重要度:B 論点:承継と成長
問70:事業承継・M&Aが単なる引継ぎ以上になりうる機会に関する記述として正しいものはどれか。
- A:経営の変革とは無関係な形式的手続にすぎない
- B:経営資源の再編・集約による成長の契機となり、「第二創業」につながることもある
- C:既存事業を縮小するためだけの手段である
【第70問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:承継は経営変革の契機となりうるため、無関係な形式的手続とするのは誤り。
・B:正解はBです。世代交代を機に新事業や投資に踏み出す契機となりうる。【試験対策】承継=成長・第二創業の機会。
・C:承継・M&Aは成長の契機となりうるため、縮小のためだけの手段とするのは誤り。
重要度:B 論点:動向と制度の区別
問71:事業承継に関し、白書が扱う「動向」と政策分野が扱う「制度」の区別として正しいものはどれか。
- A:動向は経営者高齢化・後継者不在率・M&A件数などの実態、制度は事業承継税制・引継ぎ支援センターなどの支援策を指す
- B:動向と制度はまったく同じ内容を指す
- C:動向は支援策の内容、制度は統計の実態を指す
【第71問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。問われ方が異なる。【試験対策】動向=実態、制度=支援策。
・B:動向と制度は指す内容が異なり、まったく同じとするのは誤り。
・C:動向は実態、制度は支援策であり、説明が逆である。
重要度:B 論点:第二創業
問72:事業承継を機に後継者が新たな事業や大胆な変革に踏み出すことを何というか。
- A:第二創業
- B:黒字廃業
- C:PMI
【第72問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。世代交代を成長の契機とし、新分野進出や経営革新につなげる取組。【試験対策】承継を機の変革=第二創業。
・B:黒字廃業は黒字なのに廃業することであり、承継を機に変革に踏み出す第二創業とは逆である。
・C:PMIはM&A成立後の統合であり、承継を機に新事業へ踏み出す第二創業とは異なる。
重要度:B 論点:廃業の影響
問73:中小企業の廃業増加の影響に関する記述として正しいものはどれか。
- A:廃業は社会に何ら影響を及ぼさない
- B:雇用・技術・取引関係の喪失につながる懸念があり、とくに黒字廃業は社会的に価値あるものを失う
- C:廃業が増えるほど地域経済は活性化する
【第73問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:廃業は雇用・技術等の喪失につながるため、何ら影響を及ぼさないとするのは誤り。
・B:正解はBです。黒字廃業は価値ある雇用・技術・取引関係を失うため課題とされる。【試験対策】廃業=雇用・技術喪失。
・C:廃業増加は地域経済に悪影響を及ぼしうるため、活性化するとするのは誤り。
重要度:B 論点:売り手・買い手の目的
問74:中小企業のM&Aにおける売り手・買い手の主な目的の組合せとして正しいものはどれか。
- A:売り手は後継者不在の解決や従業員の雇用維持、買い手は事業拡大や人材・技術の獲得
- B:売り手は事業拡大、買い手は後継者不在の解決
- C:売り手・買い手ともに廃業を目的とする
【第74問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。双方の目的が合致すると成立しやすい。【試験対策】売り手=承継・雇用維持、買い手=拡大・獲得。
・B:売り手と買い手の目的が入れ替わっており誤り。
・C:M&Aは事業の存続・成長を目指すものであり、双方とも廃業を目的とするとするのは誤り。
重要度:C 論点:親族内承継の課題
問75:親族内承継における主な課題として正しいものはどれか。
- A:課題は一切存在しないこと
- B:後継者が必ず外部の第三者に限られること
- C:相続・遺留分による株式分散や納税負担、後継者の意欲・適性の確保など
【第75問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:親族内承継にも相続・遺留分等の課題があり、課題が一切ないとするのは誤り。
・B:親族内承継の後継者は親族であり、外部第三者に限られるとするのは誤り。
・C:正解はCです。円滑化法や事業承継税制で対応が図られる。【試験対策】親族内=遺留分・納税・適性。

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