電験三種(第三種電気主任技術者)「法規」のうち、屋側電線路・引込線の問題です(大分類:電技(発変電所・電線路)・重要度A)。一問一答9問 → 五肢択一3問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:A 難易度:★☆☆
問1:高圧屋側電線路は、展開した場所に施設し、電線にはケーブルを使用する。
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正解:○
電技解釈第111条第2項第一号・第三号のとおりです。ケーブルには接触防護措置を施します。
重要度:A 難易度:★★☆
問2:高圧屋側電線路のケーブルを造営材の側面に沿って水平に取り付ける場合、ケーブルの支持点間の距離は6m以下とすればよい。
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正解:×
支持点間の距離は2m以下です。6m以下とできるのは垂直に取り付ける場合です(電技解釈第111条第2項第五号)。
重要度:A 難易度:★★☆
問3:高圧屋側電線路のケーブルを収める管の金属製部分には、接触防護措置を施す場合であっても、A種接地工事を施さなければならない。
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正解:×
原則はA種接地工事ですが、接触防護措置を施す場合はD種接地工事とすることができます(電技解釈第111条第2項第七号)。
重要度:A 難易度:★★☆
問4:低圧架空引込線の電線にケーブル以外のものを使用する場合、径間が15m以下であれば、引張強さ1.38kN以上のもの又は直径2mm以上の硬銅線を使用することができる。
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正解:○
電技解釈第116条第1項第二号ただし書のとおりです。原則は引張強さ2.30kN以上又は直径2.6mm以上の硬銅線です。
重要度:A 難易度:★★☆
問5:低圧架空引込線が道路(歩行の用にのみ供される部分を除く。)を横断する場合、技術上やむを得ない場合において交通に支障のないときは、その高さを路面上3m以上とすることができる。
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正解:○
電技解釈116-1表のとおりです。その他の場合は路面上5m以上です。
重要度:A 難易度:★☆☆
問6:低圧連接引込線は、幅5mを超える道路を横断してはならない。
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正解:○
電技解釈第116条第4項第三号のとおりです。
重要度:A 難易度:★☆☆
問7:電気設備に関する技術基準を定める省令では、高圧の連接引込線は、いかなる場合も施設してはならないとされている。
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正解:×
特別の事情があり、かつ、当該電線路を施設する造営物の所有者又は占有者の承諾を得た場合は、施設することができます(電技省令第38条ただし書)。
重要度:A 難易度:★★★
問8:高圧架空引込線の高さは、道路・鉄道・軌道の横断箇所及び横断歩道橋の上以外の場所では、電線がケーブル以外のものであるときはその下方に危険である旨の表示をすることにより、地表上3.5m以上とすることができる。
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正解:○
電技解釈第117条第1項第四号のとおりです。
重要度:A 難易度:★★☆
問9:高圧架空引込線の電線には、屋外用ビニル絶縁電線を使用することができる。
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正解:×
高圧架空引込線の電線は、引張強さ8.01kN以上又は直径5mm以上の硬銅線を使用する高圧絶縁電線若しくは特別高圧絶縁電線、引下げ用高圧絶縁電線又はケーブルです(電技解釈第117条第1項第一号)。
五肢択一
重要度:A 難易度:★☆☆
問10:電気設備の技術基準の解釈に基づく低圧架空引込線の高さについて、次の文章の(ア)〜(ウ)に当てはまる数値の組合せとして、正しいものはどれか。ただし、いずれも技術上やむを得ない場合の特例は用いないものとする。
低圧架空引込線の高さは、道路(歩行の用にのみ供される部分を除く。)を横断する場合は路面上(ア)以上、鉄道又は軌道を横断する場合はレール面上(イ)以上、道路の横断・鉄道等の横断・横断歩道橋の上以外の場所では地表上(ウ)以上とする。
- (ア)6m (イ)5.5m (ウ)4m
- (ア)5m (イ)5.5m (ウ)4m
- (ア)5m (イ)6m (ウ)4m
- (ア)5m (イ)5.5m (ウ)2.5m
- (ア)6m (イ)5.5m (ウ)5m
【第10問:正解と解説】
正解:2
正解は2です(電技解釈116-1表)。
1:誤り。(ア)は5mです。6mは低高圧架空電線の道路横断の値です。
2:正しい。
3:誤り。(イ)は5.5mです。
4:誤り。(ウ)は4mです。2.5mは技術上やむを得ない場合で交通に支障のないときの値です。
5:誤り。(ア)は5m、(ウ)は4mです。
重要度:A 難易度:★★☆
問11:電気設備の技術基準の解釈に基づく低圧連接引込線の施設について、次のうち誤っているものはどれか。
- 引込線から分岐する点から100mを超える地域にわたらないこと。
- 幅5mを超える道路を横断しないこと。
- 屋内を通過する場合は、ケーブルを使用すること。
- 電線は、ケーブルである場合を除き、原則として引張強さ2.30kN以上のもの又は直径2.6mm以上の硬銅線であること。
- 第116条第1項から第3項まで(低圧架空引込線等の施設)の規定に準じて施設すること。
【第11問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。低圧連接引込線は、屋内を通過してはなりません(電技解釈第116条第4項第四号)。
1:正しい。電技解釈第116条第4項第二号。
2:正しい。同項第三号。
3:誤り。電線の種類にかかわらず、屋内を通過しないこととされています。
4:正しい。同条第4項第一号により第1項第二号に準じます。
5:正しい。同条第4項第一号。
重要度:A 難易度:★★☆
問12:電気設備の技術基準の解釈に基づく屋側電線路・屋上電線路・引込線の施設について、次のうち正しいものはどれか。
- 高圧屋側電線路の電線には、高圧絶縁電線を使用することができる。
- 低圧屋側電線路は、構内であるか否かにかかわらず、制限なく施設することができる。
- 高圧屋上電線路の電線には、高圧絶縁電線を使用することができる。
- 高圧架空引込線の電線が絶縁電線である場合は、がいし引き工事により施設する。
- 高圧屋側電線路のケーブルを造営材に垂直に取り付ける場合、支持点間の距離は10m以下とする。
【第12問:正解と解説】
正解:4
正解は4です(電技解釈第117条第1項第二号)。
1:誤り。高圧屋側電線路の電線はケーブルです(同解釈第111条第2項第三号)。
2:誤り。1構内等に施設する場合などに限り施設できます(同解釈第110条第1項)。
3:誤り。高圧屋上電線路の電線はケーブルです(同解釈第114条第2項第一号)。
4:正しい。
5:誤り。垂直に取り付ける場合は6m以下です(同解釈第111条第2項第五号)。
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