重要度:B
問6:事業部ごとに個別最適化されている業務と情報システムについて、ビジネス、データ、アプリケーション及びテクノロジの各視点で現状と将来像をモデル化し、組織全体の最適化を図るための設計・管理手法はどれか。
- A:EA
- B:BPR
- C:BPO
- D:Fit to Standard
【第6問:正解と解説】
正解:A
・A
正解。EA(エンタープライズアーキテクチャ)は、組織全体の業務とシステムを統一的な手法でモデル化し、ビジネス、データ、アプリケーション及びテクノロジの各アーキテクチャを整理して、業務とシステムの全体最適化を図るための設計・管理手法である。
・B
BPRは、既存の業務プロセスや組織の在り方を抜本的に見直し、業務プロセスを再設計する取組みである。
・C
BPOは、業務プロセスの全部又は一部について、その継続的な遂行を外部の専門事業者へ委託する形態である。
・D
Fit to Standardは、パッケージの標準機能をできる限りそのまま利用し、業務を標準機能へ適合させる考え方である。
重要度:B
問7:情報システムの導入の判断において、初期の導入費用だけでなく、運用・保守・教育などを含めた総費用で評価する考え方はどれか。
- A:ROI
- B:KGI
- C:BPR
- D:TCO
【第7問:正解と解説】
正解:D
・A
ROIは、投資額に対して得られた利益の割合を示す投資利益率である。
・B
KGIは、最終目標の達成度を測る重要目標達成指標である。
・C
BPRは、業務プロセスを抜本的に見直して再設計することである。
・D
正解。TCO(総所有費用)は、導入時の初期費用に加えて、運用・保守・教育・障害対応など、システムの利用に伴う全ての費用を合計して評価する考え方である。
重要度:C
問8:ERPパッケージの導入において、自社独自の業務手順に合わせた追加開発を必要最小限にし、パッケージの標準機能に業務を適合させる方針はどれか。
- A:Fit to Standard
- B:Best of Breed
- C:Lift and Shift
- D:Cloud by Default
【第8問:正解と解説】
正解:A
・A
正解。Fit to Standardは、パッケージの標準機能をできる限りそのまま利用し、業務を標準機能へ適合させることで、過度な追加開発や将来の保守負担を抑える考え方である。
・B
Best of Breedは、業務領域ごとに最適と判断した異なる製品やサービスを選択し、それらを組み合わせてシステムを構成する考え方である。
・C
Lift and Shiftは、既存のシステム構成やアプリケーションを大きく変更せず、クラウド環境などへ移行する方法である。
・D
Cloud by Defaultは、情報システムを整備するときに、クラウドサービスの利用を第一の候補として検討する考え方である。
重要度:C
問9:組織が定めたセキュリティポリシーと管理手順に従い、従業員が自分で所有するスマートフォンやパーソナルコンピュータを業務に利用する形態はどれか。
- A:シャドーIT
- B:テレワーク
- C:BYOD
- D:グリーンIT
【第9問:正解と解説】
正解:C
・A
シャドーITは、組織が把握又は承認していないIT機器、ソフトウェア、クラウドサービスなどが業務に利用されている状態を指す。
・B
テレワークは、ICTを活用し、勤務先の通常のオフィス以外の場所などで働く勤務形態である。
・C
正解。BYODは、従業員が自分で所有するスマートフォンやパーソナルコンピュータなどの端末を業務に利用する形態である。組織で導入する場合は、利用条件、端末管理及び情報セキュリティ対策を定める必要がある。
・D
グリーンITは、IT機器の省電力化やITの活用によって、環境負荷の低減を図る取組みである。
重要度:C
問10:オンプレミスでのシステム保有と比較したときの、クラウドサービス利用の特徴として適切なものはどれか。
- A:サーバなどの資産を全て自社で保有して、自社の要員だけで管理する必要がある
- B:需要が変化しても、利用する資源の量を契約の変更などで増減することはできない
- C:初期の設備投資が大きく、利用を開始するまでに長い構築期間を必要とする
- D:初期投資を抑えて利用を開始でき、需要に応じて資源の量を増減しやすい
【第10問:正解と解説】
正解:D
・A
資産の保有と自社管理はオンプレミスの特徴である。
・B
多くのクラウドサービスでは、契約内容やサービスの仕様に応じて、利用する資源をオンプレミスより柔軟に増減できる。
・C
大きな初期投資と長い構築期間は、オンプレミスで設備を構築する場合の特徴である。
・D
正解。クラウドサービスは、一般に、自社で設備を新規に構築する場合と比べて初期投資を抑えて利用を開始しやすく、サービスの仕様や契約の範囲内で、需要に応じて資源を増減しやすい。

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