重要度:A 論点:段取り改善の方向
問76:段取り改善の基本的な方向として最も適切なものはどれか。
- A:段取り作業をなくすことはできないので改善しない
- B:外段取りを内段取り化する
- C:内段取りを外段取り化して設備停止時間を短縮する
【第76問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:段取り時間は短縮の余地があり、改善しないという判断は適切ではありません。
・B:外段取りを内段取り化すると停止時間が増えるため、改善の方向とは逆です。
・C:正解はCです。段取り改善では、内段取り(停止が必要)を外段取り(停止不要)へ移すことで設備停止時間を短縮するのが有効です。 【試験対策】内段取り→外段取り化が段取り改善の定石、で押さえましょう。
重要度:B 論点:段取り時間とロットサイズ
問77:段取り時間とロットサイズの関係として最も適切なものはどれか。
- A:段取り時間が長いほどロットを小さくしやすい
- B:段取り時間とロットサイズは無関係
- C:段取り時間が短くなるとロットサイズを小さくしやすくなり、在庫削減・LT短縮に役立つ
【第77問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:段取り時間が長いと小ロット化は難しくなるため、記述が逆です。
・B:段取り時間はロットサイズの選択に影響するため、無関係ではありません。
・C:正解はCです。段取り時間が短くなると小ロット化しやすくなり、在庫削減やリードタイム短縮に役立ちます。ただし小さくしすぎると段取り回数が増え負担が増すこともあります。 【試験対策】段取り短縮→小ロット化→在庫・LT削減、の流れを押さえましょう。
重要度:A 論点:デカップリングポイント
問78:見込生産と受注生産の分岐点となる、顧客注文が生産・供給活動に入り込む地点を何というか。
- A:損益分岐点
- B:デカップリングポイント
- C:ボトルネック
【第78問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:損益分岐点は利益がゼロになる売上点であり、見込と受注の分岐点ではありません。
・B:正解はBです。見込生産と受注生産の分岐点となり、顧客注文が生産・供給活動に入り込む地点がデカップリングポイントです。 【試験対策】この点より上流=見込、下流=受注対応、で押さえましょう。
・C:ボトルネックは能力を制約する工程であり、見込と受注の分岐点ではありません。
重要度:B 論点:デカップリングポイントの位置
問79:デカップリングポイントの位置に関する説明として最も適切なものはどれか。
- A:顧客に近いほど受注対応の範囲が広がる
- B:顧客に近いほど見込生産の範囲が広がり、上流にあるほど受注後に対応する範囲が広がる
- C:位置は生産形態に影響しない
【第79問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:顧客に近いほど見込生産の範囲が広がるため、記述が逆です。
・B:正解はBです。デカップリングポイントが顧客に近いほど見込生産の範囲が広く、上流にあるほど受注後に対応する範囲が広くなります。 【試験対策】顧客寄り=見込多、上流寄り=受注対応多、で押さえましょう。
・C:デカップリングポイントの位置は見込/受注の範囲を左右するため、影響しないとはいえません。
重要度:A 論点:BTO(受注組立)
問80:部品やモジュールを見込みで準備し、注文を受けてから組み立てる方式を一般に何というか。
- A:JIT
- B:MTS(Make To Stock)
- C:BTO(Build To Order)
【第80問:正解と解説】
正解:C
【解説】
・A:JITは必要量を必要なときに供給する考え方であり、受注組立の方式名(BTO)ではありません。
・B:MTSは需要予測に基づき完成品を見込みで作る方式であり、受注後に組み立てるBTOとは異なります。
・C:正解はCです。注文を受けてから組み立てるのがBTO(Build To Order)で、部品・モジュールを見込みで準備し受注後に組み立てる方式です。ATO(Assemble To Order)とほぼ同義で使われ、MTS(見込で完成品)とMTO(受注後に一から生産)の中間に位置づけられます。 【試験対策】BTO/ATO=部品は見込・組立は受注、MTOとMTSの中間。
重要度:A 論点:マスカスタマイゼーション
問81:大量生産の効率性と個別対応の柔軟性を両立しようとする考え方を何というか。
- A:マスカスタマイゼーション
- B:ジョブショップ生産
- C:少品種大量生産
【第81問:正解と解説】
正解:A
【解説】
・A:正解はAです。大量生産の効率性と個別対応の柔軟性を両立しようとするのがマスカスタマイゼーションで、モジュール化やIT活用が重要になることがあります。 【試験対策】マスカスタマイゼーション=効率と個別対応の両立(モジュール化・IT)、で押さえましょう。
・B:ジョブショップ生産は多品種少量の個別対応の形態であり、大量生産との両立を狙う概念ではありません。
・C:少品種大量生産は効率を重視する形態であり、個別対応の柔軟性との両立を狙う概念ではありません。
重要度:B 論点:受注対応型の課題
問82:受注対応型の生産における課題として最も適切なものはどれか。
- A:顧客仕様に対応すると必ず納期も短くなる
- B:顧客仕様への対応力と納期短縮の両立が課題になる
- C:受注対応型では在庫をどこに持つかを考える必要がない
【第82問:正解と解説】
正解:B
【解説】
・A:顧客仕様への対応は工数が増え納期が延びやすいため、必ず短くなるわけではありません。
・B:正解はBです。受注対応型の生産では、顧客仕様への対応力と納期短縮の両立が課題になります。在庫をどこまで持ちどこから受注対応するか(デカップリングポイント)を考えることが重要です。 【試験対策】仕様対応と納期短縮のトレードオフを押さえましょう。
・C:受注対応型では在庫の持ち方(デカップリングポイント)が重要であり、考える必要がないとはいえません。

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