2級土木施工管理技士 第一次検定のうち、盛土の締固めの品質管理の問題です(分野:施工管理法(基礎的な能力)・重要度A)。一問一答9問 → 四肢択一3問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:A 難易度:★☆☆
問1:品質規定方式は、締め固めた土の密度や含水比などを測定して盛土の品質を管理する方式である。
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正解:○
品質規定方式は、締め固めた土の密度や含水比等を点的に測定して管理する方式です(国土交通省「TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理の監督・検査要領」 1)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問2:工法規定方式は、事前の試験施工で規定の締固め度を達成する施工仕様(まき出し厚、締固め回数など)を定め、その施工仕様に基づいて施工を管理する方式である。
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正解:○
工法規定方式では、試験施工で施工仕様を確定し、まき出し厚や締固め回数を管理します(国土交通省「TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理の監督・検査要領」 1)。
重要度:A 難易度:★★☆
問3:TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理は、締固め回数を面的に管理する品質規定方式である。
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正解:×
TS・GNSSを用いた管理は、品質規定方式を工法規定方式にするもので、締固め回数を面的に管理します(国土交通省「TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理の監督・検査要領」 1)。
重要度:A 難易度:★★☆
問4:TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理を行う場合でも、従来どおり現場密度試験を省略することはできない。
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正解:×
TS・GNSSによる管理では、現場密度試験は原則として省略します。ただし、試験施工と同様の品質の材料を使用していない場合などは実施が必要です(国土交通省「TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理の監督・検査要領」 5)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問5:TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理の効果として、品質の均一化や過転圧の防止、締固め状況の早期把握による工程短縮が期待される。
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正解:○
品質の均一化、過転圧の防止、締固め状況の早期把握による工程短縮などが期待されます(国土交通省「TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理の監督・検査要領」 1・2)。
重要度:A 難易度:★★☆
問6:道路土工の盛土(砂質土)で砂置換法等により締固め度を管理する場合、路体の規格値は最大乾燥密度の90%以上である(締固め試験JIS A 1210のA・B法による場合)。
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正解:○
路体は最大乾燥密度の90%以上、路床及び構造物取付け部は95%以上です(関東地方整備局「品質管理基準及び規格値」24 道路土工)。
重要度:A 難易度:★★☆
問7:道路土工の盛土(砂質土)で砂置換法等により締固め度を管理する場合、路床の規格値は最大乾燥密度の85%以上である(締固め試験JIS A 1210のA・B法による場合)。
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正解:×
路床及び構造物取付け部の規格値は、最大乾燥密度の95%以上です(関東地方整備局「品質管理基準及び規格値」24 道路土工)。
重要度:A 難易度:★★★
問8:道路土工の路体の現場密度の測定は、1,000m³につき1回の割合で行い、1回の試験につき3孔で測定して3孔の最低値で判定する。
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正解:○
路体は1,000m³につき1回(5,000m³未満の工事は1工事当たり3回以上)、1回につき3孔で測定し最低値で判定します(関東地方整備局「品質管理基準及び規格値」24 道路土工)。
重要度:A 難易度:★★★
問9:TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理では、監督職員は、受注者が提出する土質試験及び試験施工の結果の報告書により、まき出し厚や締固め回数などの施工仕様を確認する。
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正解:○
監督職員は、土質試験・試験施工結果の報告書で施工仕様を確認します(国土交通省「TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理の監督・検査要領」 5-5)。
四肢択一
重要度:A 難易度:★★☆
問10:盛土の現場密度試験で、現場の乾燥密度が1.62g/cm³、締固め試験による最大乾燥密度が1.80g/cm³であった。締固め度として、正しいものはどれか。
- 81%
- 90%
- 95%
- 111%
【第10問:正解と解説】
正解:2
正解は2です。締固め度=現場の乾燥密度÷最大乾燥密度×100=1.62÷1.80×100=90%です。
1:誤り。
2:正しい。
3:誤り。
4:誤り。分母と分子を逆にしています(1.80÷1.62×100≒111%)。
重要度:A 難易度:★★☆
問11:盛土の締固めの品質管理に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 品質規定方式では、締め固めた土の密度や含水比などを点的に測定する。
- 工法規定方式では、試験施工で定めた施工仕様に基づき、まき出し厚や締固め回数を管理する。
- TS・GNSSを用いた締固め管理では、締固め機械の位置座標を計測して締固め回数を面的に管理する。
- TS・GNSSを用いた締固め管理では、試験施工を行わずに、施工中の現場密度試験の結果から施工仕様を決める。
【第11問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。施工仕様(まき出し厚・締固め回数等)は、事前の試験施工で定めます(国土交通省「TS・GNSSを用いた盛土の締固め管理の監督・検査要領」 1・5-5)。
1:適当。
2:適当。
3:適当。
4:適当でない。施工仕様は事前の試験施工で定めます。
重要度:A 難易度:★★☆
問12:盛土の現場密度試験で、現場の乾燥密度が1.53g/cm³、最大乾燥密度が1.80g/cm³であった。この盛土を道路の路体(規格値:最大乾燥密度の90%以上)とした場合の判定として、正しいものはどれか。
- 締固め度は85%で、規格値を満たさない。
- 締固め度は85%で、規格値を満たす。
- 締固め度は90%で、規格値を満たす。
- 締固め度は118%で、規格値を満たす。
【第12問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。締固め度=1.53÷1.80×100=85%で、規格値90%以上を満たしません。
1:正しい。
2:誤り。85%は90%未満です。
3:誤り。
4:誤り。分母と分子を逆にしています。
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