最終更新日:2026年9月16日
市販テキストや講座で全体像をつかみ、オリジナル問題で理解を確かめ、公式過去問で本試験の聞かれ方に慣れるための学習案内です。
当サイトでは、出題のねらいと根拠を確認できる問題を目指して教材を制作しています。賃貸不動産経営管理士は、8分野で333問(○×と四肢択一)を公開しています。根拠資料の版を確認中の問題があるため一部のページは準備中で、確認でき次第、順次公開します。各問に共通条件と根拠を付けているので、市販教材・公式過去問と組み合わせて学習してください。
当サイトのオリジナル問題は、本試験で実際に使用された問題ではありません。体系的な説明には対応年度のテキストを使い、問題の答えだけでなく判断の理由まで説明できる状態を目指します。
目次
- このサイトの使い方
- 合格を目指す3段階
- 2026年度の試験情報
- まず何をするか
- 学習時間と期間の考え方
- 全体フェーズと推奨ルート
- Phase 0 学習準備
- Phase 1 テキストで全体像をつかむ
- Phase 2 ○×で知識を確かめる
- Phase 3 四択・個数・組合せで判断する
- Phase 4 公式過去問で総仕上げ
- 8週間の学習モデル
- 週次学習と復習
- 分野別の着眼点
- 本試験での時間配分
- つまずいたときの対処
- 試験前の最終チェック
- まとめ
- 参考にした公式情報
このサイトの使い方
| 学習すること | 使う教材 | 目標 |
|---|---|---|
| 制度の全体像を知る | 対応年度の市販テキスト・講座 | 用語と当事者の関係をつかむ |
| 混同を整理する | 各問の解説と比較表 | 原則と例外、似た制度を区別する |
| 知識を確認する | オリジナル○× | 誤った部分を正しく直せる |
| 条件を読んで判断する | オリジナル四肢択一 | 全記述の正誤を説明できる |
| 本試験に慣れる | 公式過去問・対応年度の問題集 | 初見の文章と時間配分に対応する |
合格を目指す3段階
| 段階 | 進め方 | 確認すること |
|---|---|---|
| 第1段階 | テキストを読み、同じ論点の○×を解く | 主語・条件・結論を理解したか |
| 第2段階 | 四択・個数・組合せに取り組む | 正解以外の記述も判断できるか |
| 第3段階 | 過去問を時間内に解き、苦手論点へ戻る | 答えを覚えていない問題にも対応できるか |
全範囲のテキストを読み終えるまで演習を待つ必要はありません。一つの単元ごとに「読む→解く→理由を確認する」を繰り返します。
2026年度の試験情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年11月15日(日) |
| 試験時間 | 13:00〜15:00、120分 |
| 出題 | 四肢択一50問。所定の講習修了者は45問 |
| 法令等の基準 | 2026年4月1日時点で施行されている規定 |
| 統計の基準 | 同日時点で公表されているデータ |
| WEB申込期限 | 2026年9月30日23:59 |
| 郵送申込期限 | 2026年9月24日、当日消印有効 |
上記は2026年度の案内です。申込・持ち物・会場の詳細は、協議会の試験実施要領で確認してください。翌年度に受験する方は、翌年度の基準に合わせて教材を選びます。
まず何をするか
- 受験年度と申込期限を確認する。
- 1週間に確保できる学習時間を決める。
- 対応年度のテキストを1冊、又は講座を一つ決める。
- 公式過去問を数問見て、文章の長さと形式を確認する。
- 間違えた論点と理由を記録するノートやメモを用意する。
教材を選ぶとき
すでに対応年度のテキストを持っていれば、それを中心に進めて構いません。買い足す前に、解説の読みやすさ、法改正の対応、正誤表の有無を確認してください。講座を選ぶ場合は、説明の分かりやすさに加えて、必要な質問対応や受講期間が含まれるかを確認します。
学習時間と期間の考え方
以下は当サイトの学習計画例で、合格に必要な時間の実証値ではありません。経験・予備知識・復習の状況で調整してください。
| モデル | 週間時間 | 期間 | 計画上の総時間 |
|---|---|---|---|
| 復習中心 | 10時間 | 8週間 | 80時間 |
