2級土木施工管理技士 第一次検定のうち、設計図の読み方(擁壁・カルバート・橋梁)の問題です(分野:共通工学・重要度A)。一問一答9問 → 四肢択一3問の順に解き、解答・解説は各問題の下を開いて確認してください。
一問一答(○×)
重要度:A 難易度:★★☆
問1:逆T型擁壁の底版は、たて壁より前面(土を支えない側)に張り出したつま先版と、背面(土を支える側)に張り出したかかと版からなる。
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正解:○
逆T型擁壁は、たて壁・つま先版・かかと版からなり、つま先版とかかと版で底版を構成します(山梨県「擁壁工」図-5.1.2)。
重要度:A 難易度:★★☆
問2:逆T型擁壁やL型擁壁などの片持ばり式擁壁は、かかと版上の土の重量を擁壁の安定に利用できない。
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正解:×
片持ばり式擁壁は、かかと版上の土の重量を擁壁の安定に利用できる形式です(山梨県「擁壁工」表-5.2.2)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問3:重力式擁壁は、主として擁壁の自重によって土圧に抵抗する形式の擁壁である。
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正解:○
重力式擁壁は自重により土圧(水平荷重)に抵抗します(山梨県「擁壁工」表-5.2.2)。
重要度:A 難易度:★☆☆
問4:ボックスカルバートの各部の名称には、頂版、側壁、底版があり、頂版と側壁などの隅角部にはハンチを設ける。
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正解:○
ボックスカルバートは頂版・側壁・底版からなり、隅角部にハンチを設けます(近畿地方整備局 設計便覧(案) 第3編道路 第5章)。
重要度:A 難易度:★★☆
問5:鋼道路橋において、横構は、主として鉛直方向の自動車荷重を支えるための部材である。
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正解:×
横構は、風荷重や地震荷重などの水平荷重に抵抗するための部材です(埼玉県 橋梁点検の手引き)。鉛直方向の荷重を主に受けるのは主桁です。
重要度:A 難易度:★☆☆
問6:支承は、橋の上部構造と下部構造との間に設けられる部材である。
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正解:○
支承は上部構造と下部構造の間に設けられます(国土交通省「道路橋定期点検要領」付録1)。
重要度:A 難易度:★★☆
問7:道路構造令において、路肩とは、道路の主要構造部を保護し、又は車道の効用を保つために、車道、歩道、自転車道等に接続して設けられる帯状の道路の部分をいう。
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正解:○
路肩の定義は道路構造令第2条のとおりです。
重要度:A 難易度:★★★
問8:道路構造令において、中央帯とは、車両の運転者の視線を誘導し、側方余裕を確保するために、路肩の車道に接続する部分に設けられる帯状の部分をいう。
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正解:×
問題文は「側帯」の定義に近い内容です。中央帯は、車線を往復の方向別に分離し、側方余裕を確保するための帯状の部分です(道路構造令第2条)。
重要度:A 難易度:★★☆
問9:図面において、見えない部分の形状を表す線(かくれ線)には、一点鎖線を用いる。
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正解:×
かくれ線には破線を用います。一点鎖線は中心線・切断線・基準線などに用います(国土交通省「CAD製図基準(案)」1-4節)。
四肢択一
重要度:A 難易度:★★☆
問10:尺度1:500の図面上で12cmの長さは、実際の長さで何mか。
- 60m
- 6m
- 24m
- 600m
【第10問:正解と解説】
正解:1
正解は1です。実際の長さ=図上の長さ×尺度の分母=12cm×500=6,000cm=60mです。
1:正しい。12×500=6,000cm=60m。
2:誤り。単位の換算を誤っています。
3:誤り。
4:誤り。単位の換算を誤っています。
重要度:A 難易度:★★☆
問11:国土交通省の道路橋定期点検要領に示される部材の区分に関する次の記述のうち、適当でないものはどれか。
- 主桁、横桁、対傾構は、上部構造の部材である。
- 胸壁、竪壁、翼壁は、橋台の部材である。
- 沓座、支承台座、アンカーボルトは、支承部に関係する部材である。
- 伸縮装置は、下部構造の基礎の部材である。
【第11問:正解と解説】
正解:4
正解は4です。伸縮装置は、橋の継目部に設けられる部材で、下部構造の基礎の部材ではありません(国土交通省「道路橋定期点検要領」付録1)。
1:適当。
2:適当。
3:適当。
4:適当でない。伸縮装置は基礎の部材ではありません。
重要度:A 難易度:★★☆
問12:図面に用いる線の種類と主な用途の組合せとして、次のうち適当なものはどれか。
[線の種類][主な用途]
- 破線 ― 中心線
- 一点鎖線 ― 見えない部分の形状
- 二点鎖線 ― 想像線
- 破線 ― 寸法線
【第12問:正解と解説】
正解:3
正解は3です。二点鎖線は想像線に用います(国土交通省「CAD製図基準(案)」1-4節)。
1:誤り。中心線は一点鎖線です。
2:誤り。見えない部分は破線です。
3:正しい。
4:誤り。寸法線は実線です。
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