電験三種(第三種電気主任技術者) 法規 一問一答・五肢択一(全8問)|架空電線路の支持物・荷重・支線

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電験三種(第三種電気主任技術者)「法規」のうち、架空電線路の支持物・荷重・支線の問題です(大分類:電技(発変電所・電線路)・重要度B)。一問一答5問 → 五肢択一3問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。

一問一答(○×)

重要度:B 難易度:★☆☆

問1:架空電線路の支持物に取扱者が昇降に使用する足場金具等を施設する場合は、原則として地表上1.8m以上に施設する。

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正解:○

電技解釈第53条のとおりです。


重要度:B 難易度:★☆☆

問2:丙種風圧荷重は、甲種風圧荷重の0.3倍を基礎として計算したものである。

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正解:×

丙種風圧荷重は甲種風圧荷重の0.5倍を基礎とします(電技解釈第58条第1項第一号イ(ハ))。0.3倍は着雪時風圧荷重の値です。


重要度:B 難易度:★★☆

問3:架空電線路の支持物の基礎の安全率は、原則として2以上(鉄塔における異常時想定荷重又は異常着雪時想定荷重については1.33以上)とする。

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正解:○

電技解釈第60条第1項のとおりです。


重要度:B 難易度:★☆☆

問4:架空電線路の支持物に施設する支線の安全率は、原則として1.5以上とする。

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正解:×

支線の安全率は原則2.5以上です(電技解釈第61条第1項第二号)。1.5以上は第62条及び第70条第3項の支線の値です。


重要度:B 難易度:★★☆

問5:電技省令では、架空電線路の支持物の材料及び構造は、支持する電線等による引張荷重、10分間平均で風速40m/sの風圧荷重等を考慮し、倒壊のおそれがないよう安全なものでなければならないとされている。

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正解:○

電技省令第32条第1項のとおりです。人家が多く連なっている場所では、その2分の1の風圧荷重を考慮して施設できます。

五肢択一

重要度:B 難易度:★★☆

問6:電気設備の技術基準の解釈に基づく風圧荷重について、次の文章の(ア)〜(ウ)に当てはまる数値の組合せとして、正しいものはどれか。
甲種風圧荷重の計算に用いる架渉線(多導体を構成する電線を除く。)の垂直投影面に加わる圧力は(ア)である。乙種風圧荷重は、架渉線の周囲に厚さ(イ)、比重0.9の氷雪が付着した状態に対し、甲種風圧荷重の(ウ)倍を基礎として計算する。

  1. (ア)880Pa (イ)6mm (ウ)0.5
  2. (ア)980Pa (イ)10mm (ウ)0.5
  3. (ア)980Pa (イ)6mm (ウ)0.3
  4. (ア)980Pa (イ)6mm (ウ)0.5
  5. (ア)1,180Pa (イ)6mm (ウ)0.5
【第6問:正解と解説】

正解:4

正解は4です(電技解釈第58条第1項第一号・58-1表)。

1:誤り。880Paは多導体を構成する電線の値です。

2:誤り。(イ)は6mmです。

3:誤り。(ウ)は0.5です。0.3倍は着雪時風圧荷重です。

4:正しい。

5:誤り。(ア)は980Paです。


重要度:B 難易度:★★☆

問7:電気設備の技術基準の解釈に基づく架空電線路の支持物等について、次のうち誤っているものはどれか。

  1. B種鉄筋コンクリート柱を使用する高圧架空電線路の径間は、長径間工事以外の箇所では150m以下としなければならない。
  2. 高温季においては、全ての地方で甲種風圧荷重を適用する。
  3. 氷雪の多い地方以外の地方の低温季には、丙種風圧荷重を適用する。
  4. 支線により線を使用する場合は、素線を3条以上より合わせたものとする。
  5. 支線により線を使用する場合の素線は、直径2mm以上、かつ、引張強さ0.69kN/mm²以上の金属線とする。
【第7問:正解と解説】

正解:1

正解は1です。B種鉄筋コンクリート柱の径間は、長径間工事以外の箇所で250m以下です(電技解釈63-1表)。

1:誤り。250m以下です。150m以下は木柱・A種柱の値です。

2:正しい。電技解釈58-2表。

3:正しい。同表。

4:正しい。同解釈第61条第1項第三号イ。

5:正しい。同号ロ。


重要度:B 難易度:★★☆

問8:電気設備の技術基準の解釈に基づく架空電線路の支持物等について、次のうち正しいものはどれか。

  1. 鉄塔を使用する使用電圧66,000Vの架空電線路の径間は、長径間工事以外の箇所では400m以下とする。
  2. 乙種風圧荷重は、架渉線に氷雪が付着しない状態で、甲種風圧荷重の0.5倍を基礎として計算する。
  3. 人家が多く連なっている場所に施設される低圧又は高圧の架空電線路の支持物及び架渉線には、甲種風圧荷重又は乙種風圧荷重に代えて丙種風圧荷重を適用することができる。
  4. 木柱を使用する高圧架空電線路の径間は、長径間工事以外の箇所では250m以下とする。
  5. 支持物に昇塔防止のための装置を施設した場合でも、足場金具等は地表上1.8m以上に施設しなければならない。
【第8問:正解と解説】

正解:3

正解は3です(電技解釈第58条第1項第一号ハ)。

1:誤り。170,000V未満の鉄塔は600m以下です(同解釈63-1表)。

2:誤り。厚さ6mm、比重0.9の氷雪が付着した状態に対して計算します(同解釈第58条)。

3:正しい。

4:誤り。木柱は150m以下です(同解釈63-1表)。

5:誤り。昇塔防止のための装置を施設する場合は、1.8mによらないことができます(同解釈第53条第二号)。

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