| 基礎から | 10時間 | 12週間 | 120時間 |
| 余裕を持つ | 10時間 | 16週間 | 160時間 |
2026年9月16日から本試験までは約8週間半です。初学者が8週間で必ず仕上がるという意味ではありません。残り期間に合わせ、全範囲に一度触れる時間と、過去問・復習の時間を先に確保します。
配分の出発点は、テキスト30%、○×25%、四択20%、過去問と総復習25%。これは学習上の提案です。基礎用語が分からなければ読む時間を、条件の読み落としが多ければ解説付き演習の時間を増やします。
全体フェーズと推奨ルート
| フェーズ | 内容 | 次へ進む目安 |
|---|---|---|
| Phase 0 | 学習準備 | 年度・教材・時間・記録方法が決まる |
| Phase 1 | テキストで理解 | 当事者と制度の目的を説明できる |
| Phase 2 | ○×で確認 | 正誤の理由を説明できる |
| Phase 3 | 四択で判断 | 各記述の真偽と条件を説明できる |
| Phase 4 | 過去問と総復習 | 時間内に解き、弱点を把握できる |
初学者向けの学習順は、①賃貸借・民法の基礎 → ②登録・業務管理者 → ③管理受託契約・報告 → ④特定賃貸借 → ⑤金銭管理・原状回復 → ⑥建物・設備 → ⑦関連法・実務・政策 → ⑧税・保険・経営です。建物・設備は後半まで手を付けずに残さず、第2週から短時間でも並行して始めます。
これは学習用の8区分です。協議会が示す試験範囲の6区分や、公式の配点を意味するものではありません。
Phase 0 学習準備
目的
使う教材を絞り、受験日までの学習枠を確保します。
進め方
申込を確認したら、テキストの目次と公式の試験範囲を見比べます。最初に見る過去問は解けなくても構いません。記録欄を「論点/間違えた原因/次に確認すること」に分けておきます。
次へ進む基準
受験年度、使う教材、週間時間、最初の単元が決まっていること。
Phase 1 テキストで全体像をつかむ
目的
法律や制度を、当事者の関係と結び付けて理解します。
進め方
単元を一つ読み、「誰が」「誰に」「いつ」「何をするか」をメモします。管理受託契約、普通借家、定期借家、特定賃貸借を混同しないよう、契約関係を図にします。分からない細部に印を付け、同じ単元の演習へ進みます。
次へ進む基準
制度の目的と登場人物を説明できること。細部をすべて暗記するまで待つ必要はありません。
Phase 2 ○×で知識を確かめる
目的
ルールを思い出し、誤りを見抜いて直せるようにします。
進め方
1回5〜10問を目安に解き、正解しても解説を読みます。×の文章は誤った箇所を直し、○の文章は成立する条件を説明します。勘で当たった問題も復習対象です。当サイトの○×は1ページ5問で、分野ごとに賃貸不動産経営管理士トップから進められます。
次へ進む基準
別の日に解いて8割程度を目安に正解し、誤答の理由を説明できること。8割はサイト独自の進捗目安で、合格基準や合格保証ではありません。
Phase 3 四択・個数・組合せで判断する
目的
事例の条件を読み、複数の記述を一つずつ検討する力を付けます。
進め方
単純な四択も、正解の番号だけで終わらせず、各記述の正誤と理由を確認します。個数問題は先に各記述を○×で判定し、その後に数えます。組合せ問題は判定結果と選択肢を照合します。当サイトの四肢択一は1ページ2問で、各分野の一問一答を終えてから同じ分野の四肢択一へ進む順に並べています。
次へ進む基準
正解以外の選択肢にも理由が言えること。同じ問題の暗記だけで判断せず、別の事例でも確かめます。
Phase 4 公式過去問で総仕上げ
目的
本試験の文章、論点の混ざり方、時間配分を確認します。
進め方
公式過去問を解き、公式正解表で採点します。古い問題は現在の法令と一致しない場合があるため、対応年度の解説や公式資料で差分を確認してください。
初見の実力を確かめるには、少なくとも1回分を解かずに残しておきます。全解答正解の扱いとなった問題は通常の理解確認と分けて記録し、公式正解表の注記も読みます。
復習は「過去問で迷った論点 → テキスト・要点解説 → 別のオリジナル問題 → 過去問」の順。新しい問題でも同じルールを使えるか確認します。
8週間の学習モデル
週10時間を確保できる場合の計画例です。当サイトの○×と四肢択一を、テキストの読み進めに合わせて分野ごとに使ってください。
