電験三種(第三種電気主任技術者)「電力」のうち、分散型電源の系統連系(技術面)の問題です(大分類:電力系統の運用と制御・重要度C)。一問一答4問 → 五肢択一0問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:C 難易度:★☆☆
問1:分散型電源から配電線へ逆潮流があると、配電線の電圧が上昇することがある。
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正解:○
電圧降下v≒(PR+QX)/Vで、逆潮流では有効電力Pの向きが逆になるため、需要家側の電圧が配電用変電所側より高くなります。
重要度:C 難易度:★★☆
問2:電気設備の技術基準の解釈では、能動的方式の単独運転検出装置を、単独運転に移行したときに生じる電圧位相や周波数などの変化により単独運転状態を検出する装置と定義している。
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正解:×
これは受動的方式の定義です。能動的方式は、分散型電源の有効電力出力や無効電力出力などに平時から変動を与えておき、単独運転に移行したときにその変動に起因して生じる周波数などの変化で検出する装置です(電気設備の技術基準の解釈第220条)。
重要度:C 難易度:★★☆
問3:事故時運転継続(FRT)の要件は、系統事故による瞬時電圧低下などで分散型電源が一斉に解列し、系統の電圧・周波数の維持に大きな影響を与えることを防ぐためのものである。
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正解:○
電力広域的運営推進機関のグリッドコード検討会資料では、FRT要件の目的を、系統事故による電圧低下や周波数変動で発電設備が一斉解列し、系統全体の電圧・周波数維持に大きな影響を与えることの防止としています。
重要度:C 難易度:★★☆
問4:逆潮流による電圧上昇の対策として、パワーコンディショナの出力を抑制したり、無効電力を吸収する側に力率を調整したりする方法がある。
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正解:○
v≒(PR+QX)/Vより、逆潮流の有効電力Pを減らす(出力抑制)か、無効電力を吸収して電圧を下げる向きのQを流す(力率一定制御など)ことで電圧上昇を抑えられます。
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