が受入純資産より大きい場合、差額をのれんとして借方に計上します。

③ 負ののれん発生益

受入純資産が対価より大きい場合、差額を負ののれん発生益として貸方に計上します。

④ 差額がない場合

両者が等しければ、のれんも負ののれん発生益も計上しません。

⑤ 資本金と資本準備金

問題文の資本金組入額または組入割合に従います。

資本金 + 資本準備金 = 交付株式の対価

⑥ 仕訳の基本形

のれんが出る場合は、受け入れた各資産を借方、受け入れた各負債・資本金・資本準備金を貸方に置き、差額ののれんを借方に加えます。

負ののれん発生益が出る場合は、差額を貸方に加えます。

受け入れた資産・負債は、現金・建物・買掛金のように、それぞれの勘定科目で記帳します。

⑦ 手順

  1. 受入資産合計
  2. 受入負債合計
  3. 受入純資産
  4. 株式対価
  5. 差額判定
  6. 資本金・資本準備金
  7. 貸借一致

資産・負債の時価は問題文で示された金額を使います。株式だけを交換して会社どうしの関係を組み替える処理、新しい会社を設けて株式をまとめる処理、事業の一部だけを切り出して他社へ移す処理は扱いません。


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