| 週 | 主な学習内容 | 到達目標 |
|---|---|---|
| 第1週 | 賃貸借・民法の基礎 | 主体、契約成立、権利義務を整理 |
| 第2週 | 登録・業務管理者、建物設備の導入 | 制度の対象と役割を区別 |
| 第3週 | 管理受託契約・報告 | 説明・書面・変更・報告を整理 |
| 第4週 | 特定賃貸借、賃貸借の終了・保証 | 契約関係と規制を区別 |
| 第5週 | 金銭管理・原状回復 | 負担の理由と対象を説明 |
| 第6週 | 建物設備、関連法、税・保険・経営 | 未学習範囲を一巡 |
| 第7週 | 全分野四択、公式過去問 | 初見で迷う論点を特定 |
| 第8週 | 時間を測った演習、弱点・改正確認 | 見直し時間を確保して解く |
12週間で学ぶ場合は第1〜6週の範囲を10週間に広げ、最後の2週間を仕上げに使います。
週次学習と復習
平日1時間×5日、土日各2時間半で週10時間の例です。
| 曜日 | 学習内容 |
|---|---|
| 月 | 新しい単元のテキスト |
| 火 | 同じ論点の○×と解説 |
| 水 | 誤答の確認、過去の単元の復習 |
| 木 | 四択・個数・組合せ |
| 金 | 建物設備又は苦手論点 |
| 土 | 新規単元とまとめ演習 |
| 日 | 週間復習、後半は時間を測った過去問 |
復習の出発点は翌日・1週間後・1か月後。理由まで説明できる問題は間隔を広げ、説明できない問題は早めに戻ります。
分野別の着眼点
当サイトの8分野です。分野名から問題一覧へ進めます。
| 分野 | 特に区別したいこと |
|---|---|
| 管理受託契約 | 契約前・締結時・変更時・定期報告 |
| 賃貸住宅管理業の登録・業務規制 | 業者と担当者、登録と更新、対象業務 |
| 特定賃貸借契約・サブリース規制 | 所有者・転貸人・入居者、契約ルールと業規制 |
| 賃貸借契約・更新・終了 | 原則と特約、成立と終了、普通借家と定期借家 |
| 修繕・原状回復・敷金管理 | 支払義務、損耗原因、負担範囲 |
| 建物・設備の維持管理 | 部材の役割、不具合の原因、点検方法 |
| 個人情報・関連法令 | 適用対象、義務と推奨、取得から廃棄までの流れ |
| 税金・保険・不動産経営 | 対象、時点、制度・商品の前提 |
本試験での時間配分
50問を120分で解く場合、単純平均は1問2分24秒ですが、同じ時間で解く必要はありません。次の配分から練習し、自分に合わせて調整します。
| 段階 | 時間 | 行うこと |
|---|---|---|
| 第1巡 | 80分 | 解ける問題を進め、迷う問題に印を付ける |
| 第2巡 | 25分 | 長い事例・個数・組合せと保留問題を確認 |
| 最終確認 | 15分 | 未回答、マークのずれ、正誤の読み違いを確認 |
5問免除の方は45問用に調整してください。免除対象は受験票・当日の問題冊子で確認し、特定の学習分野を一律に省かないようにします。
つまずいたときの対処
| 状況 | 対処 |
|---|---|
| 用語が分からない | テキストへ戻り、当事者と目的を確認 |
| 答えは覚えたが理由が言えない | 別の事例を解き、適用条件を説明 |
| 個数・組合せで落とす | 各記述の○×と、数える段階を分ける |
| 建物設備が苦手 | 図で位置と役割を確認し、原因と対処を組にする |
| 根拠資料と教材で説明が違う | 年度・原則と例外・特約の有無を確認 |
| 過去問が解けない | 語句不足、条件の見落とし、制度の混同に分けて復習 |
| 説明を読んでも理解が進まない | 講義や質問対応のある学習方法も検討 |
試験前の最終チェック
- 全学習分野に一度は触れた。
- 正誤の理由と、間違った記述の直し方を説明できる。
- 個数・組合せの全記述を判断した。
- 公式過去問を解き、正解表の注記も確認した。
- 対応年度の法令・統計・教材の正誤表を確認した。
- 120分の演習を行い、見直し時間を残せた。
- 申込、受験票、会場、持ち物を確認した。
まとめ
テキストで理解し、オリジナル問題で別の聞かれ方を試し、公式過去問で本試験への対応を確認します。点数だけでなく「なぜそうなるか」を説明できることを、毎日の学習の目標にしてください。